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日光植物園に行ってきました

葛飾区立日光林間学園より歩いて10分ほど、同じ日光市花石町にある「日光植物園」を紹介します。

正式には「東京大学大学院理学系研究科附属植物園 日光分園」といいます

「日光植物園」は、東京都文京区白山にある小石川植物園と同じ管轄下にある施設です。小石川植物園に通っていた植物学者・牧野富太郎さんは、4月から始まった朝の連続テレビ小説のモデルになっています。現在、日光植物園では、彼を紹介する展示室が設けられています。
ちなみに、日光植物園の年間パスポート(発行日より1年間有効)は小石川植物園と共通で、どちらの植物園でも使えます。

シライトソウの属名Chionographisは「雪の筆」を意味するそうです

6月初旬、日光植物園を訪れました。入り口付近には「シライトソウ」が群生していました。見た目がまるでムーミン谷の「ニョロ」。園内を歩くとあちらこちらに生えていて、不思議な世界に入り込んだのでは?と感じました。

この建物「庁舎」は明治時代、会津藩主・松平容保(かたもり)が
東照宮の宮司に着任した際に建てられました。

日光植物園には約2,200種の植物が植えられていて、季節に応じて植物を楽しむことができます(日光植物園の開園期間は、4月1日~11月30日)。園内にあるロックガーデンというところでは、たくさんの種類の高山植物が植えられています。

ミズドクサが群生する「大池」

また、園内には池や沼が点在していて、それぞれでいろいろな花を見ることができます。

ナスノヒオウギアヤメ
ワスレナグサ
クリンソウ
コウホネ

歴史を感じさせる施設を見つけました。植物園の東の方に橋があります。橋は、田母沢川を渡って、田母沢御用邸へと通じています。

通御橋(かよいみばし)
田母沢川

田母沢川を渡りさらに進むと、防空壕跡がありました。このあたりはもともと田母沢御用邸の敷地で、戦時中は上皇陛下の疎開先にもなっていました。田母沢御用邸の地下には、大きな地下壕があるそうです。

防空壕跡

今、コアジサイの花が見頃です。遊歩道の両側に、たくさんのコアジサイが咲いていて、独特の香りがあたりに漂います。この季節しか味わえない感覚をぜひ味わってほしいと思います。

香水のような香りがする「コアジサイ」

日光植物園HPでは、開園カレンダーや開花情報、園内の花・紅葉暦などの情報が得られます。ぜひ、葛飾区立日光林間学園、日光植物園がある花石町(はないしちょう)にお越しください。

片股(ジムニー)

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