【2月5日】阪神キャンプ情報まとめ(今キャンプ初の実戦!紅白戦を振り返る!)
こんにちは!かったーです!
第2クールの初日である2月5日にこのキャンプ初の実戦となる紅白戦がおこなわれました。
今回はその紅白戦で個人的に気になった選手をまとめていきたいと思います。
伊藤将司
紅組の先発として実戦初登板となった伊藤将司選手。
投球内容としては初回に小幡竜平選手に二塁打を打たれたものの、それ以外はきっちりと抑え2回無失点で終えることができました。
今キャンプの伊藤選手は自主トレでオリックスの能見篤史選手から教わったフォークの習得に励んでいます。
そのフォークに関しては「空振りも取れたけど、(坂本)誠志郎さんに聞いたら『まだ(変化が)小さいかな』とか、反省点も出た。そこは練習して実戦で使えるようにしていきたい」と伊藤選手はコメントしておりまだまだ満足いくようなものではなかったようです。
より大きな変化をつけられるようになれば三振をより奪えるようになり、投球の幅も広がるでしょう。
藤浪晋太郎
白組の先発は藤浪晋太郎選手でした。
巨人の菅野智之選手と自主トレをおこなったことで今年こそは復活なるかと注目が再び集まっています。
その藤浪選手の投球内容は2回2安打1四球1失点という結果になりました。
初回は球が抜けまくり先頭の近本光司選手に四球を与えてしまい、どうなることかと感じました。
ただここから見事に修正し徐々に抜けるシーンは見られなくなっていました。
先発として活躍するのであれば、試合の中で修正できるかどうかが非常に大切です。
上手く修正できたことは評価に繋がるのではないでしょうか。
3番ロハス選手からカーブで空振り三振を奪い、新たな引き出しを見せてきたことが印象深かったです。
このカーブに関しては「梅野さんから突然サインが出て、ちょっとビックリした」と藤浪選手はコメントしており、
サインを出した梅野隆太郎選手は「カウントも有利だったし配球の中では、ちょっと遊んでやろうという気持ちがいい方向に出た。(藤浪)晋太郎が味をしめてやってくれたらいいとサインを出した」とコメントしています。
佐藤輝明選手に本塁打を打たれたものの、矢野監督は「ストレートに関しては、本当にいい形で投げられているボールが多かった」とコメントし、福原投手コーチは「良かった部分、得たものが多い。(カーブを)ゾーンに投げられたのは収穫」とコメントしており、良いアピールができた1日となりました。
佐藤輝明
ファンやマスコミ陣の話題の中心は今年も佐藤輝明選手でしょう。
この紅白戦では藤浪晋太郎選手との対決に注目が集まっており、結果はレフトポール際へのホームランとなりました。
昨年の紅白戦では直球に対応できず空振り三振に終わっていたので、リベンジ成功と言えるでしょう。
また佐藤選手はもう1本二塁打を放ち、魅力を思う存分に発揮してくれました。
さらに1つ成長点を挙げるとすれば粘れるようになっていたということです。
藤浪選手からのホームランもフルカウントから4球ファールで粘った後に打つことができました。
この点を井上一樹ヘッドコーチが「ホームランというより、空振りしていただろなと思っていたところをファウル、ファウルで粘っていた打席があった。あのへんがちょっと変わってきたんじゃないのと(思う)。手応えとしてあいつに感じてほしい。」とコメントを残しており、首脳陣の中でも成長を感じたポイントだったのでしょう。
まだまだキャンプ序盤の紅白戦なので、「これで今年の佐藤は大丈夫だ!」と言い切ることはできませんが、良い滑り出しになったのは間違いありません。
今後も注目していきましょう。
馬場皐輔
紅組2番手として登板したのが馬場皐輔選手です。
登板内容は2回 被安打1 奪三振3 与四球2 無失点と馬場選手らしい自作自演の印象が強いものとなってしまいました。
確かに連続四球からの3者連続三振で切り抜けたという結果だけを見ると「馬場は使いにくいなあ…。」となってしまいます。
けれども登板後、馬場選手は「今、ストレートだけ投げ込んでいる。変化球は全然投げていない。あえて変化球を投げて、ストライクが入らなかった。ストレートが課題でやっている段階なので、しようがない感じです」とコメントしており、ストレートの質を追い求めている段階で、変化球はブルペンで投げていないことを明かしました。
昨年の馬場選手はストレートの被打率が高く課題となっていました。
その課題の克服にこのキャンプは取り組んでいるようです。
変化球の練習を満足にできていない段階で、3者連続三振を奪えたという事実に目を向けると馬場選手が順調にキャンプを過ごしていることが伺えます。
この調子でしっかりと課題を克服した馬場選手が勝ちパターン入りを果たしている姿を期待していきましょう。
渡邉雄大
ソフトバンクを自由契約となり、育成選手として阪神に入団した渡邉雄大選手が白組の2番手として登板しました。
登板内容は1回 被安打1 無四球 無失点とまずまずの内容でした。
渡邉選手は左のサイドスローで”左キラー”として期待されて獲得したはずです。
右打席に立ったロハス選手にヒットを打たれたものの、左打者の近本光司選手・遠藤成選手・佐藤輝明選手をしっかりと打ち取り、期待された役割を全うすることはできました。
登板後のコメントで「とにかくストライクゾーンで勝負できたので、最初の実戦としては良かった。スライダーも質はまだまだだけど、最低限、投げきる場所に投げられた」と残しており、自慢のスライダーの精度には満足していないようです。
まずは支配下登録を勝ち取り、巨人の高梨選手や大江選手のような左のワンポイントとして良い仕事を果たす姿を期待しています。
小幡竜平
この日の紅白戦で1番目立った二遊間候補は間違いなく小幡竜平選手でしょう。
1打席目に伊藤将司選手からレフトへの二塁打を放ってアピールすると、6回には前進守備のセンター頭上を越える逆転満塁ランニングホームランで試合を決める活躍を見せました。
このアピールに試合後、矢野監督は「ホント、その気になってもらえたらいいね。中野も向こう(2軍)に行っているし、ショートは大いにチャンスがあるんでね。いい内容のバッティングやった」と評価するコメントを残しています。
中野拓夢選手が下肢のコンディション不良で2軍キャンプスタート・糸原健斗選手はコロナ陽性による離脱ということで、昨年の二遊間のレギュラーがいない状況となっています。
そんな中ファンからの期待も大きい小幡選手がこのアピールをしたことで、ますます熾烈な争いになっていくことでしょう。
小幡選手は「アピールするだけだと思う。このチャンスをしっかり生かせるようにやっていきたい」とコメントしており今後もアピールし続ける気満々といった感じでしょうか。
開幕スタメンに誰の名前が入っているのか楽しみですね。
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ありがとうございました。