購入しました&スターツ出版で物語を書きたい理由

 明日は「卒業 君との別れ、新たな旅立ち」の発売日です🌸
 予約していた店舗から、届いたよ~と取り置きメッセージが届いたので早速行ってきました!

 今日の嬉しさをずっと忘れられないと思います。
 今まで何度も通ったスタ文棚に自分の名前を発見して涙が出ました。平積みされてて嬉しい🥲今日の日のことを一生忘れません。

 憧れのスターツ出版文庫さんでの書籍化本当に嬉しいです。
 
 なぜ私がスタ文が好きかというと、本気で十代や若い世代に向き合っているのを感じるからです。
 十代に向けて、それから本を読んだことのない若い子たちの最初の一冊になりたい、と取り組まれているのが好きなんです。

 中高生って大人と比べると、どうしても狭い場所にいると思います。毎日教室という箱に入って、大人が割り振った数十人と親しくしないといけなくて、経済的にも色んな面でも家族から離れられない。置かれている場所から逃げ出したいと思っても逃げるのは難しい環境。

 そんな時期の私のお守りは小説でした。小説の中はいつでも自由で、世界は広いことを教えてもらいました。

 だから私は若い人こそ小説を読んでほしいなと思っています。頭が良くなるからとかそういうのじゃなくて、逃げる場所の一つになると思っているからです。
 居場所はいくつあってもいい。頼れる人はたくさんあればあるほどいい。それは人でなくて小説でもいいと思ってます*
(青春小説だけでなく、萌え漫画でもなんでも、ほっと一息つける場所があれば)

 だから、若い世代に向けて本気なスタ文が好きなんです。
 そして口だけじゃなくて、施策はどれも本気で、会社をあげて取り組まれていると思います。最初の一冊のハードルを下げてくれている姿勢に感動します。きっとそこで一冊に出会うことができれば、これからもたくさんの本に出会うことができるでしょうから。

 一方的に与えるのではなく、一緒に作り上げようという熱意を感じます。積極的に中高生の作家さんを探していると思いますし、作家はハードル高いという人に向けて原案募集もされていたり。
 企業側からすれば正直なところ、中高生との契約って大変なことも多いでしょうから。

 十代や若い世代に小説を届けるために本気なレーベルに惚れ込んで、私も誰かのお守りや居場所の一つになれるようなお話を書きたいと思いました。

 卒業日カレンダーは、スタ文さんのそういった取り組みからヒントを得て描いた作品です。
 そうか、今どきはTikTokで小説がバズる時代なんだ……!と思って、身近なSNSのお話にしてみました。#卒業日カレンダーっていうタグが本当にあったらいいのになあ、なんて思いながら。

 夜に甘いものを食べるのを卒業したい、告白できない私から卒業したい、弱い自分から卒業したい。
 小さな可愛い悩みから、未来に一歩踏み出したい気持ち。すべての卒業を応援しています。

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 たくさんの方が尽力してくださって本という形になりました。感謝で胸がいっぱいで言葉にできません、物書きなのに……!
 初めての書籍化が、スターツ出版文庫様でほんとうに幸せでした。ありがとうございました。

 いつか単書も出せるように頑張るぞ〜!

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 スターツ出版文庫ではなく、タイトルをスターツ出版にしたのは、私がベリカ運営様のこともこっそり好きだからです笑
 異世界恋愛や現代恋愛でもいつか書籍化できるといいなあと夢見てこれからも書き続けます~♪

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