フィールドサイン
寒い朝を迎えました。10cmほどの積雪でしたが、気温が低く、サラサラになった雪が風に舞っています。
足元を見ると、雪が飛ばされた地面に、直径が1~2cmほどの丸い形をした氷がいくつもできていました。上からは、水のしずくがぽたりぽたりと落ちています。この丸い形をした氷がどうやってできたのか、不思議ですね。
天気が良かったので、真っ白な運動場を歩いてみようと思ってみたら、もうすでに先客がいたようです。
運動場のあちらこちらにシカの足跡がありました。よく見てみると、シカの通り道には何本か決まった道すじがあるようです。
シカは、最短距離の道を進んでいるのか、安全に安心できる道を選んでいるのか、と考えてみると想像がふくらみます。
ある足跡が池の方に向かっていたので、たどってみました。
池には、細い木道がかかっています。シカは、細い木道を歩くのか、それとも避けるのか、確かめました。
シカは、木道を渡らず、池のふちに沿うコースを選んだようです。
これまで、学園内でシカを実際に見たり、シカのふんが落ちていたりとシカが学園内に来ていることはわかっていたのですが、雪が降ってからの1日間で、こんなにたくさんのシカが行動していることに大変驚きました。
雪が降り積もったら、フィールドに出てみるのも楽しいものですね。
さすがに、氷点下の寒さは厳しいですが。
片股ジムニー