プロテアのキャリア資産診断を受けてみて
Lancersの新しい働き方LABの自主企画で応募した「人生の苦しいことを乗り越えた経験を活かして、収益をあげることができるのか」というテーマが、サポート対象として選出されまして、その中の一環でプロテアのキャリア資産診断を受けさせてもらいました。
それに関する報告や考察のnoteです。
プロテアのキャリア資産診断とは
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社が提供するサービスの一つで、「キャリアの課題や傾向を可視化し、より深い自己内省を促し、定期的に測定することで、活動の効果測定や成長度合いを測定するツールです。
(https://www.persol-pt.co.jp/protea/service/)
それで、測定した結果が、こちらです。
これに関する詳細はこの後です。
キャリア資産
続いて、初めて聞く言葉だと思いますが、「キャリア資産」について少し解説します。
すっごい簡単に言うと、「キャリア資産=目に見えないけど人生に大切なこと」って感じだと思います。
シリーズ累計50万部以上を売り上げている、「LIFE SHIFT」でも、無形資産(≒キャリア資産)について述べられており、生産性資産、活力資産、変身資産の3つがあります。
1.生産性資産:主に仕事に役立つ知識やスキルのこと。
2.活力資産:健康や、良好な家族・友人関係のこと。
3.変身資産:変化に応じて自分を変えていく力のこと。
100年時代と言われる今、有形資産(現金やマイホームなど、金融資産)だけでなく、無形資産が重要と言われています。
キャリア資産診断結果の見方
もう一度僕の結果を載せておきますが、これはあくまでアンケートによる自己診断なので、数字が高ければ人より優れているとかではなく、自分の中での相対的な能力(資産)として見ておくのがいいのかなと思います。
でこの結果から見えることですが、以下の15項目がでてきます。
診断結果を眺めて見えること
ここからは、今回の結果を見て思う、自分なりの考察をしたいと思います。
全体をみて
まず、結果をぼんやり眺めても感じるのが、「生産性資産」、「変身資産」に比べて、「活力資産」が 低い ww
仕事のスキルや、周りの変化に応じて対応するスキルは、それなりにあるんですが、健康やメンタルに関しては、低めなんです。
理由はなんとなく感じてます。
生産性資産
今の会社に勤めて、16年。
生産性資産に関して、それなり、仕事のやり方や成果の出し方は工夫してて、出せるようになっていると思います。
考えるスキルや、調査するスキルとか身についているんだと思います。
(実は、井の中の蛙状態で、そう思い込んでるだけで、周りの世界をみたら全然スキル足りてないって思い始めることもあるのかもしれませんが。。)
変身資産
変身資産に関しても、日々の仕事で、「目的」や「なぜ?」は意識することだったり、プロジェクトを通して、「自分の役割は何なのか?」それを、自分なりに定義して、上司に宣言して合意をとっていくみたいなことはしています。
また、プロジェクトも数年に1度変わり、違うメンバーと協力して仕事を進めていくので、コミュニケーションや柔軟性もついてきてるのかなと自負しています。
活力資産
で、最後に活力資産に関してです。
健康やメンタル、モチベーションなどがこれにあたりますが、仕事の遂行を第一にして生きてきたので、健康とかメンタルへの考慮がおろそかになりがちなんでしょうね。
あとは、今の仕事内容的に、他の部署から「テレビのソフトウェアを作って」とか「〇〇の使い方をしたいんだけど、できる?」みたいに、他からの要求があって、それに答えるという仕事が多かったんです。
最近は、自部署から提案していこうっていう雰囲気になっているので、この雰囲気が続くと、自発性とかモチベーションみたいなのも上がったりするのかなと思います。
個人的には、サラリーマンでここが高い人って少数なんじゃないかなと思ったりします。
相当、働きやすい環境とか、会社や仕事が大好きって人なのかなと。
各資産の項目
つづいて、各項目にも少し詳しくみていきます。
生産性資産
生産性資産の中身を見ます。
パッと目につくのが、「インサイトスキル」が20点満点なんですw
GALLUPのストレングスファインダーも2022年1月に受けましたが、そこでも「戦略性」が一番でした。
次点は、着想→共感性→個別化→コミュニケーションと続きます。
戦略性もインサイトスキルも、状況を見渡して、重要なポイントを見極めて、先を読むスキルです。
活力資産
活力資産は比較的低めなんですが、その中でも、「精神的健康」は比較的高めです。
「精神的健康」は心の余裕を持てるように日々メンテナンスできているかです。
これは、3度メンタル不調を経験して、日々気を付けるようになっているため高めなのかなと思いますね。
身体的健康は、ホントはもっと気を付けたいんですが、仕事やら育児やらで後回しになりがちかなと。。
あとの3つは、これまでのキャリアからあまり養われなかったところなのかもしれないと感じてます。
変身資産
最後に変身資産です。
アイデンティティが低めですね。。
与えらたことに対して役割を定義していくことは比較的得意なんですが、それが、かえって本当の自分のアイデンティティをなくしてしまっているのかなと。
これは自覚ありますね。
良く言えば、ジェネラリスト。
悪く言えば、器用貧乏。
っていう状態なんです。
色んな事に興味出るし、一つのことを突き詰めるより色々やりたいんですよね。
そうすると、本当に「自分がやるべきこと、やりたいことって何?」ってなるわけです。
パーパスが高めなのは、「目的」と「なぜ?」は日ごろから意識できているからかもしれませんね
今後どう役立てるか
アタラボの実験をしながら、月に1回程度、キャリア資産診断は継続していきます。
せっかくの機会なので、うまく活用したいと思っています。
活力資産の変化をみる
なんとなく推測するのは、今回の実験は完璧に自主的にやることなので、この実験の進行状況によって、活力資産は変化が大きいのかなと思っています。
僕も課題に感じている部分だったので、何かキッカケをつかめるといいなと思っています。
変化をウォッチしていく
やったことと、1カ月の状態を定期観測していくことで、何をするとどんな変化があるかが気づけるだろうなと思ってます。
キャリア資産を意識すると、強みを伸ばすのか、弱みをカバーしようとするのか、今後の人生の戦略に役立つのかなと。
生産性資産や、変身資産は、アタラボメンバーと交流をしていくと、変化が表れそうかなという気もしています。
まだまだ、一人で実験に取り組んでいる感覚は強いので、交流をしていきたいなと思っています。