梅野残留!阪神の捕手事情を考える
こんにちは!かったーです!
梅野選手の残留が決まりました!
2021年シーズン、130試合に出場し優勝争いを繰り広げた阪神の正捕手としてチームを引っ張ってくれました。
ファンからの人気もある梅野選手が他球団に移籍となってしまうと来シーズンの阪神の優勝は怪しくなってしまったでしょう。
そんな中残留を決めてくれたのは阪神にとって非常に大きいことです。
ですが阪神が優勝を逃した原因の1つに梅野選手の失速が挙げられます。この失速を繰り返さないように、来シーズンの捕手事情を考えてみたいと思います。
●優勝チームの捕手事情
まずはこの画像をご覧ください。
過去10年間の優勝チームの捕手としての最多出場数をまとめたものです。
ここでの平均が107.35試合ということなので、過去10年間は「100試合前後に正捕手が出場し、残りを控えの捕手が出場する」というのがスタンダードなようです。
2021年の梅野選手は130試合に捕手として出場しており、平均よりも多くの試合に出場しています。
さらに欠場した13試合の内11試合は10月です。つまり9月末まではほとんど出突っ張りの状態が続いていたということです。
優勝争いの中負担の大きい捕手というポジションで出場し続けたのだから、10月の失速はある意味起こるべくして起こったと考えられます。
来シーズンは梅野選手に頼り切りにならないように6試合に1試合のペースで別の捕手を起用してみても面白いと思います。
配球が変わって良いアクセントになり、梅野選手の失速も防げる良い形だと勝手におもています。
●阪神の捕手たち
では100試合梅野選手が出場するとして、2番手候補には誰がいるのかを考えてみましょう。
まずは坂本誠志郎選手です。
坂本選手に関しては、キャンプ・オープン戦でのアピール次第では梅野選手と立場が逆転することもあり得ると思っています。
梅野選手の代わりに出場した坂本選手が良い活躍を見せたので、10月に優勝争いから脱落しなかったと言っても過言ではありません。
梅野選手とはまた違ったタイプの捕手ということで、配球の良いアクセントとなりピッチャー陣の良さを引き出してくれました。
また、打撃の方でも菅野選手からHRを打つなど要所での活躍を見せました。
坂本選手がレギュラーを取るためには打撃力アップが欠かせません。通算打率.211の打撃力では梅野選手を超えることはできません。
ここが改善された時に坂本選手の出場機会が増えていくことでしょう。
次は榮枝裕貴選手です。
ルーキーイヤーの今年は1軍での出場はなかったものの、2軍でまずまずの打撃成績を残しています。
また捕手としての榮枝選手を多く見てきた訳ではありませんが、評価されている記事をよく見かけます。
怪我しない体作りをして1軍に定着することが第一の目標となるでしょう。
矢野監督の現役時代と同じ背番号39を背負っているということはかなり期待されているのは間違いないので、1軍に定着できれば矢野監督が大抜擢することも十分考えられます。
梅野選手・坂本選手の牙城を崩せるのは榮枝選手でしょう。期待しています。
●最後に
今回は梅野選手残留に伴い、阪神の捕手事情を考えてみました。
現役時代阪神の正捕手として優勝に導いた矢野監督が決めた捕手の起用法を信じて応援していきたいと思います。
捕手というチームの中でも責任の大きいポジションを誰が務めるのか。
注目していきましょう。
梅野選手の記事はこちらです↓
日本シリーズの記事はこちらです↓
ありがとうございました。