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オーダー刻印をオリジナルデザインで作る!

革や紙、木材に型押しができるオーダー刻印。お店のロゴやキャラクターで作ってみたいと思いませんか?

他店と似たような製品だと、どこのモノかわからないという事も。そんな時に、製品に自社のロゴやキャラクターが入っていれば、ブランドをしっかりアピールできます。

オーダー刻印でできること

①革への型押しや箔押し

革に刻印や箔押し

革製品は型押しや箔押しが綺麗に入りやすいので、手軽にロゴやキャラクターの刻印ができます。特に型押し加工は細かいデザインでも比較的綺麗に型が入るので、失敗が少なくおすすめです。

箔押しについては、細かすぎると目が詰まってしまって箔がべったりとついてしまうことがあります。多少であればマスキングテープなどで詰まった部分を取り除くこともできますが、型押しに比べると失敗しやすい加工になります。

特に製品として出来上がったものにロゴなどを入れる場合は注意が必要です。

②紙への箔押し

紙への箔押し

紙への箔押しにおいては、梱包の箱などでの利用が多いかと思います。無地の箱にロゴの箔押しでの刻印が入るだけで印象がガラッと変わります。名刺への箔押しというのもよくあります。

箔押しは意外と繊細で凹凸などが多かったり、ほんの少し段差があってもうまくつかないことがあります。商品ケースなど中央がたわんでしまうような構造のものも裏に土台などの支えを配置してたわまないようにする必要があります。

③アクリルなどへの箔押し

アクリルに箔押し

アクリルやプラスチックのケースなどには箔押しでロゴなどを入れます。この時使うのは、金属製の刻印は上手く箔が付かないため、樹脂製(シリコン製)の刻印を使います。

シリコン製の刻印は程よく弾力があり、硬いアクリルなどにしっかり印面が設置するので、きれいに箔押しが可能になります。

④金属への刻印

金属への刻印

金属への刻印は主に叩いてロゴを入れる打刻になります。カーボンスチール製やステンレス製、ダイス鋼などの硬度の高い金属を用いて打刻用の刻印を製作します。

デザインはべた塗が少なく細い線で表現したデザインが、金属への刻印には向いております。特に手打ちの打刻はシンプルで小さめのデザインがおすすめ。

その他に、プレス機などで使う刻印もオーダー可能です。機材に合わせた刻印をオーダーメイドで製作。

⑤食品や木材への焼印

オーダー焼印

どら焼き等でよく見る焼印。オーダー刻印を電気や火で温めて押し付けることで手軽にロゴやキャラクターの刻印を入れることができます。

食品への焼印加工は最近増えております。パンケーキにお店のロゴを入れたり、ハンバーガーのバンズに刻印を入れるお店も多いですね。

他には木札などへの焼印にもご利用いただいております。食品や木材といった素材は焼き目が入りやすい反面、焦げすぎてしまうので押し付け方に少し慣れが必要です。

⑥氷への刻印

氷に刻印

バーなどでよく利用いただくのが氷用の刻印。ロゴを彫った刻印やプレートに模様が入ったプレート型の刻印があります。

氷への刻印はとっても簡単で、軽く押し付けるだけですぐにロゴや模様をつけることができます。さりげなくショップのマークなどが入っていれば、印象に残る演出ができます。

オーダー刻印の種類

オーダー刻印は上記で紹介したように、いろいろな使い方ができます。用途に合わせて刻印の種類を使い分ける必要があります。

①真鍮製の刻印

真鍮は金属の中でも比較的柔らかい方なので、切削加工がやりやすい金属です。また熱伝導率がいいので、焼印用として広く利用されています。

真鍮製のオーダー刻印

真鍮製の刻印は、焼印・箔押し・型押しで使えます。切削しやす金属のため、刻印の製作納期もおおよそ1週間から10日程度。

②ステンレス製の刻印

ステンレスは錆びにくい性質があり、キッチン用品などで多く使われている金属です。食品衛生法に適合しているので、食品への焼印加工におすすめの刻印となります。

ステンレス製の刻印

真鍮に比べると熱伝導率が悪くなるので、熱する時間が多くなります。ですが、耐熱温度は高いので、ガスバーナーなどの高火力にも対応できます。

また、硬さもあるので、木材や金属への打刻用としても利用可能です。
納期については、硬い金属のためおおよそ10日から2週間程度となります。

③マグネシウム製の刻印

マグネシウム製の刻印は主に革への型押しと箔押しで利用します。

この刻印は機械彫りではなく、エッチング(腐食)による製作のため彫りが浅く細かいデザインでの製作には向いておりません。

彫りが約1mm程度のため、厚みのある革だとデザイン以外の部分も設置してしまうことがあります。コストを抑えて刻印を作りたいという場合におすすめです。納期も1週間程度になります。

④カーボンスチール製の刻印

金属用のオーダー刻印

カーボンスチール製の刻印は、金属への打刻用となります。主に手打ちでの刻印用で、製作推奨サイズは10mm角程度となります。刻印としてはもう少し大きく作ることもできますが、金属へ打ち込む場合は、大きくなると叩いた力が逃げて上手く刻印が入らなくなります。

金属へ刻印する場合は極力小さめで、デザインもシンプルなものがおすすめです。特にベタの多いデザインだと力が分散して思っている以上に刻印が入らないことがあります。

⑤樹脂製(シリコン)の刻印

樹脂製の刻印

シリコン製の刻印は、アクリルなどの弾力性のない硬い素材への箔押し用の刻印になります。

真鍮製やマグネシウム製の刻印では硬さが邪魔をしてアクリルやプラケースなどには箔押しができませんが、樹脂製の刻印であれば弾力性があるため、きれいに箔押しが入ります。

また、素材の状態にもよりますが、木材への箔押しにも利用できます。

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