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【シティS3優勝】ペパーがエロすぎるロストバレット【全文無料】

かっつん@ポケカ

※環境の変化に伴い全文無料に変更しました。

はじめに

初めましての方は初めまして。
都内でポケカをやっているかっつんと申します。
こいつ誰？という方向けにざっくり経歴は以下です。

・Aレギュ時代にPTCGOだけ触る、リアルで一緒にやる人がおらず引退
・フュージョンアーツあたりからリアルで再開
・シティトナメ経験4回、今回初優勝
・初参加のCLでベスト8(CL2023京都)
(当時のnote宣伝で置いておきます)

今回シティリーグでペパー入りロストバレットを使って優勝することができたので、簡単な解説記事を書いていこうと思います。

一般的なロスバレのリストや回し方は色々出回っているかと思うので、あまり採用されていないカードやそれに伴う回し方の部分を中心に書きます。
短めでサクッと読めるようにする(予定)なので最後まで見てください！

リスト

【デッキコード】p2pUMX-jtpaMT-yS2yp3

一般的な4色ロスバレに、ペパー2枚、げんきのはちまき、かじばのいっぱつなどを入れています。

採用カード

ペパー

この記事のほぼ主題です。主な使い方としては以下です。

序盤:
①緊急ボード+ポフィンやネストボールで盤面展開
②スイーパー+いらない道具でロスト稼ぎ

中盤:
①ミラゲやネストボール、すごいつりざおなどアタッカーの準備に足りない札をサーチ
②キャッチャー系をサーチして実質ボス

終盤:
火事場を確定サーチ+キャッチャー系など必要なグッズ

といったように腐る場面が少なく、ロスト特有の
「アクロマが引けずに展開できない」
「中終盤で必要札が引けずに負ける」
という展開を減らすことができます。

偉すぎる、そしてエロすぎる

またサポートの総数がツツジ込みで8枚と多く、かつペパーを使っているターン分山にアクロマが残るため、終盤の手札干渉に耐性をつけることができます。
(ここがポケギアとの大きな差別化点)

げんきのはちまき

当初は未来カイナ(カウンターカイナ)へのメタカードとして採用しました。主な付け先はトドロクツキとウッウです。

トドロクツキ
・カラミティストームで230ダメージを出せるため、HPを維持したままテツノカイナを倒せる
・スタジアムなしでも110ダメージ出せるため、テツノカシラを弱点込みでワンパンできる
・メタ対象である未来カイナではタウンデパートの採用が多いため触りやすい

などの点が強いです。

以前この枠には未来カイナへのメタとしてメジャーなフーパexを入れていたのですが、+60されたテツノカイナのアームプレスで倒されてしまう点が弱く感じ、また
・他の対面ではあまり使わない(アルセ系統は使用率が下がっていた印象、かつ火事場で勝てる)
・エネ要求を満たすために悪エネを増やすと構築が歪む
・exのスタート確率が上がる
などの点を考慮して、げんきのはちまきに軍配が上がりました。

またロストミラーやパオのカイナを返せるかつHPが残ることで、キャンコロ手裏剣やロストマインで複数取りされないようになるのが偉いです。

ウッウ
げんきのはちまき込みで120ダメージ出せるので、主にリザやパオのビーダルを倒せます。
ロストが10枚になるまで非exでは倒せなかった相手を倒せるので、プランが増えます。
またげんきのはちまき+キャッチャー系統はペパー1枚でサーチできるので、要求も低いです。

テツノツツミと合わせて使うと、ビーダルなら耐えるだろうと出してくる時があるのでそれも強いです(先にペパーでサーチするとやりたいことがバレるので、使用順には注意しましょう)。

あまりないですが、カイナのアームプレスと合わせて280まで見れるので、アルセ対面などで活躍することもあります(その場合はカイナにはちまきをつけてもOKです)。

(おまけ)かがやくゲッコウガ
Tipsレベルですが、ロストミラーやロスギラ対面でかがやくゲッコウガにつけて手裏剣を打つと前100、後90出すことができ、ロストマインとの合計ダメカンが31個になるので、
ウッウ110
ゲッコウガ130
キュワワー70
→合計HPが310となり、
ウッウとゲッコウガに手裏剣を当てる→ロストマインを打って合計3体をまとめて倒せることがあります。

ロストミラーでサイドを進めないタイミング(手裏剣でサイドを取らないタイミング)=サイド4同士でツツジゾーンに入らないようにする時で、上記の展開で手裏剣を打った返しに相手がサイドを進めてくればツツジを打ちながらマイン、進めてこなくても裏にウッウを用意しながらサイドを1枚まで進めるプレイングもあります。

入れ替えカートで回復されない・手裏剣のタイミングでマナフィがいない前提なので頻発はしませんが、覚えておくと良いかもしれません。

かじばのいっぱつ

上記2枚と比べるとそこそこ採用されているカードではありますが、ペパーによってバリューが爆上げされています。

主な使用先としてはピジョリザ/アルギラ/ロスギラ/ルギア/パオジアンなどです。

特にピジョリザを意識して採用していて、
・ウッウやヤミラミで小物を倒して2枚
・トドロクツキでリザを倒して2枚
・火事場ウッウでピジョットをワンパンして2枚
と1-1-2-2のサイドプランが可能になります。
火事場ウッウを使うターンは手札が2枚+トップ1枚とと厳しいのですが、ペパー1枚で解決できるため要求が低く、手札干渉をされ続けたとしても勝ちやすくなります。

