第15回 S室広さ問題
2022年5月29日のリアルでの打ち合わせにおける二つ目の課題が、L室の二階に2戸設置する最も狭いS室の広さに関するものだ。
4/22のzoomでの打ち合わせを受けて、5/6に以下の要望を栗原さんに送信した。
この要望に対する回答だ。
栗原さんは4案を用意してくれていた。
1案):ロフト込み13.04平米案
東側の棟の一階にL室、その上にS室が2つ乗っている。前回提案とほど同じ案。ユニットバスの上にロフトが乗る。1室のみ専用テラスを確保。共用テラスは広い。外観のバランスは最も好みではあるが。
2案):ロフトなし14.91平米案
2室とも専用テラスが確保されている。ただしその分、共用のテラスは狭い。
このレイアウトだと、ユニットバスの上にロフトは設置できないとのこと。
1案同様、一階L室から一部せりだす形となっている。2案の方がよりその面積が広く、強度の厳密な評価が必要になる。
3案)シェアルーム1戸案
ロフトなし24.85平米を二人でシェア。水回りは共有し、寝室は分離。
東側に狭い専用テラスを確保。共用テラスは、ややいびつで、使い勝手はあまりよくなさそう。なお、S室2戸からシェアルーム1戸に変更することにより、敷地内駐車場を3台分から2台分に減らすことができるが、そのメリットは計画に活かされず3台分確保。
4案)シェアルームやや広め1戸案
ロフトなし29.82平米を二人でシェア。3案より5平米広い。その分、共用テラスが狭い。3点ユニットバスではなく、トイレは独立。
結論
シェアルーム案も面白いが、外観がやや単調になる気がする。広さ重視で、2案でいくことにした。(ただしその後、3点ユニットバスではなく、トイレを独立させバスタブにかえてシャーワーブースへの変更を依頼した。3点ユニットバスは不人気との情報を得たため)
5室全てが、隣と壁を共有しておらず独立した建物になっているのは、四方に窓が取れ開放感があるだろう。
以下は、2案採用時の全体模型。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?