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音声と動画、の話。

アラサーにもなり、人生というものについて考えることが増えてきた今日この頃。

どうやら私は視覚的に捉えた情報を、脳内で再度組み立てて吸収することが苦手らしい。

今まで意識していなかったことを数値で示され、説明されて、ああなるほどと腑に落ちることがありました。

致命的な方向音痴。
覚えようとしないのではなく、どちらかといえば覚えられないらしい。
年々長い動画というか映画なんかが観るのに体力を要するようになってきているのも?と思いつつ質問してみたら、これもこの苦手が影響している可能性があるらしい。

文章で提示されたもの(小説とか)は得意な分野に属するけれど、比べてそれが映像化されると途端に苦手な分野に裏返る。
人間て不思議ー。

しかし映像は厳しいくせに音声は大丈夫って、本当に脳内どうなっているのか。
音声は大丈夫でも、不規則な音や高い音が苦手な聴覚過敏の気があるのは何故なのか?

自分のことなのに訳がわからないですね。
考え始めたら、尽きない疑問。

生きづらさを抱える人間もそりゃあ増えるだろうな。
生きていくためには、関わらなければならないものと、避けても大丈夫なものがあるけれど、この音声と動画問題だけでも避けられる要素と苦痛でも耐えるしかない場面が絡み合って成り立っているもの。

生きることは、不思議だ。
だけど、今日も私は生きていた。

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