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今ある環境で見つける、本当の幸せと価値観

はい!こんちわKATZです!

今日のテーマは「今ある環境で見つける、本当の幸せと価値観」

YouTubeチャンネルの方にコメントが寄せられました。

マイホーム家庭内別居9年です。 私の個室はありませんが、配偶者は個室にいます。 早く離婚したいです。
「家庭内別居中です、このままで良いのでしょうか?」より

これについて解説をしていきます。


目次

結論 判断は自己の価値観

王様の助言

幸福と幸福感は別のもの

幸福感と価値観の再考

まとめ




結論 判断は自己の価値観



今の状況に不満がある中で、どう進むべきか悩む気持ちはよくわかります。しかし、その状況を変えたいと思うなら、自分と向き合い、進む方向を選ぶことが必要です。選択肢としては「向き合って現状を変える努力をする」「そのまま現状を受け入れる」「離婚をして新しい道に進む」の三つが考えられます。それぞれの選択に覚悟と考えが必要ですが、どの選択もあなたの幸せにつながる可能性があります、結局のところ、最終的な判断は自分自身の価値観に基づくものです。「どんな状態でも心の豊かさを感じられるかどうか」が大切であり、それが結論として残るポイントです。タルムードの教えでは、今あるものに感謝する姿勢を強調していますが、それも一つの選択のヒントになるかもしれません。

参考文献はこちらです。


ユダヤ人の成功哲学『タルムード』金言集 [ 石角 完爾 ]

『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』は、国際弁護士であり、自らユダヤ教に改宗した石角完爾氏による著作です。本書は、ユダヤ人社会の根幹をなす口伝律法「タルムード」に由来する数々の説話を紹介し、現代のビジネスや人生に役立つ知恵を解説しています。


タルムードは、ユダヤ民族の生活全般を規定する口伝律法であり、古代ヘブライ語で「研究」「学習」を意味します。本書では、タルムードから生まれた多くの説話を通じて、リスク管理の考え方や、決してあきらめない姿勢など、ユダヤ人のビジネス成功の秘訣とされる知恵が紹介されています。


石角氏は、日本出身でありながらユダヤ教の超正統派に改宗し、ユダヤ人としての視点から、タルムードの教えを日本人にも理解しやすい形で伝えています。本書は、ユダヤ5000年の叡智が詰まったタルムードの哲学を学び、現代社会でのサバイバルの極意を知るための一冊です。


本書は、2012年4月20日に集英社から出版され、四六判256ページで構成されています。また、2019年1月11日にはデジタル版も発売されています。


ユダヤ人の成功哲学やタルムードの知恵に興味がある方、ビジネスや人生におけるリスク管理や成功の秘訣を学びたい方におすすめの一冊です。

王様の助言



  • 村に毎日のように不満を訴える男がいた。

  • 男は「家が狭く、子どもが四人もおり、さらに妻も太っているので自分は不幸だ」と嘆いていた。

  • 王は、男に「ニワトリ、羊、さらに牛を家の中で飼うように」と命じた。

  • 男は王の指示に従い、家の中でニワトリ、羊、牛を飼い始めたが、ますます不幸を感じた。

  • しばらくして、王が家畜を家の外で飼うよう命じ直すと、男は家が広く感じ、幸せを感じるようになった。


ここでは、タルムードの逸話「王様の助言」を例に挙げました。状況を変えようとせず、ただ不満を述べ続けると、かえって状況が悪化してしまうこともあります。しかし、視点を変えることで、同じ状況の中にも「幸せ」を見出すことができるかもしれません。


この話は、現実を変えるだけが解決策ではないことを教えてくれます。自分の心がどのように感じるかによって、同じ状況でも見方が変わります。不満を感じる自分と向き合い、できる範囲で心を落ち着かせることも選択肢の一つです。

幸福と幸福感は別のもの



  • 「Gross National Happiness(GNH)」という概念があり、物質的な豊かさだけではなく、心の豊かさを重視する。

  • ブータンでは「幸福感」と「豊かさ」を区別しており、貧しくても心が豊かな生活を大事にしている。

  • 日本では物質的な豊かさが重視されるが、実際には幸福感を持てない人が多い。

  • テレビやメディアは「持っていないもの」に焦点を当て、人々が常に不満を感じるようにしている。

  • 持っていることに感謝せず、ないものを求め続けることで、満たされない思いが生まれる。

ここで紹介するのは「Gross National Happiness」という概念です。物質的な豊かさだけが幸福ではなく、心の豊かさもまた幸福です。タルムードでも、他人と比べるのではなく、今あるものに目を向けることが勧められています。
日本の社会では、「持っていないもの」に焦点が当たりがちです。しかし、「持っているもの」にも目を向け、今の生活に感謝する気持ちを持つことが、真の幸福感につながります。今の自分が何を求めているのか、改めて見つめ直してみましょう。
幸福感と価値観の再考



  • 人が幸福を感じるためには、今ある生活を大切にすることが重要。

  • タルムードの教えとして、人生の様々な場面で今ある幸せに気づくことが強調されている。

  • 不満が生じたときこそ感情が高まりやすいが、そこで思考を一度リセットし、現状に感謝する姿勢が大切。

  • 日本では「家族」「仕事」「物質的な豊かさ」に重きを置く傾向があるが、心の豊かさが欠けがちである。


タルムードの教えでは、不満が生じたときこそ、現状に目を向けることが大切だとされています。人が「幸せ」を感じるのは、必ずしも現実が変わったときだけではありません。今あるものに感謝し、心を整えることで、幸福感が見出せることもあります。


離婚や関係の改善などの選択肢に焦点が向きがちですが、実際には自分の価値観を再考し、幸せを見つける姿勢も一つの答えです。タルムードは、そうした視点から、心の豊かさを大切にするよう教えています。

まとめ



今回の話は、状況に囚われず、今の中にある幸せを見つけるという視点を提供するものでした。選択肢を見つめ直し、自分が本当に望む方向へ向かうためのきっかけになればと思います。今日もお読みくださってありがとうございました。

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