ニセコのスキー場で見るDXのチャンス
近年外国人を中心に注目を浴びているニセコへ、スキーに行ってきた。
噂通り雪はふかふか(逆にふかふかすぎて、ブレーキが効かないくらい笑)で、やはりコロナ禍でも外国人人気は健在のようで、東京より外国人が多い印象だった。リゾートとしても、ゲレンデの目の前にラグジュアリーホテルがあるなど、前評判に劣らずリゾートとしてのプレゼンスをあげている感覚を得た。
一方で古臭い日本の接客習慣がいくつも残っており、外国人に人気のリゾートという評判から勝手にイメージしていた全てスマホで完結!みたいな体験とは程遠いという印象も同時も受けた。スキーレンタルやゴンドラパス予約受け取りなどは見事にアップデートされており、ネットで事前予約決済をしてその場でQRコードで本人確認受け取りとスムーズだったのだがそれ以外に関しては昔から何も変わっていないな、とすこし残念だった。
例えばニセコの町のお店によっては現金しか扱うことができないところがあったり、ロッカー利用時には小銭しか使えず、結果的にスキーウェアの中に小銭がジャラジャラになったりと、普段の都内の生活では避けられる"めんどくささ"を、ダイレクトに受けてしまった。極め付けはスキー場での食堂。動きづらいスキー靴を履きながら食券を買うために長蛇の列に並ぶ(もちろん使えるものは現金のみ、、)、いざ順番になると後ろの並んでる人を意識し足早に選ばざるを得ない。しかも買った食券は手渡しをして料理ができたら口頭で呼ばれる(日本語なので外国人はどうしてるんだ、、、)。不便さと同時にある意味懐かしさすら感じつネガティブな体験をすることになった
最近は都内の居酒屋もQRコード一つでスマホ上で注文から会計まで完結できるし、マックなんかでもモバイルオーダーで頼むことができ机にもってきてもらえたりする。どれも各テーブルにQRコードを貼るだけで可能だし、人件費も削減できる分料理のクオリティーもあげられると思うのだが、、
雪だらけのニセコにいってスキー以外にエンタメとなるものは食事なのは明らかなので、そこらへんも他国のリゾートのように全てスマホで完結できれば、もっと利便性もあがり人気がでそうだなとDXチャンスを垣間見たプチ旅行でした。
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