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ニックフィットの行き先

男と生まれたからには 誰でも一生のうち一度は夢見る 「地上最強の男」。 「グラップラー」とは 「地上最強の男」をめざす プレインズ ウォーカー のことである!

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サムネを作りました。"大変動" にハマり,このカードを僕のAbzan Nic Fit の核として際立たせていきたいです。最近は期待の新人 "星界の騙し屋,ティボルト" に頭を悩ましています。あのデッキ早すぎるんだよ…。

今回の記事は僕とAbzan Nic Fit が探検する目的地(デッキの方向性)についてです。前回の記事(ニックフィットで探検するレガシー:https://note.com/kattupa/n/need42dff6e7e)では僕のNic Fit の基本的な動き方について書きました。ぜひぜひ。


〇目次

1. 前回の検討結果

2. 大いなる創造者,カーン

 ・サイドボード

3. デッキの方向性(フィニッシャー)

4. 総括


1. 前回の検討結果

 前回の記事では,僕は「2ターン目に ”老練の探検者” を確実に決める」ことを目的として "むかしむかし" の採用経緯や,それによるデッキへの効果(主に ”緑の太陽の頂点” との違い)について書きました。また,”別館の大長” を中心にデッキを組んでいました。事前のデッキ研究からNic Fit はコンボに弱いと情報を得ていたため検討していたカード。レガシーでは軽量呪文が多めで相手のデッキを減速できると考えていたが,その軽量呪文で捌かれた。具体的には "最後の審判" での ”水蓮の花びら” など。これではダメだと思いましたね。フィニッシャーについて再検討です。

・現在のデッキリスト

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大きく変わった点としてはメインに"大変動" を搭載した。

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好きなカードではあるのだがNic Fit に合うカードとは使うまでわからなかった。まずは一部シーンをどうぞ。見た方がはやい。

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カルドハイムからの ”領界喰らい,サフール” との相性が良かった。この出来事のおかげで思考の幅が広がりました。使えるカードが自由なデッキのため,Nic Fit を検討することが楽しくなりますね。


2. 大いなる創造者,カーン

では,今回のレシピのフィニッシャーについてです。僕は紙デッキでは ”大いなる創造者,カーン” を使用しています。それがMOで手に入ったので彼を軸にしたNic Fit を検討しています。このカードは相手の置物を機能停止させるメタカードと考えています。前回のデッキでもヘイトカードに ”迷宮の亡霊” を採用していました。また,サイドデッキも使用することができ,メイン・サイドの75枚でタクティクスを組める。僕好みなカードです。僕が苦手とするスノーオーコ系の "アーカムの天測儀" や,置物を使うコンボデッキなどに少しは対応できます。”暗黒の儀式” を採用していることにより最速2ターン目に着地できることも魅力です。

・サイドカード

前回の課題であったサイドカードも試行錯誤を重ね,ここまで来ました。

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(1)置物関連

 置物には枠には  対コンボ生物 ”エーテル宣誓会の法学者” ,墓地対策に ”墓掘りの檻” ,PWや置物へ ”真髄の針” ,全体除去の ”仕組まれた爆薬” ,なんでマイコじゃないんだ ”出産の殻” を採用しています。 ”大いなる創造者,カーン” 経由で様々なデッキに対応できる構築を目指しています。

(2)屍呆病

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 ニックフィット界の統率者さんのサイドカードを参考に採用してみました。標的は "星界の騙し屋、ティボルト", "王冠泥棒、オーコ" やコンボカードなどになるのかな?もう少し勉強します。一応,"暗黒の儀式" が搭載されているため1ターン目に唱えることができます。加え,対コンボの性能を上げるために白の打ち消しカード "マナの税収" も採用しています。

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(3)ガイアの祝福

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モダン(Abzan)でも愛用しているお気に入りの墓地対策カード。墓地対策性能も特殊で”デッキに戻す墓地対策”,キャントリップで無駄もない。また,ライブラリアウトも対策出来るカード。ライブラリアウトデッキを圧し折り,ペインターの ”丸砥石” にも対応できる一枚。

(4)悟りの教示者

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置物をデッキトップに疑似サーチする置物水増しカード。”大いなる創造者,カーン” 採用しているのになんで?と思うかもしれない。4コストの彼では間に合わないデッキに対し,”大いなる創造者,カーン” ×2  ⇔(置物・”悟りの教示者”)のサイドチェンジで速度を補う。アブザンならではの,これから検討したいタクティクスである。


3. デッキの目的(フィニッシャー)

”大いなる創造者,カーン” を使用すると ”マイコシンスの格子” が一般的です。叩きつけるだけの強いカードであるため条件を作ってあげると勝てる。今の僕は,様々なカードをNic Fit で検討し,自分に合うNic Fit を決める時期であるため,”出産の殻” を搭載しています。

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(1)出産の殻とNic Fit

wikiによると,むかしむかし,Nic Fit にも”出産の殻” を搭載したハイブリッドデッキがあったらしい。サクリファイス手段の欲しいNic Fit とはNice Fit なカードだろう。後半に腐る ”老練の探検者” を有用な2,3コストの生物に転生できる,無限頑強などのコンボを搭載できるなど勝ち手段を増やすことができる。僕は無限コンボが嫌いなため,グッドスタッフな対応力を ”出産の殻” に求めた。”出産の殻” に頼らないため採用枚数を抑えることができ,”大いなる創造者,カーン” からのアクセスで十分であると感じている。転生する生物は万能除去の "スカイクレイブの亡霊" はもちろん,PW対策の ”探索する獣” やアドバンテージに差をつける ”宮殿の看守” を搭載した。

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(2)大いなる創造者,カーンと出産の殻

これを話す前にNic Fit 界の絶対的なフィニッシャー "アルゴスの庇護者,ティタニア" を食物連鎖の頂点として搭載。圧倒的な物量でゲームを決める。 ”大変動” とも好相性だし惚れた。

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さて,”大いなる創造者,カーン” の+1能力を見てみよう。

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ん?殻が・・・うごくぞ!

”出産の殻” を生物化し,自身を "アルゴスの庇護者,ティタニア" に転生させる。これが今回のデッキのコンセプトである。 "アルゴスの庇護者,ティタニア" は重いカードであり,登場ターンに除去されては思う様に活躍できない。"出産の殻" を使うと1コストで戦場に乗り出すことができ,キャノピーランドや ”幽霊街” を温存できるのがこのコンボ魅力です。”大いなる創造者、カーン” から一枚で5コスト生物を登場させることができます。


4. 総括

今回は ”大いなる創造者,カーン” とサイドカード,フィッシャーとなる "出産の殻" についてでした。そのうち ”マイコシンスの格子” を使用したデッキになるとは思いますが,寄り道も勉強だと思うので今回はこのような記事を書きました。レガシーが未熟なため穴がある,不完全なデッキレシピだとは思いますが日々精進しています。今後の課題は,他のレガシーデッキとの戦い方を勉強し,環境にあったNic Fit を検討できればと思います。

最後に,前回の記事を読んでくれた方,宣伝してくれた方,ご教授してくれた方に ありがとうございます。今日もあなたに良いレガシーライフを。