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君の旅 【歌詞】【Lyric】

海に棲む君が ふっと僕らを覗いてる
その目に僕らは どう映 ってるんだい

届かないその声に 一人ぼっちのその歌に
気づけるような人で ありたいなんて

長い長い 旅に僕も 連れて行ってくれないか
声は聴こえないけど 孤独な旅について行くよ

海に棲む僕は 今日も深いところへ
光も届かぬ 深いところへと 帰るよ

届かないこの声で 誰の為に歌うのか
誰のためでもない 僕の為に歌ってるのさ

ひとりが寂しいって言ったかい?
気楽でいいもんさ
たまに会いに来るよ たまにね



自分の歌の歌詞をここに置いておこうと思います。

タイトルはとりあえず『君の旅』にします。

もう少し長くというか、加筆したいなと思っていたりします。


ぼんやりとこの歌詞のイメージを綴ってみます。


「世界でもっとも孤独な鯨」と言われる鯨をご存知でしょうか。

姿は確認されていませんが、52ヘルツの声を持つ鯨のお話です。

音紋が特有の物であることから、”クジラ”の鳴き声に間違いないとされていて、1989年頃から観測され続けています。

更に音源は1つであることから、1頭、「世界でもっとも孤独な鯨」と言われる様になりました。


種にもよりますが、52ヘルツは通常のどの鯨よりも遥かに高い周波数なんです。

つまり、他の鯨にはこの鯨の声は聴こえないということです。


と、言う話を”町田そのこ”さんの「52ヘルツのクジラたち」という小説を読んで知りました。


この鯨に、思いを馳せて作った曲です。

海に棲む君が ふっと僕らを覗いてる
その目に僕らは どう映 ってるんだい

僕の脳内イメージは、月明かり映る、小さな島の港のような場所で
姿を見せた孤独な鯨、

僕らというのは、大きい枠での人間、この地球で好き勝手に生きる僕らです。


届かないその声に 一人ぼっちのその歌に
気づけるような人で ありたいなんて

君の寂しさに、他人の気持ちに気づけるような人でありたい、
なんて、そんな綺麗事は簡単には言えないな。


長い長い 旅に僕も 連れて行ってくれないか
声は聴こえないけど 孤独な旅について行くよ

鯨は年間1万キロ遊泳すると言われ、ナガスクジラ、シロナガスクジラなどは寿命100年前後とされています。

長い旅に、声は聴こえないけど、連れて行ってくれないか。
孤独な旅について行くよ
(鯨は寂しいなんて思ってないかもしれないのにね)



海に棲む僕は 今日も深いところへ
光も届かぬ 深いところへと 帰るよ

届かないこの声で 誰の為に歌うのか
誰のためでもない 僕の為に歌ってるのさ

後半部分は、鯨視点になります。

今日も、ただ、いつもの様に僕は気の赴くまま泳いでいく。
好きな歌でも歌いながらね。

ひとりが寂しいって言ったかい?
気楽でいいもんさ
たまに会いに来るよ たまにね

「世界でもっとも孤独な鯨」と人は名付けて呼ぶけれど、
それが、寂しいとか悲しいとかはエゴな気がして、

誰にも届かないのに鳴き続けてるんじゃなくて、ただ歌ってるだけ
気が向いたらまた来るよって、

あっけらかんと気楽に生きてるんじゃないかなって思いました。

いや、そうであって欲しいのかも知れません。

どれもこれも、立派なエゴです。


・・・・・・・

とまあざっくり、こんな感じです。

何かを伝えたい、とかそんな大したことはなくて、

ただ、この鯨に想いを馳せた時に浮かんだ情景、小さな物語という感じです。

また何かしらの音源を撮りたいなと考えています。



普段は、TikTokやYouTubeで歌をうたったり、ここで書いたり、インスタでは写真を撮ってみたり、色々としていますので、覗いてみてください☺

あ、前使ってたXを復活させたので、こちらもどうぞよろしくです☺

ではまた

https://x.com/__kau___?t=I5NTIuZlRrTSUsHVQBGomw&s=09



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