2022.2.5
このnoteでは消防士の小山が勉強したことや、気づいたこと、仕事に関することを文章にまとめているものです。
ジャム理論について
ジャム理論ってのがあるんですよ。正式な名前は知らないけど、人の選択と意思決定に関する理論の話です。
なんのこと?ですけども、例えばジャムをお店で売るときに、3〜4種類くらい並べて売る時と、20種類くらい(正確には忘れた。ようするに選択肢がたくさんある場合)並べた時に人はジャムを買うのか?っていう実験をした時の話です。
ようするに、選択肢が少ない時と、めっちゃ多いときではどっちが人は物を買うのか?買われやすいのか?といった実験をした人がいたんです。
自分がお店で何か物を買おうと思ったときに、種類がたくさんあったほうが、自分の好きな物を買えそうな気がしますが、その実験では選択肢が少ないほうがたくさんジャムを買われたという結果が出ました。
これは、けっこう有名な話です。選択肢が多すぎると人はよけいに迷って意思決定ができなくなるという話です。
それがなんか消防の仕事に関係するのか?って話ですけど、例えばロープブリッジ救出をする時に自分の座席の小綱を選んだりするときってあるじゃあないですか。#ねえよ
そんな時に小綱の種類が10種類くらいあったら、選べないわけですよ。しかも悩んで選んだあとに、選んだ小綱でロープブリッジ救出をやって、スタートの結索を失敗した場合、めっちゃ後悔していまう。そんなことが起こります。
選ぶ選択肢をあえて絞ってみると、良い意思決定ができるかもしれないよっていうお話でした。色々応用してみてください。
では。
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