週刊 かつた杯 vol.1 (7/25編)
ほぼ毎週行われるかつた杯。
かつた杯の振り返り+その週の特色+参加者様からいただいた疑問
などに答えていくよ!!
■今週のかつた杯
7/25にトーナメントセンターバトロコ本厚木店様でチーム戦を行いました。
30チーム 計90名の方にご参加いただきありがとうございました。
🥇優勝 だいどんでん (悪パ・連撃ウーラオス・黒馬マホイップ)
・猿ぅ ・タガ ・なおき
🥈準優勝 ノブヒコの会社 (黒馬マホイップ・ムゲンダイナ・ムゲンダイナ)
・ふじ ・あぐぺち ・コバイキ
■分布
■今週の使用率TOP3
JCS前の環境から1位、2位に変動は見られず。
そんななか『三神ガラルファイヤー』が大きく数を伸ばしました。
黒馬マホイップが優勝したことにより、メインアタッカーである『黒馬バドレックスVMAX』『マホイップVMAX』に弱点をとれる『ガラルファイヤーV』『ザシアンV』が採用されている『三神ガラルファイヤー』を選択するプレイヤーが増加したとみられます。
このデッキタイプについてはこの記事の後半で取り上げています。
その他JCS前より
数を増やしたデッキとしては、
『モクナシゴリランダー』、『スイクンV』
数を減らしたデッキとしては、
『悪パーフェクション』、『ゲンガーVMAX』
■今週の勝率TOP3
勝率は上の図のようになりました。
🥇3神ファイヤー
『オルタージェネシスGX』を打たずとも多彩なアタッカーで弱点をつきながらVMAXを2回倒して勝つシーンをよく見かけました。
🥈黒馬マホイップ
JCSの優勝デッキ。
メインアタッカーの弱点がバラけている、環境に弱点をつける「連撃ウーラオス」が多い、山を引く能力が高いなどの理由から勝率は6割に迫る勢い。
🥉ムゲンダイナ
JCS前に比べ勝率が上昇。
「黒馬マホイップ」の増加により、弱点をつけるマッチが増加したことで勝率も上昇し全体3位の勝率にまで上昇しました。(集計をすると対黒馬系への勝率96%でした。)
●おまけ
分布が少ないためランキングには集計しませんでしたが数値が顕著だったデッキや、今後の活躍が期待できそうなデッキを紹介します。
・ジュラルドンV max
使用者:2名
8戦6勝2敗 勝率75%
特殊エネルギーが採用されているデッキが環境に多いこともあり、高い勝率となりました。
ヘルガー型のジュラルドンVmaxは、JCS配信卓6戦目メイン卓でダイゴ君が使用していました。気になる方は公式配信のアーカイブからご覧ください。公式配信のリンク → https://www.youtube.com/watch?v=WkP2y6oegW4&t=28531s
・一撃ウーラブラッキー
使用者:2名
8戦6勝2敗 勝率75%
ぷにんこ君がシティリーグで優勝し一躍有名になったこのデッキタイプ。残念ながらJCSではあまり勝ち上がっていませんでいたが、闘・悪のタイプの組み合わせは現環境において有利を取りやすいことから今後の活躍が期待されます。
ぷにんこ君の記事 → https://note.com/puninko1022/n/nc3890d538213
・レッドパーフェクション
使用者:3名
12戦3勝9敗 勝率25%
JCSで準優勝をしたデッキタイプなので今週のかつた杯で使用者が多いのではないかと予想されていましたが、3人だけという意外な結果となりました。また勝率も25%と残念な結果となってしまいました。
会場で見ていた感想としては、
・圧倒的手札事故(溶接工が引けない、技マシンを落とせていない、など)
・やれることが多い分慣れや練度が必要
・黒バドレッスにホラーハウスGXからはいられるとゲームテンポを取られてしまうことがおおい。
・タフネスマントつきスイクンVを1発で突破できる技がほとんどない。
・アイアントLO
使用者:2名
8戦2勝6敗 勝率25%
JCSの前に少し騒がれていたデッキタイプ。DAY2に行くことを前提とするとLO系のデッキはBO3のルールでは不利なので、なぜ騒がれているのか全く分かりませんでしたが、、、、
現カードプールで作ることができるLO系のデッキの中ではパワーが高いほうです。ただ、相手が戦い方を理解していると容易に対策プレイをされてしまいます。今回勝率が25%ととても低い結果になってしまいましたが、これからに期待です。
■ムゲンダイナの増加
黒馬マホイップがJCSを制し増加が見込まれたことにより、JCS明けの今回のかつた杯では数をとても伸ばしました。勝率も全体3位と好成績です。
準優勝チームは3人中2人が『ムゲンダイナVmax』を使用してました。
・型の変化
『連撃ウーラオス』や『ガラルサンダーV』に対抗するために、『大きなお守り』、『ウィークガードエネルギー』は殆どの人が採用をしていました。
今回のかつた杯において対連撃ウーラオスの戦績としては、5勝11敗 勝率31.25%となりました。不利であることは変わらないですが、勝てなくはないといった数値ですね。
■スイクンVは結局強いの?
