学園の植物観察
学園スタッフの片股ジムニーです。裏手にそびえる女峰山の風景も緑色が濃くなってきました。
4月に芽吹いたホオノキが花を咲かせました。
花の中心にある円筒状の部分がやがて果実となります。どんな成長を見せるのか楽しみです。
花が見ごろとなっている植物を紹介します。
事務所わきに咲いている、ヤクシマシャクナゲです。
山登りの途中で、シャクナゲの花を見るとホッとして疲れが癒されます。
夏が来れば思い出す♪~。高原の夏の植物を代表するニッコウキスゲです。ニッコウキスゲの黄色い花が咲き始めると、夏が近いことを実感します。
今の季節、日光ではクリンソウの花が見頃です。学園でもクリンソウの花を見つけました。
学園を歩いていると、林の中で何やら白いものを見つけました。
これは、ギンリョウソウ(別名:ユウレイタケ)というツツジ科の植物です。
植物は、日光を浴びて光合成をして栄養分を作り出すのですが、ギンリョウソウは樹木の根に存在する菌類から樹木の栄養分を得て生活しています。
太陽の光が当たる所で見ると、透き通るような白色をしています。葉緑体が必要ないのだろうなぁと考えてみるのですが、本当に不思議な植物です。
ちょっとうつむき加減のギンリョウソウの花を撮ってみました。真ん中にある青紫色したものが雌しべ、その周りの黄色いのが雄しべです。成長した果実を正面から見ると、ゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじに似ているとか。
ちょっと見てみたくなりますね。楽しみです。
片股ジムニー