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台北70%、台北以外30%、台北一極集中の環境設定で、台北以外の場所で自営業ゲームを攻略する話。

*本記事は2023年7月2日にFacebookに投稿した記事の転載です

台北70%、台北以外30%、台北一極集中の環境設定で、台北以外の場所で自営業ゲームを攻略する話。

先月6月から新たな試みとして、店を週休2日+アルファ不定休にして営業日数を減らしてみた結果。いや、週休2日+アルファは、即ち、ほぼ月10日休みで、即ち、ほぼ1/3は休みにした結果、どうだったかというと、過去六ヶ月の平均月商と、ほぼ同じ月商。ちなみに、営業日数を減らした分、光熱費やら何やらのコストは減ってる。すなわち、利益が増えた(笑)

社会人になってから、ずっと東京と台北の会社で働いてた自分にとっては強烈なパラダイムシフト。今まで東京台北なら定休日無しで営業日数を増やせば増やすほど、営業マンを増やせば増やすほど、純粋に売上が増えて利益も増えるので、それが自分の脳内に自然に当然の方程式として染み付いていた。だから先月6月から週休2日+アルファ制度を試験導入する際も結構悩むというか葛藤というかあった。何せ、その制度は過去20年東京台北で経験した経験則とは真逆の打ち手だから。しかしながら試した。結果は利益が増えた(笑)

もう、いよいよ結果は出た。はっきり自分の辞書に自信を持って太字で「台北と台北以外ではゲームが全く違う」と記す。人口数と人口密度が約24倍差で全く違う場所では、全く違うゲームになるのだ。

よく、この手の話を南投生まれで台中でOLしていた嫁に話すと、「今更?」と言われてましたが、、、台中在住足掛け8年くらいで、ようやく台中での生き抜き方が掴めて来た状況。

ちなみに休みを増やしても月商がほぼ同じ、というか、むしろ月商ちょい伸びしたのは、結果的数字で言えば平均日商が増えたから、なんですが、じゃあ、なぜ平均日商が増えたのか?というと、「営業日数を減らすことでお客さんが多少なり集中しやすくなり、お客さん同士が会話したりで繋がりやすくなり、多少なり満足度の向上が起きた」が、肌感としてあるので、これについては、更に検証しつつ、磨きつつ、より洗練させていきたいかなと思うところ。

あと、ゲーム設定として、台北以外では休みを増やしても問題がない、というか、適正漁獲量とかの関係もあり、ある意味休みを増やした方がいいということも検証できたことで、例えば、極端に言えば、海の家は夏に営業して冬は別の事をするみたいなで、うちみたいなのは夏冬の区別じゃないけど、要は二毛作的なことをやれるゆとりが持てるという事で、それはそれを優位点になるようにすればいいので、結局のところ、やりよう考えようであって、台北だろうが台北以外だろうが、どちらのゲームも、その設定の水の流れに合わせてやりよう考えようでうまく楽しんだもん勝ちみたいなもんかなと。一番悪手になるのは、各地のゲーム設定の水の流れに逆らってプレイすること。エスカレーターを逆走するようなことをして無駄に疲れること。そして自分は当初は逆走しまくってたよな〜と(笑)

ゲームの設定に合わせてプレイする。
水の流れに合わせて泳ぐ。

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