ガルシアさんが配信卓で使用したことにより、一躍有名になった『スイクンV』JCS後に環境入りしたこのデッキタイプについてみていきましょう。
今回のかつた杯では、『チルタリス型』『インテレオン型』の2つがみうけられました。
6人の方が使用し勝率は、24戦15勝9敗で62.5%勝率は全体で4位。結論から言うと強いデッキタイプです。
勝率はとても高いですが、
・弱点を突かれることが少ない
・Vポケモンでサイドを2枚しかとられない
・VMAX環境
これらを考慮するともう少し勝率が高くてもいいような気がします。
勝率を下げていた主な原因としては、
・対三神の戦績が0勝6敗
(主な敗因、スイクンVがタフネスマントをつけてもHP260なのでザシアンVのオルタージェネシスGX込み「ブレイブキャリバー」260点を耐えない。
→対策カードとしては、「エール団のしたっぱ」「クラッシュハンマー」「ギラティナ」などのエネルギーの供給テンポを遅らせるカードが挙げられます。
・一撃系、ムゲンダイナに対する勝率が安定しない
上の内容と少し被るのですが、260点以上で殴られ続けると、毎ターン2エネのついたスイクンVを用意するプレイングを要求され厳しい戦いになります。
倒されないようにすることは難しいので、低エネルギーで殴れるサブアタッカーを採用する(フーパ、バスラオ、フリージオなど)。もしくは、ボスの指令を連打してVポケモンの時点で倒してしまうなどの対策が可能です。
・エネルギーが引けない
「メロン」「キバナ」「ユキメノコ」などエネルギーをつける効果があるカードの採用は目立ちましたが、単純に手張りができていない場面を会場で多く目にしました。
エネルギーの現物を増やす、サーチ手段を入れる など一考の余地があるかもしれません。
■今週のデッキ紹介「三神ガラルファイヤー」
今回はPJCS前に比べ大きく数を伸ばした「三神ガラルファイヤー」を簡単に紹介します。
台湾の四天王決定戦で見事に四天王の座を勝ち取ったデッキ。
当時日本ではドータクン型が流行しており、ガラルファイヤー型の研究はあまり進んでいなかったように思います。
(「インテレオン-インテレオン」のときのように台湾の選手はいいデッキを作りますね。いつも目が離せません。)
三神はインフレ化が進み「アルティメットレイ」まで言えずに倒れてしまうシーンが増え、エネルギーの供給の面でテンポを取られることが多く、一時は大きく数を減らしいました。
そこを単独でエネルギーをつける能力が高いガラルファイヤーVと組み合わせることで補っているのが今回の「三神ガラルファイヤー」です。
多彩なサブアタッカーを駆使して相手の弱点を突いていく戦術は、VMAXを二体倒せればオルタージェネシスGXを必ずしも必要としない点も評価できます。
このデッキタイプが気になるから組んでみたい!!
と思う方がいらっしゃれば、日本のカードプールには、「ナツメ&ハチクン」があるので個人的には「タックコール型」で組むことをおすすめします。
■次回開催告知
神奈川県でも緊急事態宣言が出てしまうということで、8月が現状開催できるか微妙な状況です。
開催できる場合は随時Twitterにて告知します。
■終わりに
かつた杯主催 かつた
最近モンハンライズにハマっているかつたです。最初から進めているので、少し遊んで挫折してしまった方はぜひ一緒に進めましょ!やり切った方は上位に進んだら一緒にクエスト行きましょう!
あと、誕生日ツイートにたくさんのリプといいねがきてとても嬉しかったです!これからもよろしくお願いします!
かつた杯運営 リューくん
・最近のお気に入りごはん → 茹で豚の梅しそ和え
・最近儲けた銘柄 → 3825
・最近行きたい店 → カネキッチン ヌードル
・最近おいしかった食べ物 → 我旬(熱海)のレバーとハラミ
俺以外の二人は7月誕生日で疎外感。。。。。
はやく8月になれ!!
かつた杯遊びにきてね!
かつた杯ヘッドジャッジ トイ
皆さんがいつもレベルの高い大会をしてくれるおかげで、PJCSの本番でも裁定に関しては全く不安がありませんでした!
いつも勉強させていただき、選手の皆様とかつたくんには本当に感謝しています。
日本のジャッジレべルの向上に貢献している大会です。これからもよろしくお願いします。
そろそろ後進の育成も考えながらやっていきます!
誕生日祝ってくれた皆さんもありがとう~~^^
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