日光の星空 最高でした☆彡
11月8日(火)・12日(土)に、秋の星空観察会を実施しました。両日とも天候に恵まれ、予定通り実施することが出来ました。
地域向けに実施した8日の観察会では、参加者の皆さんが皆既月食や天王星食、惑星、星空を観察しました。皆既月食が起こるときの月は満月で、夜空も明るくて明るい星しか見えません。月食が進むにつれて空が暗くなると、見える星の数が増えてきました。皆既月食中は、星のソムリエ®による星空案内と惑星や星団、2重星の観察を行いました。
参加した方からは「木星に縞(しま)がある。ガリレオ衛星が見える。」「初めて土星の輪を観ました。」とうれしい声を聞くことが出来ました。アンケートにも「2重星の色が異なっていて、宝石のようだった」「月がよく見えた」「たくさんいろんな天体を観られてよかったです。」という感想がありました。私自身、初めて天王星を観ることができて感動しました。
12日は、宿泊者向けのイベントとして、屋上にて星空観察会を行いました。月食から4日が過ぎ、月の出も遅くなったので空は暗く、午後7時には満天の星空が広がっていました。
参加したご家族とともに、南の空に輝く木星と土星、西の空の夏の大三角、天頂にある秋の四辺形など一つ一つを確認しながらの星空観察でした。午後8時近くなると東の方から明るく赤く輝く火星が昇ってきました。この日は、木星、土星、火星の3つの惑星を望遠鏡で観察しました。参加したご家族のお父さんは、翌日のクラフト体験でつくったバードコールに旅の思い出として木星、土星、火星を描いていました。私にとってもうれしい体験となりました。
秋から冬にかけて、空気が澄んで星空がとてもきれいに見えます。午後6時ごろには、冬の星座が昇り始めています。東の空には、おうし座のプレアデス星団(すばる)が見えます。星団とは、宇宙空間に漂う星間ガスが集まってできた新しい星の集まりです。プレアデス星団は、肉眼でも5~7個ほど見ることができるということなので、ぜひ挑戦してはいかがでしょうか。
暖かい服装で、星空をお楽しみください。
片股ジムニー