見出し画像

学園に住むキジの親子🐤

みなさん、こんにちは!
葛飾区立日光林間学園スタッフの黒田ジョニーです。

7月の中頃から学園の草地にキジの親子が住み着いています。

今朝、朝の巡回に出かけると近くの茂みから

「ぎょおおっ…ぎょおおっ…!」
という、甲高く何やらおそろしい鳴き声が聞こえました。
その声の主こそ、学園のキジ(オス)でした。

桃太郎のお話に出てくるキジは
「ケーン、ケーン」と表現されています。
しかし、実際のキジの鳴き声はまっっっったく違います。

「雉も鳴かずば撃たれまい」(自ら目立つ行動を取らなければ、他人から攻撃されることはないという意味 ※実用日本語表現辞典より引用)ということわざは、キジは鳴き声が大きいため猟師にすぐに見つかってしまうことからこのような表現が生まれました。
ことわざの通り、キジはとっても大きな声で鳴くので、声が聞こえれば比較的簡単に見つけられます。

キジは何といってもオスのきれいな色の体が魅力ですね…
胴体は緑色の毛、顔は繁殖期になると真っ赤になります。
その色合いがなんとも神秘的です。

さて、話は戻って。
学園のキジ親子ですが、
家族構成は父、母、双子の4羽家族。
今日はお父さんが大きな石の上にたち、食事中の奥さんと子供たちの安全を守るかのようにあたりを見回していました。
それにしても私が4mほどまで近寄っても目すら合わなかったですが…

小さいですが、とっても近くから撮っています!
野鳥の撮影難しい…
キジ家族の大黒柱のお父さん
お母さんと子どもたちは食事中。
お父さんと子ども(かな?)のツーショット。
写真を撮る直前はこの岩の上に4羽乗っていました。
写真を撮ろうと思った瞬間に降りてしまいました。

普段穏やかな性格のキジですが、繁殖期間中は凶暴になるようです。
この広場の草刈りは数か月前からやりたいと思っていたのですが、キジ親子のために休止中なのです。
子育てが落ち着いたら作業しようと思います。

キジパパ、キジママ、子育てがんばれ!
子キジたち、おおきくなってね!

これからもキジ親子を静かに見守っていこうと思います。

黒田ジョニー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?