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9/17-21 畠山直哉さん最終講義を受けて作成したブックリスト

9/17-21は元々暇じゃなかったのだが、他に立てていた自分の仕事に関する計画(テスト勉強する予定だった)をほっぽり出して最終講義へと向かい、休み時間はT3 Photo Festivalの作品運搬の手配の電話などをし、5日間、パソコンでメモを取りながら講義を聴いた。知っている書籍、初見の書籍、色々あったが紹介されたものの中から自分が興味を持ったものを抽出してリストを作ろうと思う。9月中に作成したかったが、10月後半になってやっと時間ができた。

9/17の講義より

・The Story of Photography: An illustrated History(1983年)
    表紙はモーリス・ドニ。地方の図書館に行くと古い日本語訳版があるらしい。

・日本写真史 1840-1945(1971年)
多木浩二、内藤正敏、東松照明などが執筆した写真史に関する本。

・The Genius of Photography
BBCが制作した写真について語る映像シリーズ。現代の写真家も登場する。講義中、畠山さんがめちゃくちゃ推していた。

・The Genius of Photography(2008年)
上記のDVDと同じ時期に出たが、企画者は別の人とおっしゃっていた気がする。

・Burning with Desire: The Conception of Photography(1999)
講義の中では新世代の写真批評と紹介された。ジェフリー・バッチェンの著作。

9/18の講義より

・美術手帖 1968年12月増刊 写真 いま、ここに(1968年)

・インディペンデント・フォトグラファーズ・イン・ジャパン 1976-83(1989年)

・パリ・ニューヨーク・東京(1985年)

・写真をアートにした男 石原悦郎とツァイト・フォト・サロン(粟生田 弓、2022年)

・日本写真全集 12 ニューウェーブ(1988年)
表紙は畠山直哉さん。

・複製技術時代の芸術

9/19の講義より

・List of photographs considered the most important(wikipedia)
写真好きが集まって編集された重要だとみなされている写真リスト。

・The New Color Photography(1981)
影響を受けたとおっしゃっていた。

・Shooting Space: Architecture in Contemporary Photography(2014)

・Twentysix Gasoline Stations(Ed Ruscha, 1963年)

・Twentysix recycled Gasoline Stations

・Desert Cantos(Richard Misrach, 1987年)

・なぜ脳はアートがわかるのか―現代美術史から学ぶ脳科学入門―(エリック・R・カンデル、高橋洋訳)

9/20の講義より

冒頭で畠山直哉さんの写真の紹介があり、BGMとしてharuka nakamuraが流れていた。

・音楽のある風景(haruka nakamura)

・Andreas Gursky

・グループf/64(wikipedia)

・写真に帰れ: 伊奈信男写真論集

・映画とは何か(アンドレ・バザン著、 野崎 歓、大原 宣久、谷本 道昭 翻訳)

・文学とは何か(テリー・イーグルトン著、大橋洋一翻訳)

・これはパイプではない(マグリット)

・中心の喪失―危機に立つ近代芸術(ハンス・ゼードルマイヤー著、石川公一、阿部公正翻訳)

・写真のアルケオロジー(ジェフリー・バッチェン著、前川修、佐藤守弘翻訳)

・Art History, After Sherrie Levine(Howard Singerman, 2011年)

・'I'm not really interested in photography. I'm interested in art” - Nan Goldin

・SWIMMERS(Larry Sultan, 2023年)

9/21の講義より

対談の日だったので、関連書籍に触れるのは少なめ。同時代の国内外の写真家との距離感や当時の思い出を中心に語られた。

・美術手帖 1999年11月号 超・写真芸術!

・写真時代

・Mapplethorpe Flora: The Complete Flowers (Robert Mapplethorpe)


他にもたくさん写真家や関連書籍が紹介されていたが、出席できなかった人のために自分の興味に刺さったものを中心にブックリストを公開する。

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