RSGT2024参加記〜価値を届けられるチームを目指す〜
スクラム実践者の集いであるRSGTに今年も参加しました。
RSGTに参加してやっと年が明け、2024年が始まる感覚になります。
ブログを書くまでがRSGTということで、記憶が新しいうちに言葉にしておきます!
参加するにあたって当日の行動指針を決めていた
3回目の参加ということもあり、当日の動き方を事前に明確に決めていました。
初参加だったRSGT2022は全く雰囲気もわからぬまま知り合いもほとんどいない状態だったので、ひたすらセッションを聞きながらDiscordにコメントを書き込み、同席していた大学の後輩と感想を言い合っていました。
2回目のRSGT2023ではギャザリングに焦点を当て、Day0に行われた知り合いを作る会に参加したり、知ってる人に声をかけたり、スポンサーブースを回ったりすることを意識しました。
そして今回のRSGT2024では、より"現地"を楽しむことを目的にして、ワークショップやパネルディスカッション、コーチズクリニックに参加しました。
気の向くままに当日を楽しむのもそれはそれでとても楽しいのですが、自分はある程度行動の算段をつけたほうが充実感を得られるタイプなのでこうしました。
ガチガチにスケジュールを組むと遊びがなくなってしまうので、「"現地"を楽しむ」というふうにあえてふわっとした指針にしたのが結構効果あったなと思います。
当日に聴いたセッションやワークショップの全体的な感想
(それぞれのセッションの感想をすべて書くと長くなってしまうので、全体的な感想に留めます。)
RSGT2024の3つのキーノートのテーマは「Dynamic Reteaming」「Value」「品質」でした。
Dynamic Reteamingもチームがパフォーマンスを出す(≒お客さんに価値を届ける)ための1つの考え方なので、総じて「価値・品質」が今年のテーマなのだと捉えました。
自分が聴いた中で強く関連してると思ったセッションは、中村洋さんのアウトカムの話や及部さんの良いチームをスケールする話、Woodyのモブプロの話です。
チーム開発が好きな私はどうやってより良いチームにしていくかやペアプロ・モブプロなどのプラクティスに非常に興味があるのですが、意識がそういった手段の方にばかり向いているといつの間にか目的を見失うときがあります。
そんな自分にとって今年のRSGTは響くテーマが多く、かなり満足度が高かったです…!!
嬉しかったこと・楽しかったこと
RSGTや他のアジャイル系カンファレンスなどいくつかのコミュニティに顔を出しているからか、自分のことをアイコンだけでも認知してくださっている方が増えてきたのが嬉しかったです!
顔見知りが増えるとギャザリングの楽しさが格段に上がるなぁ。。。
明日からのTry・Action
去年のRSGT2023に参加した後は「行動を起こす」を1年間の目標に据えて、社内での情報共有(RSGT同時視聴会、Slackに気になるトピックを積極的に共有)と社外での活動(ブログ執筆、スクフェス仙台やXP祭りでの登壇、その他カンファレンスにプロポーザルを出す)を宣言通りやりきりました。
それらをKeepしたまま、今年は「仮説検証」をTryにします。
去年は言ってしまえばただひたすらに行動するだけだったので、今年は何かしらインパクトを与える行動をして行こうと思います。
具体的なActionとしては、
開発プロセスやチームビルディングに対して自分が考えている未来の姿や仮説、それぞれ取り組みの目的を言語化してチームメンバーに伝える
仮説を検証するための場を作る(勉強会とか有志の集まりを作るなど)
定量的・定性的に検証できるようにデータを取る
チームメンバーと一緒に感想戦を行う
チームメンバーに目的や意図の部分を伝えきれずにプラクティスを導入しようとして十分に効果が得られないことが多々あったので、言語化とコミュニケーションに意識を向けて仮説検証をしていきたいです。
さいごに
今年もありったけのMPをみんなからいただいたので、やる気に満ち溢れてメラメラしてる自分がいます笑
この熱量のままチームやプロジェクトに思いをぶつけると確実に火傷して要らぬコンフリクトが発生するので、心は熱く頭は冷静に、火力調整をしながら明日から頑張ります!