おくえつの暮らし意見交換会
勝山オレンジクリニックの取り組みをご紹介します。
今回紹介するのは
「おくえつの暮らし意見交換会」
訪問診療の対象地区である勝山市や大野市のケアマネージャーさん、薬剤師さんを対象に、オンラインで、最近のホットな話題や疑問点などをざっくばらんに話しましょう!という会です。
月に1回で開催しており、今年9月で12回目を迎えました。
「訪問診療導入までの流れがよくわからない。」
「かかりつけ医でなくても訪問診療に入ってもらえるですか?」
「どんな状態になったら相談できるのか?」
などなど特に在宅医療に関しての質問をいただくことがあり、
もっと訪問診療について知ってもらいたい!
小さなことでも相談しやすい存在でありたい!
という思いから始まりました。
前回は、
居宅療養管理指導の実際についてが話題にありました。
(直接薬局へ取りに行くのが大変な方や、ご自宅での薬剤管理が難しい方のご自宅に薬剤師さんが訪問し、薬剤管理や指導などを行なうことを指します。)
・1日の件数。
・訪問に行った時に気にしていること。
・内服してもらうための工夫(一包化、その方に合わせた内服タイミング、カレンダー、ご家族さんとの連携)
・訪問したら残薬1万錠(!)が出てきたというびっくりエピソードも!
現場でしかわからないことってたくさんあるんです。
そこで感じたことを
知るだけでもとても勉強になります。
「同じ職種同士でもなかなか顔を合わせる機会がない」
「こうやって顔を合わす機会があることで聞けることもある。」
と参加者の声。
多職種連携
と良く耳にしますが
話す機会が増えることで
相談の回数も増え、
チームとしてできることの幅も広がるのではないか?
と会を重ねる度に感じます。
そして!
10月5日に初めてオフラインでの交流会を開催することになりました。
その中で、
模擬カンファレンス
というものをやってみます。
訪問看護師、薬剤師、ケアマネージャー、訪問ヘルパー、医師、、、。
ある患者さんの事例を元に、自宅で生活するにはどのようなサポートが必要か?
各職種や事業所の視点から意見交換をします。
色んな方の力を借りて成り立つ地域医療。
顔の見える関係をこれからも作り続けていきたいです。