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様々なカテゴリーで審判活動をするメリット

はい!こんちわKATZです!

今日のテーマは「様々なカテゴリーで審判活動をするメリット」

YouTubeチャンネルの方にコメントが寄せられました。

私も現場が大事だと思います。U12カテゴリーなのでなかなか上のカテゴリーを吹く機会がないんですが、絶対いろいろなカテゴリーに参加した方がいいです!! 上にくと見えにくくなる。大学生なんて吹くと走る、大きい子いっぱいる、ポジションちゃんとしないと見えない。。 本当いい機会、いい経験になりますよ!!

これについて解説をしていきます。


目次

結論 視野と対応と人脈が変わる

各カテゴリの経験と特徴

どんなメリットがあるのか

常に試されていると思え

まとめ




結論 視野と対応と人脈が変わる



まず今日の結論からお話します。様々なカテゴリで稼働することで得られるのは

  • 視野:各カテゴリでの世界を見ることで発見が多い

  • 対応:各カテゴリでの経験がシナジーを起こして対応能力が上がる

  • 人脈:一気に審判と指導者とのネットワークが広がっていく

こんな感じです。上記を踏まえての「経験と成長」なのだと思います。

これを一気に手に入れようとする人がいますが、それはややナンセンスかもしれません。日常生活での習慣と一つ一つ、あるいは一人一人の対応能力を積み重ねていくことが大きなネットワークにつながっていくことを理解しておきましょう。


各カテゴリの経験と特徴



まず各カテゴリの試合や傾向など、どんな特徴があるのでしょうか?まとめてみました。

U12カテゴリ

  • ミニバス特有のルール把握、10人(8人)、8秒ルールなし、交代、ファウルのリセットなど

  • 3Qからベストメンバーになるのでいきなり「バスケ」になる

  • 予測不可能で悪気のないアタック

  • これらのカテゴリの中で密かに難易度が一番高いのかもしれない

  • 癒しとめんこさがあるけど、動物系もいる

U15カテゴリ

  • スピードが一気に早くなる

  • 審判や指導者は学校の先生方が圧倒的に多い

  • 関わっている教員が最も多いのではなかろうかと思われる

  • U12とU18を繋ぐ経由地なので、ここで積極的に稼働すると人脈が広がる感じ

  • 中体連の審判はプレッシャーがかかりやすい

  • 中体連では高校の先生方との出会いも意外と多い(スカウトに来るので)

U18カテゴリ

  • 高校総体とウインターカップ予選はフローが一気に上がる

  • 女子のチーム数が一気に減る(部活動を辞めるか、しない子が増える時期)

  • 高度な技術や戦術が見られるようになる

  • 無駄な笛を吹かない技術が求められてくる

大学生カテゴリ

  • バッチンバッチンのドッカンドッカン

  • コーチは口数が少なくなるが、笛は洗練さが求められてくる(結果コーチの口数は増えるw)

  • なんといっても3POの経験

  • 上級レフリーの方々との出会い、S、A級がよく稼働しているのはここ

  • 判定に対して明確に答えを求められることが一気に増える

社会人カテゴリ

  • 試合前はめちゃくちゃニコニコ

  • 試合開始時も結構ワイワイ、ニコニコ

  • いきなりヒートアップするので要注意

ざっくりですけど、こんな感じです。

どんなメリットがあるのか



さて様々なカテゴリで稼働したことでどんなメリットがあるのでしょうか、これまでの実体験を含めて解説をします。

  • 技術向上

  • 対応能力の向上

  • コミュニケーション能力の向上

  • 多様な視点の習得

  • ネットワークの拡大

まず技術の向上は試合数をこなしてこそであり、質か量かみたいな話になりますと、圧倒的な量があっての質の向上なのかと僕は考えています。その上で技術と並んで変わっていったのは「対応能力」の向上です。予測しても予想外のことが起きることもありますから、そうなると「次はこうかも」と考えるようになるのです。またコミュニケーション能力も必要ですよね、特に大学生カテゴリにおいては判定に対して説明を求められることが一気に増えてきます。それに明確に答えれると信頼関係も変わってくると感じています。そしてこのように他ジャンル、多くのカテゴリで稼働することによって多様な視点と、人脈とりわけネットワークが大きく広がっていくということが最大のメリットになります。

ここに記されていないのが「車椅子バスケのカテゴリ」です。こちらは今後稼働していきたいと考えております。


常に試されていると思え



この記事を書こうと思った背景の中に、ワッペンや資格を重要視している傍らで実際に審判として稼働していない方も結構いらっしゃるという考えがありました。本当に残念なことですし、せっかく取得したワッペンですから思い切って大会に積極的に審判稼働したらいいと思うのです。最後のメッセージとしてお伝えしたいのは

常に試されていると思え

です。審判の資格を取得した、で、そうでもそうでなくてもあなたはいつでも試されているのです。

  • 資格取得して満足するタイプなのか(教科書持っていれば安心するタイプ)

  • 周囲に見せびらかしたいだけのやつなのか

  • こいつに大切な試合を任せられるのかな

こんな感じで周囲はあなたのことを試していると思ってください。自意識過剰には気をつけてくださいね。というのも資格取得したとて、たとえば審判としての稼働実績が少ないのに「俺は決勝を吹きたかったのに審判を当てられなかった」的なことを言う方が意外と多いものです。そうではなくて日常からのあなたの周囲に対する態度や姿勢なんかが全てにおいて評価され、試されているのだということを頭の隅に入れておくといいですよ。


まとめ



バスケットボールは習慣のスポーツですから、やはり日常生活はコート上に現れます。とあるチームのコーチではないですけど、選手の担任の先生と話す機会がありましてね、全てのことにおいて、日常生活の姿勢や取り組み方が本当にあらゆるフィールドで生きてくるのだと言うことを改めて感じる日々です。今後もお互いに自己研鑽を積み重ねていきましょう。今日もお読みくださってありがとうございました。

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