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Webライターは誰でもなれるのか?
ここ数回、仕事以外のテーマでお茶を濁していた感があるので、今回はがっつりWebライターという仕事についてお話したいと思います。
割と1月は時間があったので、KindleでWebライターの方が著された本をよく読んでいました。
さすが、月収100万円超えのライターさんが書いているだけあって説得力もあるし、仕事の参考になるお話もたくさん見られました。
さっそく私も今日から実践したいと思えるアイデアもいくつか…。腰が重くなりがちな私だけど、今年はもっと積極的に動いてみたいと思っています。
ただ…どのWebライターさんも共通して書いていることで、どうしても私が納得できないことがあるのです。
それが今回のタイトルのヒントにもなった「Webライターは誰にでもできる(なれる)」という文言なのです。
誰でもなれると、誰でもできるは違う
確かにWebライターは、日本語さえ書ければある程度誰でもできるし、なれます。あと、小説家のように奇想天外な発想力や表現力も不要です。何よりも「読みやすさ」「わかりやすさ」が求められる世界なので。
極端な話、このnoteやブログにちょちょっと数文書いて「私はWebライターです」と言ってしまえば、嘘ではなくなります。たとえ、誤字脱字まみれのブログや、支離滅裂なSNS投稿であっても。
だからこそ、私は書籍を出せるほど影響力があり、たくさんの報酬を稼げるような実力派Webライターさんに、「誰でも書けるよ」なんて気軽に言ってほしくないのです。
それは結果的に自分のスキルを安売りしているような気がするから。
Webライターをある程度長く続けている人ならわかると思いますが、報酬が上がれば上がるほど、仕事の難易度は増します。これはWebライターに限った話ではありませんが。
優良企業や大手企業のHP制作に携わることとなれば、ブログでも商品紹介記事でも、誤字脱字なんてまず論外。わかりやすさはもちろんのこと、説得力のある構成や文章展開、さらには企業の色に合わせた文章を書けなければ認められません。
それは決して「誰にでもできる仕事」ではないと私は思うのです。
Webライターの世界の活況は私も願っていますが、「こんなの簡単じゃん」という気持ちで、しょーもない低品質記事を書くライターが増えれば、また「しょせんWebライターww」と舐められるようになってしまう。
そしてさらに「文字単価0.1円」なんていう、ひどい案件が増えていく。
これって結局自分たちが身を置いている業界を追い詰めているんじゃないのかな?そこをもうちょっと考えて発言してほしかった。
どんな仕事だって、やったこともない人に「誰にでもできる仕事」なんて言われたら、カチンとくるでしょう。ちょっと前、華原朋美さんがYouTubeで「レジ打ちでも何でもする」と発言し、炎上した事例からもわかります。
それが仕事というものだと私は思うのです。
私の言っていることは、”意識高い系”なのかもしれない。でも、仕事にプライドを持つことは私は全く悪いことじゃないと思っている。
明日から2月ですがWebライターの名前に恥じないように、良い文章を書いていきたいです。