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ホッケーをメジャースポーツに!! その9 コロナ禍のピンチをチャンスに変えて、大会を盛り上げる

はじめに

「ホッケーをメジャースポーツに!! その9 コロナ禍のピンチをチャンスに変えて、大会を盛り上げる」です。

おかげさまで投稿も続いて、どの回が何をテーマに書いたか本人がわからなくなってきたので、今回からサブタイトルを入れました。タイトル長くてすいませんw

お盆期間に実施された「高校女子ホッケーサマーチャレンジカップ2020」は、関係者の皆さんのご努力によりコロナ感染拡大防止の対策がされた上で無事開催されました。酷暑の中でしたが、選手の皆さん熱いプレーを展開してくれました。コロナ禍での素晴らしい大会だったとしみじみ思ったと同時に、“動き”を止めると今後のホッケー、スポーツへのダメージが残ることになると感じました。

今回はコロナに負けず・ピンチをチャンスに変える大会を盛り上げる取り組みについて考えたいと思います。

タイトル:「ホッケーをメジャースポーツに!!」FBグループ名より
写真:高校女子ホッケーサマーチャレンジカップ2020 優勝 丹生高校


競技大会概況(2020年8月末現在)、今後の方向感

・公式の大会はほぼ中止

・コロナ感染防止対策を考慮しつつ代替大会、独自大会が実施
 ただし、県内対象の大会が多い
 地域・全国対象の大会もあるが参加できないチームもある

・コロナ感染防止対策として、観客の制限(無観客、または観客数の制限)

観客を制限しつつの試合開催が大きな流れだと思われます。

今後の試合・大会開催についても、競技、プロ・アマ、社会人・学生で事情は違うので一括りでは整理できないと思いますが、プロスポーツが先行検討・実施して大きな方向性が決まっていくのかなと思います。

Jリーグは、段階的に緩和して9月から会場収容人数の50%を上限になる計画でしたが、コロナ感染拡大状況を踏まえて9月末まで上限5000人制限を延長、ただし応援方法は緩和に状況をみつつ判断されました。

Jリーグ 新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン

9月末から開幕の「高円宮牌2020ホッケー日本リーグ」についてのチケット販売・観客制限については後日案内になっています。(2020年8月末現在) 


コロナ禍での試合・大会開催

早期のコロナ終息を期待しますが、当面の期間withコロナで観客制限の中での試合・大会開催が継続することを想定しておく必要があります。

コロナ影響で観客制限(集客ができない)ことによる、大会を通じた盛り上がりへの影響をイメージしてみました。

20200830_コロナの大会への影響

これまで(beforeコロナ)は、大会を盛り上げるために、多くの方に観戦に来てもらう、地域でのスポンサー・支援の輪を広げる活動をして、大会を盛り上げることで正(プラス)のスパイラルで競技の発展につなげていく活動をされてきたと思います。

コロナ禍において、

・観戦に来てもらえない(集客できない)

・観客が限られる中でスポンサーを獲得しずらい
 (またはコロナ禍で業績が厳しく支援が厳しい)

ことにより、周囲を巻き込んだ大会自体の盛り上がりが弱まることで負のスパイラル(集客できない⇒大会の広報してもしかたない⇒話題性下がる・大会盛り上がらない⇒選手のモチベーションが上がらない⇒競技力向上鈍化)になり、中長期的にスポーツの盛り上がりがシュリンクしていくことが危惧されます。


コロナ禍のピンチをチャンスに!

ホッケーをはじめスポーツが、コロナ禍で影響を受けていますが、止まっていても好転しないのなら、何か考え“動く”ことが重要だと思います。

・正(プラス)のスパイラルで成長していることについては継続性が重要

・ピンチのときは、ブレイクスルーのチャンス

上記の考え方を踏まえ、以前「ホッケーをメジャースポーツに!! その5」でまとめた策と絡めて「コロナに負けない! 大会を通じた盛り上がり」をまとめます。

大きく2つの策を柱として考えました。

1.ホッケースタジアム周辺まで広げたスポーツパーク

2.気軽に視聴できる試合・大会のLIVE配信

20200830_コロナに負けない大会盛り上がり

20200830_ホッケーをメジャースポーツに!_競技者増

20200830_ホッケーをメジャースポーツに!_サポータ増

図中の番号は、「ホッケーをメジャースポーツに!! その5」でまとめた策で、関連しそうな項目を図中で赤枠、No付けしたものと紐づけています。


1.ホッケースタジアム周辺まで広げたスポーツパーク

スタジアムの駐車場、周辺の施設・空き地、ショッピングセンタを含めたアウトドアで広い空間を活用することにより、密を避けつつ盛り上げる場として「スポーツパーク」ができればいいと思います。パーク内には、パブリックビューイングできる大型モニターを設置しスタジアムと同じ空気感の中で観戦。地元の商店等の出店、自治体のイベント実施して「賑わい」創出

観客数制限でスタジアム内に入れなくても、試合に触れたい・感じたい・応援したいという思いを持っているファンの方はいます。実際に、先日実施の「高校女子ホッケーサマーチャレンジカップ2020」でも観客席には入れないにも関わらず、ネット越しに観戦・応援をされている方もいらっしゃいました。有難い存在であるファンの方にホッケーを直接感じてもらえる場・機会をつくることは重要だと思います。

