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面接の苦手な私が40代で2回転職に成功して、好きな仕事で収入が2倍になるまでにしたこと

一般的に、40代以上の転職は難しいと言われています。ネットで検索しても、「40代 転職」の候補のワードは、「やめとけ 悲惨 無理」など、散々なものが続々…

転職活動中、または転職を検討している時は、このような情報ひとつひとつに一喜一憂してしまいますよね。私もそうでした。

実際、年収を下げて転職する人、転職後に「前の会社の方がよかった…」と後悔する人もいます。
一方で、納得いく転職を実現している人もいます。
その違いはどこにあるのでしょうか。

面接が得意?卓越した実績がある?SNSで交流があって声をかけられる?
そんな方々は、本当にうらやましいです。

私は面接はすごく緊張して超苦手、仕事の実績は並。SNSで転職できる人脈もゼロ、という人間です。

それでも、44歳と49歳で転職して、仕事内容にも恵まれ(やりたいこと、得意なことで活躍できる)、周りの人たちに恵まれ(優秀、優しい人、すごい人が多い)、働き方も自由(リモート、フルフレックス)、そして収入にも満足(44歳の時の会社と比べ約2倍)という状況です。

転職関連の書籍や動画、ネットの記事に、転職対策、特に面接対策はたくさんあります。
それらは超有益で、私もめちゃめちゃお世話になりましたが、そのとおりやろうとしても、あれ?と、うまくいかないことが結構起きるんですよね。

考えてみると、面接対策を提供している方は、面接を受けるのが得意そうな方、人事や人材会社で面接する側の経験が豊富な方が多くて、面接ヨワヨワな人にとっては、「おっしゃるとおりだけど再現が難しい…」ということがありませんか? 

じゃあ面接の苦手な私のような人はどうすればいいのか?

そんな、世にあるありとあらゆる転職対策を読み漁った実践者であり、たくさん悩んで、たくさん失敗して(書類選考も面接も、不合格となった企業は数知れず…)やり方を調整して納得内定を得た人の立場から書かせていただきます。

ぜひ真似してください。

項目は5つです。


1. 職務経歴書編

職務経歴書は、アピールの場です。
間違っても、淡々と「何年何月 ◯◯部で△△の業務に従事。」と書き連ねるだけではいけません。受かりません。

では何を書いてアピールするかというと、数字、あなたの成果、あなたのリードした仕事です。
あなたのチームがいくら売り上げた、とかではなく、あなた自身が主体的に何をして、どんな数字的な成果を上げたかを書きます。

また、マネジメント経験は何かしら書いておきます。 
人(メンバーや委託先の管理)、お金(予算の管理、割り振り)、モノ(システムの選定など)です。
必ずしも課長や部長などの役職がなくても、役割としてメンバーをまとめてチームの結果に責任があったり、プロジェクトをリードする立場だった、何かを発起して中心的な立場だった、などをしっかり書きます。

これらが書けたはずなのに、ビズリーチなどで全然スカウトが来ない場合は、職務経歴書の書き方に課題があるか、書ける実績がまだないかです。

前者の方で、私の方でサポートをご希望の方はご連絡ください。
後者の方は、一旦転職活動をストップして、次の項目、「日々の業務」を参考にアピールできる実績を作ることをおすすめします。

私も30代で転職しようとしても全然ダメで、一旦諦めて、仕方なく日々の業務に前向きに取り組みました。
するとその後、アピールできる職務経歴が作れて、40代で良い転職ができたのです。

2. 日々の業務編

ポイントは、「職務経歴書でアピールできるかどうか」を意識して、現職の仕事を進めることです。

誰かの手伝いばかりや、一貫性のないあちこちの仕事をしていては、難しいでしょう。
「◯◯と言えば△△さん」と、社内の限られた界隈だけでもいいので呼ばれるような役割を持てるよう、一貫性を持ち、得意を生かし、仕事を選んでいきます。

選べないとしても大丈夫です。
大事なのは取り組み方と成果です。 
自分がデータや顧客の声をもとに分析して課題の仮説を立て、仲間や他部門を巻き込み協力してもらいながら、最初はうまくいかなかったがやり方を変えて、やる。
あるいは、新しい方法でやった。あるいは、反対意見が出たけど数字やロジックや事例などで説得して進めた、など。

その結果、数字としてこれだけ結果が出た。さらに、後輩や部下を育成して再現した、あるいは、その方法の改善点を見つけてブラッシュアップした、など。

もう一つ大事なことを。

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