がんばるって何かいい言い換えないかなって思った

はじめましてかっつん(@kattsun4416)です。

「がんばる」という言葉、あなたはよく使いますか?僕が思うに「がんばる」は、「すいません」「よろしくお願いします」「サモア諸島」に並ぶ、下手したら思考停止状態で発しかねないワード四天王の一人ではないでしょうか(奴(=サモア諸島)は我ら四天王の中でも最弱…)(なんのこっちゃ)。

僕はよく「期待してくれている相手に対してとっさに気の利いたことが言えないシチュエーション」で頑張りますマジックが発動します(「俺が期待してやってるのに『頑張ります』とはなんだ!バカにしてるのか!」と怒る人はごく少数でしょうから)。つまり条件反射であることが多いのです。

「がんばる」という言葉自体に罪はありません。むしろ健気でいい子だと思っています。でも、ニュアンスによっては「無理してでも最大限の成果が出せるように努力します!」という負のオーラが込められていることも否めません。

がんばるのダイバーシティ

僕としてはやはり思考停止状態で「がんばる」を連呼するのは避けたい。なので「なにかいい言い換え方はないかなー」なんてつぶやいていたのです。そしたら親切な友人が「がんばる」の類義語リンクを教えてくれました(ありがたき!)。https://thesaurus.weblio.jp/content/amp/頑張る?__twitter_impression=true

どうでしょう。めちゃくちゃ類義語多くないですか?

個人的に使うかどうかは置いといて、上のリンクから僕の琴線に触れた、お気に入りの類義語たちを以下に紹介します。

頑ばる(→え、一緒じゃんって小一時間ほど悩んだ)(頰ばる、かとも思った)
めげない/しょげない(→泣いちゃだめ)
残存(→孤高の哀愁ただよう良き表現。でも「残存します!」って言い換えるシチュエーションが思いつかないのが残念。)

ここまで書いてきて、いよいよ「がんばる」が可愛く思えてきました。言い換えようなんて考えてごめんよ。僕は君と共生したい。

そしてたどり着いた境地

2018年度下期の部長面談。そこには、「来年も期待しているよ」と声をかける部長とそれを微笑ましく見守る課長、そして「はい、来年も打ち込みます。」と潔く応える僕がいました。そこは窓が無いはずの部屋でしたが、自覚的に言葉を紡ごうとする僕を、まるで言祝いでくれるかのように、一陣の風が快く吹き抜ける、そんな気持ちでした。

繰り返しになりますが、言葉に罪はありません。言葉の使い手の意識こそが重要なのです。これからも自動的に「頑張ります」と言ってしまうことは少なからずあることでしょう。しかし、そこで少し振り返って、「僕は君を無意識に使ってしまったかもしれない、ごめんよ。」と心で声掛けができる、そしてもう少し大切に言葉を使ってあげられる、そんな気がしています。

〜fin〜


最後まで読んでくださってありがとうございます。 とても嬉しいです。また来てください。