2021.3.13 ロープブリッジ救出で渡りを速くするには?考察
どうも小山です😄
最近花粉症からくる鼻詰まりによって、夜中2回くらい目覚めてしまいます。
#つらたん 😭
このnoteでは消防士の小山が職場の後輩に向けて何か仕事の役にたつようなアドバイスみたいなものを書いています。同業者以外の方には意味不明な表現を含んでいます。
今回の話は前回の続きに近くて、ロープブリッジ救出の話をします。
前回はロープブリッジ救出の戦い方としては、結索の部分より横移動してる(渡ってる)部分に重心を置いて練習しようという話でした。
渡りを如何に速くするかがブリ救で勝つために最優先するところで、速くなってしまえば勝率がかなり高くなるという話でした。
しかし4月から練習始めて大会までの2ヶ月やそこらでぶっちゃけ速くならない。そんな速くならない。なぜなら筋力と関連してるので。筋肉の成長って2ヶ月やそこらで急に成長せず長い年月をかけて成長するものなので。
じゃあどうやって渡りを速くするんの?ってところが今回の話です。
もちろんこれは、こうすれば速くなるといった簡単なものではなく、こうすれば良いかも?といった話です。もっといい方法があれば教えてほしいです。
結論から言うと、渡るっていうトレーニングを年間通じて続けておくってことだと思います。ブリ救の選手だからとか来年ブリ救やるからといった理由で渡りの練習するのではなく、救助隊員なら渡って鍛えるってのがスタンダードになってしまえばいいと思ってます。
普段から年中訓練場でやってるウェイトトレーニングをチロリアンに変えてしまうって話です。
で別にチロリアンだけやる訳ではなく、はしご登はん、煙道、救出、渡過、みたいな単品の個人技術をトレーニングにしてしまえばいいと思います。
そうすることで、トレーニングというものが、救助大会に直結したトレーニングになります。
救助隊1年目の若手の隊員が救助隊に入ってきた時から、午前中は渡る、登る、はしご、煙道くぐる、っていう基礎技術をトレーニングとして毎日やる。それを習慣化してしまうってことです。
今勤務の日は、なんかフラッと訓練場行って、なんとなくランニングして、筋トレして、昼から現場訓練みたいなルーティーンが当たり前でしたけど、もし午前中になんとなくトレーニングしてるのであれば、救助の基本技術を強化しておいたほうがよっぽど救助大会に役立つと思います。
そこで基礎技術を強化しておけば、救助大会のどの種目をやることになっても、フィジカルの部分はすでに速くなってるわけなので、後は2ヶ月で結索とかカラビナの技術面を強化すれば、よっぽど結果出せると思います。
救助隊員になった時点からどの種目にも当てはまる基礎技術の部分を普段から強化し続けておくってことだと思います。
話を戻して、
というわけで、普段から渡りが速く渡れるように鍛えておけば、4月からロープブリッジ救出やるよってなったとしても、すでに速く渡れるメンバーで組んでるので、けっこう有利になると思います。
では😄