2023年3月 日光見るまで結構と言わない旅04(終)
【まとめ】旅の最終日。朝には宿をチェックアウトして車で発つ。途中、リオンドールでも目にしていた日本酒『日光誉』の蔵元『渡邊佐平商店』に寄る。日光街道を宇都宮ICに向かい、来た道をなぞるように帰宅。
そして今更(書いてて)気づいた驚愕の事実(?)。
3月21日(火祝) 晴
6:30頃 起床
7:00前 昨夜買ってあったスーパー&コンビニご飯。念のため、トイレは順番に外まで出かける。今日も良い天気。
今朝もはよから宿に出入りする外国人観光客(バックパッカー)やスポーツ遠征らしき学生さんなどを見かける。
8:30頃 帰り支度が済んで、チェックアウト。さらば日光。
といいつつも、日光街道を宇都宮に向かう途中、道の駅向かいにあった酒蔵に寄ってみる。
9:00少し前 渡邊佐平商店へ。
建物も店内もとても渋い。店内真ん中に薪ストーブが燃えている。
そのうちに、くべ口からぽろりと火のついた小切れが落ちた。あぶない! と大急ぎでお店の人を呼ぶ。のんびりと出て来たおじいちゃんが慌てることなく、火ばさみで燃えている小切れを掴んでストーブに戻した。
よかった、燃えちゃわなくて。
お土産と自宅用に何本か買い求め、満足して出る。
※ 下、保護されていないページに飛びます。
向かいの道の駅に入り、さらにお土産を探して買う。自宅用に見つけたのは、お線香。これは、以前宇都宮の友人宅に遊びに行った時、杉を水車で挽いた粉を原料として線香を作る、という場所(実際の水車ではなく、模型があったかも)を案内してもらってからずっと気になっていた『杉線香』が案外と安く売られていたのでうれしくなって1パック買う。
紙箱ではなく、プラ袋に入っており、とても庶民的な感じだった。緑みどりしている。
(当時連れて行ってもらったのは、二宮尊徳についても見た記憶があるので、今市の日光歴史民俗資料館だったか。)
そうそう、道の駅の横に「日本のこころのうたミュージアム 船村徹記念館」というのがあった。朝も早いこともあったが、閉まっていた。もしかしたら長期休館中だったかな。
しかし船村徹って誰だろう? と調べたらけっこう知っている歌があった。
別れの一本杉、とか矢切の渡し、とか他にも!(まあ私も古いニンゲンです)
後ろ髪引かれつつも、日光を後にする。
帰り道も順調で、高速もあまり混まずに済んだ。
12:45 東北道だったか? 名前の記憶がないサービスエリアで昼食休憩。かなり混んでいて、やっと空いたテラスのテーブルで四人詰め詰めで座って食べる。
Aは気が急いている時にはあまりしっかりした食事をとらず、この時もおむすび程度? 4人で3000円。
帰りもあまり混まず、順調に西へ。
高速降りて近隣スーパーで夕食の材料買って帰宅。
15:40 家に到着。
お家の中で留守番していた猫ばあさんは、玄関が開くとのんびりと奥の部屋から出てきて大あくびしてた。
犬は大喜びで、むすめが早速散歩に連れて行く。
meはショート先にばあちゃんを迎えに(休日は送迎がないので)。その後、犬のお世話をお願いしていた近所の友人宅にお礼にうかがう。
夕飯は久々にレギュラーメンバーが揃って夕飯。
適当な具を載せたちらし寿司でした。
※ 1992年、奥鬼怒の帰りに鹿沼の親切なおにいさんに載せて帰ってもらった記憶が、これを書いていてじわじわ蘇り……その時、山王林道を通り戦場ヶ原に出た後、休憩に寄ってくれた場所はもしかして東照宮ではなくて、竜頭の滝だけだったかも……と今更気づく。
(下の記事でまとめていたが、確かにメモにも『竜頭の滝』とはあったが東照宮とはどこにも書いてなかった)
では、陽明門とか眠り猫とか昔見た記憶は、いったいどこから?
考えてみたら、実際には日光(東照宮)に行ったことがなかったかも知れない。
眠り猫などメディアでも何度も見ていただろうし、実際に行った人の話を何度か聞いていただろうし、もしかしたら自分の脳内で「日光に行ったことある(正確に言うとかすった程度)=日光東照宮とかも行ったことある」と思い込んでいたような。
人の記憶のあやふやさを今回(記事をまとめていて)改めて思い知らされましたよ。うん、自分がぼやーっとしているだけなんだがね。
まあ今回、ようやく「日光行きました、とてもけっこうでした」と言える気がしたよ。
(おしまい)