スポーツパーク化することで、地元の商店等のビジネス機会創出、大会への支援も期待できます。今までのホッケーに触れていなかった住民の方もアウトドアイベントとして、ふらっと参加してもらえることで、ホッケーに興味を持ってもらえる機会になればと思ってます。

先日ホッケーを知らない友人が「高校女子ホッケーサマーチャレンジカップ2020@川重スタジアム」の配信映像を見た感想の一つとして、真っ青なフィールドが新鮮!散水時に虹がかかってるのは映える(バエル)!って言ってました。ホッケー競技とは関係ないですが、広い意味で魅力の一つ発見です!あと、個人的には試合がないときにフィールド解放して散水すればチビッ子大喜びじゃないかと妄想してます。

少し話がそれましたが、こんなワクワク感のあるアイデアを実行して盛り上げたい!って思ってます。

<「ホッケーをメジャースポーツに!! その5」関連項目>
①.国内の主要大会「専用ホッケースタジアム」を盛り上げ拠点
②.大会が実施される地域において
 「ビジネス+地域貢献(地域スポンサー)」、
 「地域創生/街づくり(自治体)」を巻き込んだ盛り上げ
⑥.コロナ禍で制約条件がある中でブレイクスルーをするために攻めの
 「イベント企画・運営 試合、練習、リモート」


2.気軽に視聴できる試合・大会のLIVE配信

スタジアムで直接観戦できる人が制限されるのであれば、リモートで観戦できるようにする!っていう単純なアイデアです。

最近は、スマホ・タブレットはほとんどの方が持っていますし、在宅勤務、オンライン授業、オンライン飲み会等で自宅のネット環境も整えた人も多いので、リモート観戦したい人にとってはスタンバイOKの状況じゃないかと思います。

LIVE配信するにあたっては、撮影・編集・配信のための機材、システム、そして何より専門の方が必要です。加えて、プレーにフォーカスした映像を提供しようとすると、カメラ台数が増える=撮影のための機材、専門の方がその分必要になる悩ましいこといなります。その解決策が「AIカメラ」です!一つの筐体に、4つのレンズを備えフィールド全体を俯瞰して撮影しつつ、ボール位置・プレイヤーの動き等をAIカメラが判断、適切な映像を自動選択し、編集された映像を配信します。テレビほどのカメラワークは難しいですが、4台カメラ利用した場合と同等レベルの試合映像を無人で配信できます。配信に関するコストを抑制することが可能です。(コスト負担をどうするかは課題です)

インターネットでのLIVE配信では距離・移動時間の制約がないので、対象エリアが全国、極端に言えば全世界に拡大するとともに、今までホッケーに触れたことのない人も簡易に視聴できるようになります。重要になるのが、魅力のあるコンテンツを提供すること、大会告知・情報発信、スポンサー獲得(支援依頼)の活動を大胆に変えること、です。

加えて、LIVE配信を視聴している方から選手の皆さんへSNS等の活用して応援を伝えることで循環サイクルが出来上がります

<「ホッケーをメジャースポーツに!! その5」関連項目>
①.国内の主要大会「専用ホッケースタジアム」を盛り上げ拠点
②.大会が実施される地域において
 「ビジネス+地域貢献(地域スポンサー)」、
 「地域創生/街づくり(自治体)」を巻き込んだ盛り上げ
③.地域に閉じず、競技としての
 「ビジネス+社会貢献(スポンサー)を巻き込んだ盛り上げ
④.「各種メディア露出 TV、SNS、internet 等」を活用した大会告知、
 大会の情報発信、応援メッセージ等の盛り上げ
⑤.「試合のイベント化、演出」でより
 魅力のあるコンテンツとしての「試合、練習等の配信」することで
 全国に視聴者・興味をもってもらう人を拡大
⑥.コロナ禍で制約条件がある中でブレイクスルーをするために攻めの
 「イベント企画・運営 試合、練習、リモート」


1.スポーツパーク、2.LIVE配信の策を検討しましたが、項目⑥.のイベント企画が実行する上での最重要になる気がします。コロナ禍で制約条件がある中でブレイクスルーをするのは、簡単ではありません。主催者内で大会の企画検討・運営の中で新たなミッションを担う一員として、攻めの動きができれば道は拓ける!と期待・妄想しています。


まとめ、今後

今回、「ピンチはチャンス!」ってことでまとめました。

以前自分で考えた内容を、「高校女子ホッケーサマーチャレンジカップ2020」で感じたこと、ホッケー、スポーツ関係の方などのお話で勉強させてもらったことを織り込みつつ、相変わらず妄想しながら整理しました。「ピンチはチャンス!」でブレイクスルーできないかなと考えています。

もちろん“動く”を実践!

これからも「ホッケーをメジャースポーツに!!」は続きます!

■お願い
知識・情報不足で相変わらず、的外れなことを書いているかもしれませんが、何かありましたらご指摘・コメントください。
連絡先 <mail: katsut.u2@gmail.com>

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