【日記】陸上自衛隊富士学校70周年記念行事に行ってきました後編
前回、中編の続きになります。
訓練展示は敵への偵察から始まる。UH-1ヘリから降りて登場する偵察隊のバイクに87式偵察警戒車、軽装甲機動車に加えてドローンも敵情を探る為に飛んだ。陸自もドローン配備は進んでいた。
障害物処理として92式地雷原処理車が16式機動戦闘車と共に登場、92式の援護として作業を妨害させない為に16式が射撃(空砲)を敵陣へ撃ち込む。
自衛隊側の反撃は地雷原の障害物を92式地雷原処理で処理し、反撃部隊が進む道を切り開く。その時に敵が地雷原処理車を攻撃しないように16式機動戦闘車が射撃して援護した。
90式戦車部隊が登場し敵陣に射撃、中型ドーザーが進路を開き、次いで89式装甲戦闘車が敵陣近くへ進み普通科隊員を降ろす。降りた普通科隊員が敵陣を制圧した。そこから更に戦果を拡張すべく10式戦車が突入して状況終了となった。
訓練展示から装備品展示に移動して来る戦車と装甲車を間近に見る。その厳めしい姿にエンジン音と路面に感じる振動が直に見る戦車の醍醐味だ。凄く興奮する。
装備品展示の会場に入ると既視感を感じた。
富士駐屯地の黒い土は東宝特撮映画では自衛隊の登場シーンではよく見るからだろう。
装備品展示で戦車や自走砲をすぐ近くで見られただけではなく、自衛隊の新たな銃器と無人機を見たのも個人的に成果だった。
もっと見たいが時間が無い。住んでいる広島県まで遠いからだ。
こうして初めての富士学校記念行事は終わった。
極めて猛暑の中で式典や展示を行った自衛隊員の皆さんには頭が下がります。ありがとうございました。
ここから御殿場駅より高速バスと鉄道を乗り継ぎ新横浜で新幹線に乗り帰途に就くのだが、在来線の終電に間に合わず新幹線が止まる三原駅まで父親に迎えに来て貰うアクシデントありの帰宅になってしまった。