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Pro Nic Fit

どうも,かっつぱです。今年度からModernにケリをつけMagic  Online で魔境(Legacy League)を探検しています。デッキはもちろんAbzan Nic Fit (アブザンニックフィット)。対戦相手がいるって楽しい!

*僕は,ニックフィットで探検するレガシー(https://note.com/kattupa/n/need42dff6e7e) をデッキの基軸とし,”2ターン目のニックフィットコンボ” を戦略としています。コンボ確率(https://note.com/kattupa/n/nd5f53cda1190)も計算し,自分のデッキの動きが確立できるよう探検しています。

〇目次

 1. Pro Nic Fit とは

 2. 注目カード

 3. 総括

1. Pro Nic Fit(cemetery Prowler Nic Fit

まずは使用してるデッキです。

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まず,いくつかのデッキアイディアを紹介します。

(1)デッキ枚数

 構築戦では珍しい62枚です。デッキを増やすと引きたいものが引けない感覚がありますが,確率計算をするとニックフィットコンボの成功率は60枚では52.1%に対して62枚では51.6%と誤差の範囲になります。また,3枚搭載された生物を引く確率も,60枚で50.6%に対して62枚では50.1%程度までにしか落ちません。土地についても僕は60枚で21枚が好みなのですが62枚では21.7枚とギリギリ妥協してます(永久のドラゴンも土地確保を助けてくれる)。汎用性に富んだカードを数枚多く採用することが可能です。

(2)戦い方

 アブザンでの戦い方を消耗戦に決定しました。このデッキのキーカード ”墓所をうろつくもの” から生物を高速展開することで消耗戦に持ち込みます。この ”墓所をうろつくもの(Cemetery Prowler)” からデッキ名前をとりました。どの相手にも安定した戦いができるよう,複雑なギミックを避け,シンプルで拡張性のあるデッキ構成です。”武勇の場の執政官” は好きなカード枠なので,この枠は自分の好きなフィニッシャーで勝負を決めよう(ピース)。

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相手の心を折る。

(3)サイドボード

 サイドボード案として ”虚空の力戦” の枚数考察を。一般的なデッキでは "虚空の力戦" は4枚だと思います(4枚だと39.9%で設置可能)。しかしこのデッキでは3枚(31.5%)です。一例として,力戦を張りたいリアニメイトには ”封じ込める僧侶” で対応します。"むかしむかし" があることで引けます。確率で表すと[力戦4僧侶2]では71%に対し[力戦3僧侶3]では80%まで戦えます。現在のリアニメイトは置物破壊はあっても生物除去は少ないのも良点。コンボ相手には "催眠の悪鬼” で対応します。”否定の力” もすり抜けます。相手は生物除去なんて入ってません。


2. 注目カード

 書きたいことは書いたので,カードの使用感を少し。

(1)墓所をうろつくもの

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 わんこ。むかしむかし,貧乏なかっつぱは "忍耐" が高すぎるので墓地(憎きウーロ)対策を考えてまいした。墓地対策カードは ”ケイヤの手管” などもありますがデッキの方向性を ”むかしむかし” で一貫するため生物主体にしたく考えた1枚。ダブルシンボルがしんどいが,バクバク墓地を食べてくれ,自分の墓地も食べれるため力戦に邪魔されません。このカードを中心に生物を高速展開でき,瞬速生物も多数投入しています。

(2)ロークスワイン城

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 消耗戦を戦い抜くために搭載。ニックフィットコンボにより沼は容易に用意できますし,"不屈の追跡者" より場持ちが良く気に入ってます。消耗戦では土地が潤沢になり ”殴打頭蓋" とは抜群の相性です。

(3)戦慄の朗詠者、トーラック

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 多めに採用した ”ファイレクシアの塔” を効果的に使うため搭載。”トーラックの賛歌” を "むかしむかし" からリードし消耗戦に引き摺り込む。主な除去が ”孤独” と "虹色の終焉" であるため場持ちも良い。墓地シナジーでデッキを固めるより,多角的な攻め(”石鍛冶の神秘家”を採用している理由。墓地対策で詰まないように。)をしたい。”カラカス” でバウンス?。どうぞ。

(4)暗殺者の戦利品 [除去枠]

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 アブザンでは "虹色の終焉" を使用することができるが,デプス等の土地を狙いたいため採用したい。また,”濁浪の執政" は "虹色の終焉" で除去できないためキチンと除去できるカードは確保したい。巨大生物とやりあうために "虹色の終焉" を ”剣を鍬に”にしても良いと思う。

3. 総括

 ニックフィットにはレクター型,スモッグ型などのコンボもあります。それでも,ジャンク型で挑戦したい思いです。今回の記事ではリーグ戦に挑戦するにあたり,より自由度の高い構築になるよう考えました。多数のコンボデッキをはじめ,様々なタイプのデッキに対応するため,白・黒の生物を使える利点を生かしたデッキ構築を常に目指しています。

 当面の目標はリーグ戦4-1です。レガシー経験値も低くまだまだ意味不明で負けます。”陰謀団式療法” を使っているのにカード名も覚えてません。こんなプレーヤーでも記事を書いています。今年もニックフィット界隈が盛り上がりますように。今年のあなたに良いレガシーライフを。