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娘がアメリカの名門ボーディングスクールに進学した話(10) その他の考慮すべきボーディングスクール、西海岸のボーディングスクール

テンスクールズ校、Independent School Leagues校のほかにも進学実績に優れているボーディングスクールは多くあります。ほとんどは東海岸にありますが、例外的に西海岸にも数校あります。進学実績のみで考えるならばトップ校以外のボーディングスクールの進学実績は公立高校のトップグループよりも落ちる学校が多いです。有名大学への進学を重要視する場合はSATの全校平均でトップ20、少なくともトップ40に入っている学校を薦めます。下の表は Boardingschoolreviewから学校平均SATトップ100校をリストアップしたものです。

https://www.boardingschoolreview.com/top-twenty-schools-listing/highest-sat-scores

西海岸ではCate School とThacher Schoolという二つのボーディングスクールが頭抜けて進学実績が良い学校です。特にThacher Schoolはスタンフォード、アイビー、パブリックアイビーとバランスよく卒業生を送っています。

西海岸ではThacher Schoolが一番でしょう。またThacherは非常にユニークな教育でも有名です。新入生は一年間「馬」の面倒をみるという伝統があります。Cate Schoolは卒業生はあまり東海岸に行かず西海岸に残る傾向があります。西海岸は気候もよく日本にも近いので日本人にとって子供が送りやすい環境であると思います。現在Thacherには日本人が1名在籍。ESLクラスはありません。

そのほかでは東海岸の女子高、Emma Willard と Miss Porter’s があげられます。両校とも女子高としては非常に良い進学実績をもつ女子の名門校です。テンスクール校、ISL校に比べると進学実績は見劣りしますが女子高という環境を第一に考えるならば良い選択であるといえるでしょう。

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