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【2月26日】オープン戦中日VS阪神を振り返る
こんにちは!かったーです!
今回は2月26日におこなわれた中日VS阪神のオープン戦を阪神ファン目線で振り返っていきたいと思います。
オープン戦に入り主力組が各球団登場し始め、ペナントレースに向けた調整が本格化しています。
その中で気になった選手・気になったポイントをまとめていくので、阪神ファンの皆様の楽しみになれば幸いです。
スコア
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スタメン
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野手成績
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投手成績
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気になった選手
西勇輝
この日の阪神先発は対外試合初登板となった西勇輝選手です。
登板内容は1回 15球 被安打2 失点1と失点してしまったものの、実績がある投手なので登板できたことでひとまず十分でしょう。
1つ気になったのはカーブでストライクを取ったというところです。
昨年の西選手はカーブの投球割合が3.1%とそれほど高くなく、スライダーやシュートといった横の変化が主体の投手です。
ここからは勝手な予想ですが昨年苦しんだ要因の1つに横の変化を多投しすぎたことがあるんじゃないかなあと思っています。
ストレートや昨年少なかったカーブを増やすことで昨年の不振から脱却しようとしてるのではないでしょうか。
登板後西選手は
「試したい球種を試すことができましたし、自分の感触としても良かったかなと思います」
とコメントしています。
もともと2イニング投げる予定だったのが、マメが潰れた影響で1イニングに短縮してしまいました。
開幕まで約1ヶ月あるのでマメに関してはあまり心配していません。
梅野隆太郎
2月8日の日本ハム戦以来の捕手としての出場となったのが梅野隆太郎選手です。
先日矢野監督が梅野選手は右肩の違和感を抱えていたことを明かし、捕手としての出場がなかった理由が明らかになりました。
もともと軽症だったようで、この日から捕手として出場し始めます。
肩の状態について梅野選手は
「もうあまり気にもならなかったし、感じとしても良かった」
と振り返っており順調に回復しているようです。
その証拠に3回ノーアウト1塁の場面で大島洋平選手を空振り三振に打ち取り、スタートを切っていた1塁ランナー岡林勇希選手を梅野選手が刺します。
”梅ちゃんバズーカ”が久しぶりに炸裂し阪神ファンとして安心することができました。
一方の打撃面では四球を選んだものの、ヒットを放つことはできませんでした。
今後のオープン戦で打撃でも良いアピールを見せてくれることを期待しています。
青柳晃洋
阪神の3番手としてマウンドの上がったのが開幕投手を狙う青柳晃洋選手です。
この日は2回 39球 被安打1 与四球1 与死球1 無失点という内容でした。
無失点で終えることができたものの、この日の青柳選手は制球に苦しんでいるようでした。
高めに投げきれなかったり、捕手の要求通りに投げられなかったりするシーンが見受けられ、3・4年前の青柳選手を見ているようでした。
それでも無失点に抑えるあたりはさすがですが、青柳選手は納得していないようです。
「やりたいことができずに終わってしまったので、悔いが残る試合だった」
と悔しさが伝わるコメントしています。
矢野監督はまだ開幕投手は決めていないとしながらも
「開幕への意識は本当にうれしい。開幕投手?近いところには来ている。もう少し楽しみに考えながら見ていきたい」
と評価するコメントを残しています。
ここからの1ヶ月でどのように仕上げていくのかに注目していきたいと思います。
糸原健斗
阪神の唯一の得点となったのは、5回1アウト3塁の場面で糸原健斗選手が放った犠牲フライでの1点です。
糸原選手はキャンプ序盤にコロナ陽性で離脱してしまったので、調整の遅れが心配されていました。
ですが24日の紅白戦で実戦に出場しいきなり本塁打を放つなど、全打席で出塁し元気な様子を見せていました。
この日はノーヒットに終わりましたが犠牲フライという最低限の仕事はできていたので、糸原選手らしさは対外試合でも見せることができました。
他の二遊間候補の選手たちがレギュラーを奪うほどのアピールはできていない現状なので、糸原選手には個人的に期待しています。
桐敷拓馬
このキャンプで評価を上げているのがドラフト3位ルーキーの桐敷拓馬選手です。
この日は初めての複数イニング登板ということで”先発ローテ”入りに向けたチャンスが巡ってきました。
登板内容は2回 42球 被安打5 奪三振2 与四球1 失点1というピリッとしない内容でした。
簡単にストライクを取ることができていたものの、逆にそれが仇となって打たれてしまった印象です。
ゾーンに集まりすぎるとプロの打者であれば対応できるという感じでしょうか。
桐敷選手は試合後
「インコースに決めるところだったりがまだまだ甘い感じで。もうちょい球数も減らしていけたのかなと思います」
とコメントしており、課題が見つかった様子が伝わってきます。
ここまでの登板が素晴らしかったので阪神ファンとしては不安になりますが、打たれることで見つかる課題もあるはずです。
桐敷選手はルーキーなのでいろんなところで学べることがあると思います。
複数イニング投げたことで見つかった課題を修正していってもらいましょう。
渡邉雄大
個人的に1番印象に残った選手が支配下登録を目指す渡邉雄大選手です。
1回 12球 2奪三振 無失点と完璧な投球を見せます。
右打者の桂依央利選手・石川昂弥選手を連続三振に打ち取り、左打者の京田陽太選手を力のない投手ゴロに打ち取ります。
特に石川選手を三振にしたインコースに食い込むスライダーが印象的であれを投げられれば左のワンポイントで留まらず、1イニングを任せることができるでしょう。
矢野監督も
「なべじい。右打者をしっかり抑えてくれるとなれば、イニングを任せられるとなれば助かる」
とコメントしており評価が上がっていることが伝わります。
渡邉選手は
「キャンプで最後の登板だったんで、アピールというところでも、3つ三振を狙いに行った。しっかりと自分の意図したボールを投げられていた」
とコメントしています。
かなり良いアピールができているので支配下登録されるのも時間の問題でしょう。
気になったポイント
阪神先発陣
オープン戦の初戦となったこの日の試合には西勇輝選手・秋山拓巳選手・青柳晃洋選手といった開幕投手候補が3人も登板しました。
3人それぞれに課題は見つかったと思いますが、まずは実戦マウンドに上がることができて良かったなあと感じました。
阪神最大の強みである先発投手陣には今年も活躍し続けてもらわないといけないので、この3人を含めた主力の仕上がりには注目し続けたいと思います。
7安打1得点・10安打2得点
タイトルにある通りこの日は阪神打線・中日打線ともにヒットはでるものの、得点に結びつかない展開となりました。
チームとして得点を目指すよりは各打者それぞれが課題を持って取り組んでいる段階なので、なかなか点が取れないのは仕方がないと思います。
開幕直前のオープン戦では実際のペナントレースさながらに首脳陣から作戦が出たり、進塁打を打ったりすることが増えると思うので、この日との違いを楽しみにしたいと思っています。
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ありがとうございました。