Jacksonギター③
Jacksonというとギター背中のロゴ・プレートまた特徴です。
上は88?USAジャクソンと2014インドジャクソンのプレートですが
USAのような、黒地に金属刻印のものが元祖のようですね。これ今も昔もジャクソンの正統という感じがします。なんだか汚れたアスファルトに自転車でこけたような〈傷〉の感覚があるんで(あくまで個人感)このデザインものすごく好きです。
この形式、ジャクソンのみならずウォッシュバーン、クレイマー他アメリカの昔のエレキのプレートで使われていた様です。ジャパン・ジャクソンのプレートもこの形式でしたねー!
80年代USA製のものはSan Dimasと刻印があるんですが、これは当時のジャクソンの工場がアメリカのサン・ディマスにあった様ですね。
ジャクソンのボディ塗装や形には、当時のアメリカ車にヒントがあったそうで…
さて、次のようなものもあります。
あら? Jacksonでなくて CHARVEL? これは、〈シャーベル〉というブランドのギターのプレート。ジャクソンにそっくり?
これは80年代、USAジャクソンの安価版として特に日本で売られていたシャーベルのようです。ところで一番下に〈USA〉と刻印がある。実はこのシャーベルのピックアップとブリッジはUSAジャクソンと同じであり、したがって刻印にもアメリカが刻まれている模様です。ちなみにこのシャーベルは〈MODEL2〉という名前で、PUがジャクソンJ-90。80年代製のようです。
アメリカの〈シャーベル〉という方が昔、自分のギター工房でギターを改造したり組み立てたりしてプロさんに提供されてたそうなんですが、当時やはりこの方のお名前をブランド名としたギターがあって、今はネットとかで見てもすごい値段がついてるのがありました。このシャーベルさんの工房をジャクソンさんが買って、それがジャクソン・ギターの始まりの一つだそうですね。
ところでこのシャーベル太郎もなかなか唸ってくれます。
もしこの先、またシャーベルを買ったとしたら二郎、三郎とシャーベル三太郎でいけそうですがジャクソン君が見た目嫉妬深そうなので、それはないかと思いますね。