【7/12対巨人13回戦●】”単打8本・10残塁”打線の課題が露呈し完封負け…。中11日ウィルカーソン2本のHRで試合作れず…。
こんにちは!かったーです!
土日のヤクルト戦が中止になったので、4日ぶりの試合となった阪神タイガース。
これ以上某ウイルスが広がらないことを願いつつ、久しぶりの野球観戦にワクワクしていましたが、チーム最大の課題が露呈する苦しい試合になってしまいました。
打線の方では巨人を上回る8本のヒットを放ちながら、戸郷翔征選手にプロ初完封勝利を献上してしまいます。
全てのヒットが単打で、これでは『先発野手全員安打』を達成しても思うように得点を奪うことはできないでしょう。
『長打力不足』という最大の課題が敗北に直結した形ですね。
一方、登板間隔を空けた阪神先発ウィルカーソン選手はポランコ選手・中田翔選手に手痛いHRを浴び5回4失点。
打ち込まれた印象はそれほどありませんが、HRの怖さにやられてしまいましたね。
(長打の破壊力が勝敗を分けたと言っても過言ではないと思っています。)
月間MVPを獲得した5月の輝きを今季中に取り戻せるのか、今後に注目です。
スコア・責任投手・本塁打
スタメン
野手成績
投手成績
気になった選手
ウィルカーソン
大事な9連戦初戦を任されたのはウィルカーソン選手で、6月は4試合に登板して防御率9.19と苦しみ、6月30日DeNA戦後に登録抹消されていました。
来日1年目で記録的な猛暑の中戦っていたことを考えると疲労が溜まってもおかしくない時期ではあります。
なので登板間隔を少し空けたこの試合の登板でどうなるのかに注目していました。
そんなウィルカーソン選手の登板内容は「5回 83球 被安打5 奪三振3 与四球1 失点4」と打ち込まれた訳ではないものの、2本の手痛いHRを浴びてしまい、試合を作ることはできませんでした。
ストレートに関しては抹消前よりも勢いが増していたものの、制球が甘くなったタイミングを見逃してくれませんでした。
またポランコ選手に打たれたHRは梅野隆太郎選手の構え方を指摘する声も見受けられます。
何かしらの意図があっての行動だとは思いますが、3ランHRという結果を見てしまうと悔いが残る行動だったと言われても仕方ないですね。
ウィルカーソン選手は登板後
とコメントしています。
先発が手薄な球団であれば、全然問題なく次回登板もありそうですが、先発候補が豊富に存在するので「来週もウィルカーソンで行こう!」とはならない可能性も高いと思っています。
矢野監督も次回登板に関しては「考える」と話しており、オールスター前までの登板はないかもしれません。
反省と調整を重ねて、もう一度月間MVPを獲得するレベルの投球を披露して欲しいですね。
気になったこと
ロドリゲス1軍練習合流・マルテ1軍昇格決定
阪神打線最大の課題『長打力不足』を補い得る2人の選手が動き出しています。
まずは先日獲得を発表したロドリゲス選手でこの試合の前に入団会見を開き、1軍の練習にも顔を出しています。
現在2軍本隊は由宇に遠征中なので、その間は甲子園で練習を行うようです。
そして7月15日からのウエスタンリーグ中日3連戦(鳴尾浜)に出場し、状態次第では7月22日のDeNA戦からの1軍昇格もあるとのことです。
後述しますがマルテ選手の1軍再昇格が決まっているので、チーム的にはロドリゲス選手を焦って上げる必要はありません。
なので来週のチーム状況にもよりますが、調整不足だと思われる段階でロドリゲス選手を上げなくても良いのかなあと個人的には思っています。
とにかく2軍戦でのロドリゲス選手の様子次第って感じですね。
7月12日ウエスタンリーグ広島戦で2本のHRを含む4安打2打点の活躍を見せていたマルテ選手が1軍昇格することを試合後矢野監督が明言しています。
2度目の怪我離脱だったこともあり、1軍昇格に至るまで慎重な調整を重ねていたと思います。
それでも長打力不足を露呈した上で完封負けを喫したこととマルテ選手の大暴れが重なったこともあり、急遽昇格することになりました。
(予定通りの昇格だったのかもしれませんが、由宇遠征に帯同していたことと首脳陣のコメントからもう少し調整を重ねると思っていたので、”急遽”と表現しています。)
2軍では別格の打力を発揮しており、打撃面に関しては問題ないと思いますが、やはり気になるのは「脚の状態」でしょう。
走塁の際にセーブしているような様子が見受けられるので「100%不安は無くなった!」という状態ではないと思っています。
3度目の負傷となればマルテ選手の今季が終了することになるので、慎重にプレイし慎重にケアしていくとは思いますが、ファンとしては少し不安なのが正直なところです。
ただヤクルトとの16ゲーム差をひっくり返すためには、多少の賭けに出る必要があると思うので「守備・走塁」に目を瞑ってでもマルテ選手の長打力に頼るべきだと思っています。
「一塁大山を崩すべきではない!」という声も多々見受けられますが、ここを固定したまま戦い続けて浮上できる限界にはもう既に達してると思います。
(投手陣が5月のように月間防御率1点台を維持してくれるか、大山悠輔選手が6月前半の絶好調を維持してくれるのであれば話は別ですが。)
なので個人的には「一塁大山を崩して守備面のリスクを取ってでもマルテ&ロドリゲスの長打力に賭ける必要がある」そう感じています。
2人の内どちらかが一塁手のレギュラーとして申し分のない成績(最低でもOPS.750程度)を残して、チームの課題を解決する役割を担って欲しいですね。
マルテ選手とロドリゲス選手は同い年でアメリカルーキーリーグの頃から一緒にプレイしていた”友達”だそうです。
ロハス選手を含めた外国人野手3人でチームを明るく盛り上げ、切磋琢磨する姿が見られることを願っています。
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ありがとうございました。