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おいしいものは最強だ

見たらおなかが空いてくる、おいしい漫画を紹介します!

きのう何食べた? 

日々のご飯に役立つレシピ

 きっちりした性格の弁護士・史朗さんと、人が良い美容師・賢二の2人の日々を食事とともに紹介してます。1回読み切りで、ほぼレシピ有り(材料・手順付き)。まずは何といっても、出てくるご飯はほぼ自炊でバランスが良くおいしそう! 一汁三菜が基本で、タンパク質も野菜もしっかり。史郎さんは倹約家でめんつゆとか白だしとかバンバン使うので、食卓に取り入れやすいんですよね。最新16巻のある日は「牛丼、豆苗のおひたし、レタスサラダ、しめじのみそ汁」。ゲイのカップルである2人の葛藤とか、歳を取っていくごとに変化していく関係とか、親が年を取って病気になったり、施設を検討したり、とか、もろもろリアル。なのに、生々しくなくサラリと描かれているのがいい。いろんなご飯と物語を味わえる1冊です。大好き!

深夜食堂

疲れた時に癒やしの一皿

新宿の路地裏にある、深夜しか営業しない「深夜食堂」。マスターは、基本的に頼まれたら何でも作ってくれる。出てくる料理も、赤いウィンナーの炒め物、バターライス、昨日のカレー、刺身のツマ、とかなかなかニッチ。お客さんはヤクザの幹部、ゲイバーのママ、ストリッパー、AV男優、シングルマザー、三十路OL3人組、とそれぞれ濃い。人も人生もそれぞれで、それでいいんだよなぁと思えて肩の力が抜ける。太陽の下、大きな道をまっすぐ歩くだけが人生じゃないんだよ、というね。疲れた時に読みたい、癒やしの一冊です。


いぶり暮らし

燻す時間も食べる時間もぜいたく

同棲中のカフェ店長・頼子と、フリーター・巡は、毎週、燻製料理を楽しんでいます。卵にチーズ、ソーセージ、調味料を燻した燻製卵かけご飯! も~、おいしいに決まっています。そして、レパートリーは無限! 少し面倒そうではありますが、2人を見ていると燻製を作る時間、できあがりを待つ時間、食べる時間、どちらもぜいたく。漫画を読んでから燻製が好きになり、家飲みでもウィスキーとチーズの燻製、が定番になりました。そのうち自分でも作ってみたいなぁ。

ワカコ酒

どうにも飲みたくなる酒とつまみの組み合わせ

村崎ワカコは26歳のOL、のんべえ女子。1人でいろんなお店に行き、おいしい料理をつまみに、酒をたしなみます。もうね~、酒と料理の合わせ方が、秀逸です。鮭の塩焼きと日本酒、厚切りハムカツとビール、えびのアヒージョとスパークリングワインなど、絶対間違いないやつ! という組み合わせ。これは、ぜひ酒飲みに読んでほしい。どうにも飲みたくなるから。1話が短くて読みやすいのもいい。

もやしもん

菌のかわいさ、発酵の奥深さにもだえる

肉眼で菌が見れるという特殊な体質の農業大学の大学生・沢木が主人公。沢木と仲間たちや菌が織りなすキャンパスライフがつづられています。とにかく菌のキャラクターが秀逸で、しゃべるし、動くし、かわいい! 発酵していくのが目に見えるのは、新鮮です。味噌、チーズ、日本酒、ビールなどさまざまな発酵食品が、こうやってできるんだと知ることができます。発酵食を好きになるきっかけをくれました。

書いてたら、やっぱりおなかが空いてきた~。

 日々のご飯、一汁三菜は難しいけれど、せめて一汁一菜は頑張ろうと思えるのは、昨日なに食べた?の影響が大きいです。1巻第1話、史郎さんの「仕事で案件をひとつキレイに落着させたくらいの充実感を1日に1回も味わえるなんて夕飯作りって偉大だよ」というセリフは、日々の支え。ご飯作りのモチベーションを上げてくれてます!





 


#私を構成する5つのマンガ

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