焼印と半田ごてを使ってどんなことができる?
焼印本舗で人気なのが、電気式焼印セット。食品や木材、革などへの焼印加工が手軽にできるセットになります。
そんな電気式セットですが、どんなことができるのか詳しくご紹介したいと思います。
半田ごてって何?
難しい知識や経験がなくても手軽に焼印ができるのが人気の電気式焼印で使う加熱道具です。 家庭用のコンセントに差し込むだけで革や木製品、食品などの素材に焼印加工ができます。
半田ごてはコンセントに差し込むだけで温度があがり、加熱が始まり約10分程度で最大温度の500℃程度まで上がります。ただ、急速に高温になる反面、一回の作業時間が長すぎる場合や、空焚きなどをしてしまうと故障してしまいます。電球のように熱線が切れて使えなくなってしまいます。
そんな半田ごてとオリジナル焼印を使っていろいろな素材に焼印加工が可能となっております。
革に焼印
レザークラフトで作った作品や、革製品へのお店のロゴの焼印として多くご利用いただいております。革の種類や厚みなどによって温度が高すぎる場合もあるので、注意が必要です。
木に焼印
木材は焼印加工がやりやすい素材です。細かいデザインでも比較的きれいに焼目が入るので、失敗が少ない素材といえます。
お菓子に焼印
もちろん食品への焼印も可能です。食品は焼印をつける面の状態や素材によってあまり細かいデザインだと焼にじみが起こって黒く焼つぶれてしまう場合がございます。
食品に使うオリジナル焼印の製作の際は、デザインについて一度ご相談ください。せっかく作る焼印ですので、きれいに焼印加工ができるようにアドバイスさせていただきます。
つぎに、半田ごてを使ってできないことをご紹介!
よく聞かれる半田ごてに関するお問い合わせに、
『箔押しをすることができますか?』
『合皮に刻印はできますか?』
というのがございます。
この2つのお問い合わせには共通のキーワードがあります。
それが、温度。
箔押し加工も、合皮への刻印加工も温度がポイントになります。 半田ごては、本体自体に温度調整をする機能がございません。なので、素材や加工方法によっては温度が高すぎて使えないことがあります。
箔押し加工では、箔の接着材が活性する決められた温度での加工が重要なポイント。温度が不安定な半田ごてでは箔は綺麗に定着しません。合皮や合成皮革の生地には、高温になる半田ごてでの焼印加工は失敗してしまうことがあります。
革への箔押しや合皮への刻印については、半田ごてではなく、ホットスタンプ(箔押し機)を使うことがおすすめとなります。
ということで、食材や木材などへの焼印加工であれば、初めての方には電気式焼印セットがおすすめです。コンセントに差し込むだけで使えるので、難しい温度調整なども必要ありません。
焼印加工を試してみたい!という場合は、初回限定のお試焼印セットをご用意しておりますので、一度そちらで試してみてください。
焼印製作などでご不明な点等があればいつでもお気軽にご相談ください。