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第20回 理想と現実のギャップ

7月にカフェを断念することになったが、それまでにもいくつかの僕の要望が、コスト制約によって諦めるざるをえない状況になりつつある。悔しさも込めて、ここに書き記しておく。

 1)無垢フローリング材は、AWAZUKU HOUSEの杉ではなく、檜にしたい
住人から杉材は柔らかいため、家具を置くにも跡がついてしまわないか気になるとの声を先日の説明会で聞いた。それは当初懸念したことだった。だからより堅い、できれば檜にしたかった
 2)エネルギー使用に関して、サステナビリティを打ち出したい
今後住宅においても、サステナビリティにこだわった建物に住みたいと考える人は増えるに違いない。自然エネルギーを活用する様々な技術も出現している。多少初期投資が増えても、光熱費削減効果があるのであれば取り入れたい
 -各種選択肢について検討してもらい、9/2に報告を受けたが、どれもコスパに見合わないと判断。
 3)内装壁は珪藻土などの自然素材を使いたい
AWAZUKU HOUSEの内装は、ファルカタ合板を使っている。それは、もちろん基準内で問題はないもの、接着剤を使用している。湿度調整機能もある、天然素材を使いたい
 4)住人用のストレージを設置したい
これは、コレクティブハウス「かんかん森」で、ストレージが設置されており便利だとの声を聞いたから。できるだけシンプルな生活を促すためにも、あればありがたい
 5)自転車置き場が欲しい
住人の自転車が無造作に敷地内に置かれるのは、美観を損ねる。1か所にまとめて駐輪するスペースがあればいい

1)~3)は、予算制約のため、見積もりには入れないこととした。残念であるが、やむを得ない。4)5)は、継続検討に。

さらに、母屋のリノベーションも大幅に縮小することになりそう。



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