不採用カード

ライコウV・ミュウex・フーパex

まず前提として、ロスバレの強みは非ex・Vだけで盤面を埋めることができる点と思っていて、スタート確率を下げるためにもexやVの採用は減らしたいです。

ライコウVは、主にピジョリザのピジョットを倒すことや、封印石の張り先として採用されがちですが、
ピジョットは火事場で倒すプランを想定していること、ツキとライコウを使うプランだとサイドペースにほとんど余裕がないことがあまり好きでなく、採用を見送りました。
また封印石で探したいカードはサポ以外大体ペパーで触れます。

ミュウexは、枠があれば一番採用を検討していたカードでした。LO系統に強く出れるというのが大きいですが、
・ミュウexを入れてLOと練習する時間がなかった
→入れてもLOには勝てない可能性がある
・その他の盤面ではあまり使わない
・exをできるだけ採用したくない
という消極的な理由で見送りました。今後は採用を検討するかもしれません。

フーパexは、げんきのはちまきの部分で触れたので割愛しますが、未来カイナメタとして採用しているのにアームプレスで返されやすいのが弱いと感じたため見送りました。

ポケギア

新レギュで最初に組んだロスバレでは2枚採用していました。

変な道具入れがち、勝率は自主大会で11-5とそこそこ

後攻からしっかりアクロマに触れる確率が高いので悪くはないですが、山のアクロマの枚数を減らすカードだと気づいてから採用を考えるようになりました。
手札干渉を継続してくるデッキだと終盤に山にアクロマが1枚もない、あっても触れないといった場面が弱く、
また中盤以降アクロマで触りたいカードが1つであればペパーを打てばいいのでは？と気づきペパーに枠を譲りました。
ポケストップや手帳と合わせて採用するならありかもしれません。

ポケストップ

ONCがこれをロスバレに採用して優勝していたので検討していました。
ただポケストップはどこまで行っても上振れと下振れがあるカードで、シティで優勝するためにはより安定感があった方が良いのでは？と思い見送りました。

増やしたかったカード(ウッウ、釣竿、ポケモン入れ替え、スイーパー)

ウッウ2枚目は、最後まで検討していたカードの1枚です。
序盤の1枚と火事場の1枚で使うことを想定していたため、相手のロストシティやサイド落ち、どうしようもない花選びの巻き込まれなどをケアするために考えていました。
ただ前日出たジムバでハバタクカミにボコボコにされたので、テツノツツミに枠を譲りました。
(シティ当日も2回ハバタクカミ入りを踏んだので正解でした)

釣竿4枚目・入れ替え3枚目は、入れてもロストに送ることが多かったため抜きました。入れ替えは特に、ペパーでボードをサーチできるため腐り気味かもしれません。

ロストスイーパー2枚目は、ペパーでロストを増やす択の取りやすさと、その択を取った後に本来使いたい場面で使うために欲しかったのですが、枠の都合で諦めました。
2枚あれば便利だがなくて負ける試合はないカード、というイメージでした。

ペパー入りの回し方について

基本的には一般的なロスバレと同じなのですが、
・序盤ペパーしか手札にない時
・アクロマとペパーがどちらも手札にある時
・ペパーを残す必要がある時
など微妙に分岐が異なる気がするのでまとめておきます。
(ちなみにペパーを入れたのがシティ3日前とかなので全然間違ってる可能性あります、煮詰めた方いたら指摘してください)

・序盤ペパーしか手札にない時

後攻であれば、おとぼけスピットのバリューが高い場合はできるだけアクロマを探してから使います。ただ相手の展開が明らかに鈍かったり、アクロマを引けたところでおとぼけにいけそうにない手札だったりした場合はペパーを打って盤面を整えていました。
またアクロマを探す過程で、ペパーでスイーパーを持ってくればおとぼけにいける択が出てくる場合もあります。

先攻を取れた場合は、先2でロストは4枚まで貯まれば基本的に問題ないので、アクロマを探す前に使って盤面を整えていました。
これをすると後2でナンジャモをされても山のアクロマの枚数が多い状態なので、安定してアクロマに触れます。

・アクロマとペパーがどちらも手札にある時

そのターンに使うアタッカーを準備する要求札が2枚の場合、ペパーなしであれば
かくしふだ→アクロマ→花選び
で探しに行くのが一般的(だと思っている)のですが、ペパーがある場合1パーツは必ず持ってこれるため
かくしふだ→花選び→1パーツ揃えばペパー
で探し、まだ2パーツとも見つからない時にアクロマを打つようにしていました。

・ペパーを残す必要がある時

これは主に終盤に手札干渉が予想される場面で、最後に火事場を打ちたい対面では温存する場合があります。
主にピジョリザやアルギラなど終盤手札を細くしてくるデッキに対しては、あまり効かないとはいえツツジを積極的に打って手札にも残さない(ナンジャモで沈みやすいため)ようにしましょう。

終わりに

今回は練習時間が多く確保できた訳ではなかったのですが、自分の考えたリストで優勝できたのはとても嬉しかったですしモチベーションに繋がりました。

解説・内容少なめなので、回し方や対面ごとの不明点などあればDMで聞いてください！できるだけ答えます。あとフォローしてくれると喜びます。
https://twitter.com/kattunpokeca

もしペパー入りロスバレいいね！参考になった！と思ってくれた方や、優勝を祝ってくれる方がいたらスキボタンを押してもらえると嬉しいです。

ありがとうございました！

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