買ってはいけないミネラルウォーターの特徴6選を徹底解説

健康的な生活のためにミネラルウォーターを選ぶことは一般的ですが、実はすべてのミネラルウォーターが同じ品質とは限りません。

一見、健康的に見える商品でも、実際には避けるべきものもあります。

この記事では、買ってはいけないミネラルウォーターの特徴を、いくつかの観点から解説していきます。

買ってはいけないミネラルウォーターの特徴

1. 安い海外メーカーのミネラルウォーターには注意

最近では、輸入ミネラルウォーターが非常に安く販売されることがあります。しかし、価格が安いからといって品質が優れているわけではありません。特に海外メーカーの製品には以下の点に注意が必要です。

  • 品質管理の不透明性
    国によっては水質基準が異なり、日本よりも緩やかな場合があります。そのため、輸入時点で水質検査をクリアしていても、品質管理が十分でない可能性があるのです。また、保管状況や輸送時の温度管理が適切でない場合、水の品質が劣化するリスクも高まります。

  • 環境汚染の影響
    海外の水源地が工業地帯や農地に近い場合、環境汚染物質が水源に混入していることがあります。例えば、工業廃棄物や農薬が地下水に影響を与えるケースです。安価なミネラルウォーターは、そのようなリスクを抱えていることもあります。

2. pH値が低いミネラルウォーターは酸性に注意

pH値が低いミネラルウォーター、つまり酸性の水は、長期的に飲むことで健康に悪影響を及ぼす可能性があります。人間の体は弱アルカリ性(pH7.4程度)で保たれており、極端に酸性の水を摂取し続けると、体内の酸アルカリバランスが崩れる恐れがあります。

  • 酸性水の影響
    酸性のミネラルウォーターは、胃酸過多や胃の粘膜に負担をかけることがあります。また、骨や歯のカルシウムが溶け出すリスクもあり、骨密度の低下や虫歯の原因になる可能性があります。pH値が7以下の水を選ぶ場合は、定期的に飲むのではなく、たまに摂取する程度に留めるべきです。

3. 硬度が高いミネラルウォーター(硬水)は日本人に合わない場合がある

ミネラルウォーターの「硬度」は、主にカルシウムやマグネシウムの含有量によって決まります。一般的に、硬度が高い水は「硬水」、低い水は「軟水」と呼ばれます。硬水には豊富なミネラルが含まれている一方で、胃腸に負担をかけることがあります。

  • 日本人の体質に合わない硬水
    日本人は軟水に慣れているため、硬水を飲むと消化器系に負担がかかりやすいです。特にお腹を壊しやすい方や、胃腸が弱い方には硬水は避けたほうが無難です。例えば、ヨーロッパの硬水は硬度が非常に高いため、海外旅行中に現地の水を飲んでお腹を壊すケースも少なくありません。

  • 料理への影響
    硬水はコーヒーや紅茶の味を変えてしまうことがあります。また、米を炊くときに硬水を使うと、米のふっくら感が損なわれることもあります。日本の料理には軟水が適しているため、硬水のミネラルウォーターは避けた方が良いでしょう。

4. 食品添加物が含まれているミネラルウォーターは避けよう

ミネラルウォーターには基本的に純粋な水が理想ですが、なかには保存料や安定剤などの食品添加物が含まれているものもあります。これらの添加物が含まれている場合、長期間の摂取で健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

  • 添加物のリスク
    保存料や安定剤は、商品の保存期間を延ばすために使われますが、体内に蓄積されると肝臓や腎臓に負担をかけることがあります。また、特定の添加物はアレルギー反応を引き起こす可能性もあります。純粋なミネラルウォーターを選ぶ際には、ラベルをよく確認し、添加物が含まれていないものを選ぶことが重要です。

5. 硝酸態窒素が多いミネラルウォーターは危険

硝酸態窒素は、主に農業に使われる化学肥料や家畜の排泄物から発生します。この物質が地下水に浸透し、ミネラルウォーターの水源に混入することがあります。硝酸態窒素が多く含まれる水を摂取すると、特に乳幼児に深刻な影響を与えることがあります。

  • メトヘモグロビン血症のリスク
    硝酸態窒素を摂取すると、体内で亜硝酸に変換され、酸素を運搬する役割を持つヘモグロビンの機能が低下することがあります。特に乳幼児は、この影響を受けやすく、「ブルーベビー症候群」と呼ばれるメトヘモグロビン血症を引き起こす可能性があります。ミネラルウォーターを選ぶ際には、硝酸態窒素の含有量が低いものを選ぶことが重要です。

6. PFOSやPFOAが含まれているミネラルウォーターは危険

PFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸)やPFOA(パーフルオロオクタン酸)は、環境に長く残留し、生態系に悪影響を与える化学物質です。これらの物質は、防水加工や撥水加工、耐油性製品に使用されることが多く、環境中に広く分布しています。ミネラルウォーターの水源が汚染されていると、PFOSやPFOAが検出されることがあります。

  • 健康への影響
    PFOSやPFOAは、発がん性や免疫系への悪影響が報告されています。これらの物質が体内に蓄積されると、がんや肝臓の障害、ホルモン異常などのリスクが高まるとされています。長期間にわたって摂取することは避けるべきです。

おすすめのミネラルウォーター

金城の華

金城の華は硝酸ナトリウム(硝酸態窒素)ゼロのミネラルウォーターです。

金城の水は加熱処理が不要な飲める温泉水です。

金城の水は、地下300mの花崗岩下から噴出した、加熱殺菌が不要の純天然アルカリイオン水で、pH8.2、硬度40~50mg/Lの軟水となっています。

金城の華のマグネシウム含有量は、100mlあたり0.04mgと微量です。

リセットタイム

島根県金城町の花崗岩下700mから汲み上げた天然水が、リセットタイムというミネラルウォーターです。

厚生労働省が定める安全基準をクリアしており、非加熱のナチュラルミネラルウォーターとなっています。

加熱殺菌されていないので、天然ミネラル成分を損なうことなくボトリング。 口当たりが柔らかい軟水で、くせのないおいしさは飲料水としてはもちろん、

リセットタイムはパッケージに硝酸態窒素ゼロと記載されています。

リセットタイムはアルカリイオン水です。

温泉水99

温泉水99は、鹿児島県垂水温泉桜島火山帯の地下750mから47℃で湧き出している天然のミネラルウォーターです。

温泉水99はアルカリ性Ph9.9となっています。そのため飲み過ぎると胃酸が薄まることから消化不良になる可能性があります。

温泉水99を1日2リットル飲むのは向いていませんが、日頃から酸性の食品を多く食べる方には相性がいいミネラルウォーターです。

温泉水99には硝酸態窒素についての明記はありません。


まとめ

買ってはいけないミネラルウォーターについて記事にまとめました。

買ってはいけないミネラルウォーターは硬度が高いものや、pH値が低いもの、海外の安すぎる聞いたこともないメーカーのミネラルウォーターです。

ミネラルウォーターは健康的な選択肢である一方、選ぶ際には注意が必要です。

特に、安価な海外製品や添加物が含まれているもの、硝酸態窒素や有害化学物質が含まれているものは避けるべきです。

ミネラルウォーターを選ぶ際には、ラベルや水質検査の結果をしっかり確認し、安心して飲める水を選びましょう。

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