見出し画像

意志共鳴によるコミュニティの可能性。当時、人生二毛作目の14歳。

越境と共創で新しい価値創造に挑戦している僕が現在担当するプロジェクトが「NEC未来創造会議」。今から30年後、2050年に“人が生きる、豊かに生きる”社会像として導出した「意志共鳴型社会」。現在進行形で全世界に大きなインパクトを与えているCOVID-19によるNew Normalの本質を探求すると共に、その逆も然りでCOVID-19を通じて意志共鳴型社会の本質を問い直しています。

NEC未来創造会議

2017年度にスタートした「NEC未来創造会議」。人の能力をAIが超えると言われるシンギュラリティ後の2050年に“人が生きる、豊かに生きる”社会を構想しています。

「NEC未来創造会議」とは、"2050年"を見据えて「叶えたい未来を考える場」。国内外の有識者が集い、今後の技術の発展を踏まえながら「実現すべき未来像」と「解決すべき課題」そして「その方法」を構想する活動です。
2017年に活動を開始以降、有識者と共に構想した未来洞察の内容を公開しています。

国内外の有識者と共に、NECグループから公募で集まった未来創造プロジェクトのメンバーが2050年に“人が生きる、豊かに生きる”社会像のコンセプトとして「意志共鳴型社会」を導出しました。

20200827_意志共鳴型社会

意志共鳴型社会

意志共鳴型社会は、人間・社会・環境・未来の分断を克服して、それぞれが共進化する未来社会のコンセプトです。今から30年後の2050年、SDGs達成後の先の未来を描いています。

他者理解を通じて自分の可能性に気づき、(自己理解)
時空間を超えて仲間が集う。(価値包摂)
紡がれた物語の体感が挑戦への活力となり、(共体験)
小さな挑戦の連動が大きな未来を創造する。(相互作用)

NEC未来創造会議や、自分が住む川崎/武蔵小杉で企画運営している「川崎モラル」「こすぎの大学」などの地域デザイン活動を通じて探求中なので現時点での見解となりますが、社会課題解決/社会価値創造の重要なパートナーが国(MDGs)から企業(SDGs)に、そして、コミュニティ(After SDGs)に変化するということの意味を考え続けています。意志共鳴型社会というコンセプトを通じて、コミュニティによる価値創造の可能性を自問自答すると共に問いかけ続けています。

会社というプラットフォームの変革と意義

2017年度にスタートしたNEC未来創造会議。これまでの3年間のINPUT(未来構想)を経て、OUTPUT(社会実験)のフェーズに移行するタイミングで訪れたCOVID-19。これまで幾度も議論を繰り返して導出した未来社会のコンセプト「意志共鳴型社会」を通じてCOVID-19によるNew Normalの本質を探求すると共に、その逆も然りでCOVID-19を通じて意志共鳴型社会の本質を問い直しています。

その中で見えてきた会社というプラットフォームの意義。

「わたし自身は、NECは社会価値創造の場だと思っているんです。一緒に働く人々に対して、場を提供している。だからこそ、一人ひとりが自分の力を発揮したくなるような場にしていきたいと思っています」(NEC 取締役 会長 遠藤信博)
これからの企業に必要な成長と持続性の両立をめぐって 

会社というプラットフォームがCompany(器)からCommunity(場)に移行するという示唆。個々人が社会とつながるための接点になっていくという内容。

意志共鳴によるコミュニティの可能性を通じて学んだこと

何もしなくても時間は経過する。未来は勝手に訪れるものだけど、自分たちで創り上げるものでもある。自分たち(We)はコミュニティとも言い換えることができる。コミュティ同士が連動することで大きな未来を創造する。創り上げたい未来の解像度が上がってきてワクワクしています。

よろしければサポートをお願いいたします。各種活動でありがたく使用させていただき、noteの充実を通じてお礼していきます。