レインオンザデューン23の評価メモ
結論
オルフェ牝馬とはいえ柔らかさから芝だと思うし、尺もでかい。
DMMの矢作厩舎なので取り敢えず1発目は芝の1600か1800だと思う。
怪我が怖い。やや力が上に抜けてそうな感じと緩い感じはあるけどそれはキングスコールも募集時はそんな感じだし気にしなくて良いかな。ラッキーライラックも募集時は筋肉って感じではなさそうだし。
強いていうならマイラーというより中距離に出そうな点と晩成が合わさるのが怖いところ。牝馬限定2000m少ないしね。
古馬重賞いけるかなぁ。
血統面
母については
https://sarala6.com/dmm20230805/
ここ見返せば終わる。
強いていうなら母の9歳時の4番子なのでまだ良い状態の時。
父はオルフェーヴル。15歳なのは減点要素。
ここが分からなくて、オルフェーヴル産駒の走る特徴って何ですかね?芝ダート両方出しますし。小さく出やすいが大きく出たら走るとは聞いたことある。
特徴として晩成傾向とステイヤー型な点。デインヒルが入って早熟味+らしいので晩成は置いておくとして。
ステイヤー型で1600mは短そうなのは牝馬としては減点か。とはいえ、3歳秋からが本番と考えれば…
オルンケルは1頭だけトーマステソーロという馬がいるのですが、430前後の馬格のない牡馬で短距離走っている点かなと。少なくとも、この子だけで走らないというにはやや微妙。
産駒
サララボの記事は22年なので追加情報として
初子はカレンラグレース。この子は成績ボロボロなんですが、理由は初子の牝馬では無く、ハービンジャー × フランケル の組み合わせが悪いと思っていて。
まず、ハービンジャーにダート適正がないのでダート走れない。
で、芝ですが、ハービンジャーにはスピードが必要でサンデーとの相性が良いです。フランケルはスピードはありますが、切れるタイプではないです。
ので、日本の瞬発力勝負に適応できていないだけかと。
2番子はサクセスカラー。父がロジャーバローズで傾向がわからない(母の良さを引き出すとは見たけど)は3歳で2勝クラス。マイラーでG2を4着です。
レースは見てないのでデータのみですが、前目の勝負が得意ですが瞬発力勝負も不可能ではないという形ですかね?
3番子はキングスコール。父はドゥラメンテ。長めが合うっぽいですが、新馬戦1800mをレコード勝ち。前半緩いとはいえ後半5Fも速いです。スタートも抜群。
測尺
体重は447kg。体高158cmの胸囲180。
既にキングスコールよりでかいんですよ。牝馬のオルフェーヴル で。
体重普通(オルフェで考えたら大きめ?)、体高やや高め、胸囲がでかい。と期待したくなりますね。
とはいえキングスコールも仕上がってない状態で494kg出走なので、最終的には500kg少し超えで済むかなぁ。
管囲は19.7で大型馬のわりには細いものの最低限はありますし、測ったらずれやすい部分なので余りこだわりすぎず。寧ろ手先が軽いかも知れないくらいで見とくことにします。
馬体と歩様
一番いいなと思ったのは歩様で、適正な長さと角度(やや寝気味かも?)繋ぎが柔らかいんですよね。そして後ろ足は最後にしっかりと伸びている。
頭8の字とはいうけれどもこんなに綺麗に動くんですねって位には均等だな…動画が短いのもあるだろうけど。
馬体が緩そうなのと、それに伴ってトモが小さくは見えますが…ラッキーライラックも募集時はこんな感じだし問題ないかな。
良くも悪くも踏み込みが深い。怪我だけ怖いかな。
追記
DMM側が発表したのを見る
肌感は良い。歩様動画はマジで見にくい。他の馬と同じフォーマットで欲しかった。
馬体自体のバランスも綺麗に見えるんですが、セール前後の写真のため整えられている可能性はありますね。
まぁ、そもそも馬体って崩れるのと整うのが交互に来るものらしいので、募集写真時に整ってるのを+として良いのかという話はありますが。
気性がやや不安
適正とか
晩成型の1600m走れたらいいなって位。本格的に活躍するとしたら3歳秋以降の2000m以上か。
桜花賞とか出れたら良いものの適正的にキツそうなので勿忘草からのオークスが出れたらすごく良いかな。
その他
キングスコールに脳を焼かれているのもありますが、普通に良い馬なんですよね。
後、DMMでオルフェ来ることはないだろうなと思っていたので(新種牡馬やリーディング種牡馬狙うと思っているので)、これは嬉しい。いつか出資しては見たいなと思っていたので。
矢作厩舎シュウジデイなので何も不安はないのですが、矢作先生がこの馬を見てないとは思えないものの、庭先で行きましょうとならなかったのは不安な点。
情報局に書いてある理由で行かなかったのなら良いのですが。
気性の話
オルフェーヴル自体気性難といわれますが、いくつか調べていると1歳の頃は大人しかったり、別におとなしい時もあるという感じみたいですね。
それほどやんちゃでもなく、悪さもしなかったですよ。おとなしいなって。今思えば、向こうも様子を伺っていたんでしょうね。
この日は、あのオルフェとは思えないくらい、ぼへーっと大人しかったです。
思わず、「すごい大人しいですね！」と声に出てしまったのですが、スタッフの方によると、「ああいう風に見せて、悪さをするチャンスを伺っているんですよ（笑）」とのこと。