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映画「不死身ラヴァーズ」を何度も観てしまう、やみつきな理由
映画監督の松居大悟さん
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数年前に知ってから、毎週のラジオ番組を欠かさず聴き、
いわいる推しているお一人です。
顔も声も才能も作品も大好き❣なんですね。
その松居監督の最新映画『不死身ラヴァーズ』
試写会、公開初日からの怒涛の監督の出演される舞台挨拶
へと5回も参加しました。
ここまで同じ映画を映画館で観たのは、人生初です。
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左から主演の佐藤寛太さん、米良まさひろさん、松居監督
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左から主演の見上愛さん、松居監督
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左から漫画家の高木ユーナさん、松居監督
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左から松居監督、大関れいかさん、米良まさひろさん
高木ユーナさんの漫画『不死身ラヴァーズ』を原作としてますが、
主人公の設定が男女が逆だったり、最後の結末がオリジナルだったりと
松居監督の脚色が光る映画となっています。
マンガ原作のファンの方からはお叱りを受けるのかもしれませんが、
この改変に関しては、漫画家の高木ユーナさんも快諾し、更に大応援しているんですね。
記事にも書かれていますし、私はお二人のトークイベントに参加して、
実際に話を聞き、クリエイターとしてお互いをすごく信頼し、
尊重している関係に“なんて理想的な関係”と羨ましく思いました。
高木ユーナさんが『松井監督にこの作品はあげたから。
漫画はいったん打ち切りになって、未完のまま終わってしまったけど、
映画になってさらに不死身ラヴァーズの世界が広がった』
この映画の公開に合わせて漫画の読み切りが発売されたりと、
もう一度『不死身ラヴァーズ』が蘇ったのですね。
高木ユーナさんをこの映画で初めて知りましたが、
作品に込めたぶれない情熱とテーマ性になんてカッコイイ!!
アーティストさんなの~と惚れ惚れしました。
映画が好きで普段からいろんな映画を観ますが、
この映画は内容もさることながら、
松居監督が10年前に原作に出会い、
ずっと映像化したいと願い、温めてきた企画だったとの背景を知り、
その背景を含めて大好きになったんだな~と納得しています。
一見、恋愛青春映画のようですが(まぁ、そうなんですけど)
対象が恋愛でなくても純粋に好き!!という気持ちを貫くことの大切さ。
それによって自己肯定され、何があっても自分の信じた好きな道を貫く。
負けない信念を思い出させてくれる映画です。
どんな年代の人にも刺さります。
とってもオススメの映画、是非、映画館で観てくだい。