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宿便も出てリセットされた腸

朝方、大腸内視鏡検査の為に前日に飲んだ下剤が効いてきた痛みで起きた。

いつもより30分早く起きるはずで目覚ましをかけたが、うっかり二度寝していつも通り。

歯を磨いて水を飲み、腸管洗浄剤を飲み始める。1時間かけて1L飲むスケジュールだがこれが進まぬ。冷やしておくと飲みやすいと書いてあったので昨晩に仕込んでおいたが、進まない理由は味ではなく空腹にどんどん水分を流し込む不快感だろう。

スケジュールを大幅にオーバーして完飲。続けて大腸の泡を消す錠剤を飲み、ここからさらに水を500ml飲む。

そこからはトイレと友達。
最後には水分だけになるが、肛門から水がシャーっと出るのはなんとも不気味だった。

予約時間まで仕事をし、ビカビカに輝く空を憎みながら家を出た。
胃も腸もスッカラカンなせいか憎しみが増す。

受付して汗が引くのを感じているのと名前を呼ばれ検査室へ。
尻側に穴が空いている紙パンツをはき、検査着に袖を通す。清潔なにおいがしたが、着心地が悪いともぞもぞしていると後ろ前だった。

血圧を測り96/74で少し凹む。それから点滴をしてしばし待機。
点滴してベッドに寝て天井を見ていると病人感が強いが、点滴の中身はポカリ(みたいなもの)なのでおかしさがある。

番になり検査ベッドへ。カメラのような機械の前へ促され「背をつけて立ってください」と言われたので(レントゲンでも撮るのか?)と思ったら背中が傾き始めベッド化し始めたので「そういうこと?!」と声が出てしまい「言っておけば良かったですね、これじゃアトラクションだ」と看護師が笑うのでわたしも笑った。

鎮静剤を打たれ、それがグンと効き始めたところで尻にジェルをぬられてカメラがイン。うぞうぞと動きながら下腹を奥へ進む。そのうちに声をかけられ、カメラが腸を出る様子が見える映像を見ながら自分の腸内を見守った。腸管洗浄剤でも流れなかった腸のヒダに残った便を水で洗い流してくれるのを見て感動する。

以前に大腸内視鏡を受けたときはただれがあり、そこを採取して病理検査に出したりするなどがあったが、今回はやっぱり憩室があることを再確認したぐらいで他は良い腸だった。

検査も終わり点滴を終えて待合室へ行くと、ごった返していた待合には誰も居ない。最近使えるようになったクレジットで支払い病院を出た。

スーパーで生春巻きとサーモン巻きを買って帰宅。オットが部屋から早々に出てきて「どうだった?」と声をかけてくれた。「ポリープなかったよ、良い腸だって」と伝えるとニコニコして部屋へ戻っていった。

久しぶりにリビングの冷房をつけて15時の遅い昼ごはん。
腸内を見るのに入れられた空気がボコボコと動き、少し苦しさがあった。

食後は動画を見たり調べものしたりして休息。
せっかく宿便も出てリセットされた腸を大事にしたいと、腸活について勉強し直したい。インスタでそれらしいアカウントを見つけてフォローなどしてみた。

15時に食べたというのに18時にはしっかり腹が減っている不思議。
20%オフで買ったナムルとひきわり納豆でビビンバ丼。わたしの腸と相性が良いワカメも一緒に食べた。

風呂上がりに狩野英孝さんのマイクラを見る。「さすが」でした。そして笑いの神と視聴者に愛されている。また視聴者参加型配信してほしい。

風が強い夜だった。窓全開で寝たいところだが、砂が降り注ぎそうなので少し遠慮する。遠慮した分を扇風機に任せて寝た。