Bookbaseのコミュニティに入ってみて(第3期と第4期)
ネット上での出版プラットフォーム「Bookbase」
作家が稼げる事を目標に掲げ、2019年9月に設立された会社です。
そんなBookbaseでは作家の交流コミュニティが存在する。今回はそのコミュニティに参加してどうだったかの感想を書いて行きます。
Bookbaseのコミュニティとはどんな所なのか?
参加するのはBookbaseで作品を販売しようと考えている作家(この場合の作家とはプロアマ問わずである)に加えて、一般公募で自分の作品の感想をBookbaseの編集に見て欲しい人や作家同士の交流を目的にしたネット上のコミュニティである。
常にある訳では無く、三カ月ごとの期間で交流や作品を編集へ見て貰うなどを行うのだ。
この三カ月のコミュニティに参加するのは13200円の参加費用を降り込む必要がある。無料では無い。そこにこのコミュニティの価値がある。
無料で誰にでも開かれた場合は、より色んな考えを持つ人が参加する事になる。それは昔の掲示板や現代のSNSを見れば分かるように炎上などのトラブルを招く事になる。
安いとは言えない1万3200円は、創作による参加や交流をしたい人達に限られる一つの関門となっている。コミュニティの3期と4期に参加していてトラブルらしい様子を見た事が無いので、1万3200円を払う事によるコミュニティの平穏さが保たれていたのは確かだと思います。
コミュニティはSlackとDiscordの二つのツールを使い、交流をします。
Slackでは「個別申し込み」や「感想」で自作についてBookbaseの編集の人に見て貰うシステムがあります。
また「ちょっとした質問や相談をするところ」でBookbaseについての質問から、創作に関しての相談、作中に登場する物や制度についての質問をBookbaseの編集だけではなく、参加している作家の皆さんからも意見交換が出来る場になっています。
また、編集の皆さんによる小説コラムで創作のやり方などの知識や考えについて語っており参考になることも多いです。
Discordでは「編集相談会」も開かれ、編集の人に直に相談して答えを貰うイベントもあるので編集と作家の距離は思ったよりも近いものではないかと思われます。
コミュニティでの交流と私の参加体験
ここから私の参加体験を交えつつ、交流などを主体とした参加について書いて行きます。
Bookbaseでの作品販売や、出版社などが開催する文学賞への投稿に向けてBookbaseの編集さんとのやり取りをするだけではなく、作家同士の交流もこのコミュニティの特徴でしょう。
SlackやDiscordには雑談スレがあり、Discordでは「BL部屋」や「TL部屋」に「エロマンガ島」のような嗜好に合わせた話での交流もできるようになっていました。
交流の部分では、Discordでの交流会があります。参加は自由でBookbaseの社長と話せたり、文字の書き込みで話す事も出来るなど参加するスタイルも自由です。
この交流会では創作についても話がありますが、最近何を見たかなど雑談が多いので気楽に参加できます。
また、Slackでは「情報共有」で、自分の得意分野についてのコラムの様な記事を参加している作家の皆さまが好きに書ける所もあります。
書くと言う意味での参加では、コミュニティの第3期では短編小説イベント、第4期ではリレー小説の企画があり、創作のコミュニティらしく創作する企画もありました。
私はこの3期と4期からの参加で交流会や雑談、エロマンガ島など交流や短編小説企画やリレー小説に参加しました。リレー小説は参加している作家によって繋ぐので、思いもよらぬ方向に進むのがたのしかったです。
作品やプロットを編集に見て貰う事をまだしていませんが、個人作業と言える執筆において「同じ者が居る」・「より知見のある人」と接する事のできるコミュニティは創作をする上で励みになります。
自分の作品を評価して貰う、作家同士の交流をしたい
大まかに言えばこの二つのどれかを(両方ならば直良し)目的にすれば過ごしやすいコミュニティだと思われます。
このBookbaseのコミュニティは先月2月28日で第4期が終わり、今月3月10日より一般募集が始まります。興味のある方は是非ご参加を
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