娘がアメリカの名門ボーディングスクールに進学した話(14) 学校のホームページで重要なことをチェックする
学校のHPは有益な情報が満載されてます。boardingschoolreview.comには載っていなかった進学先の情報や授業、課外活動などより詳しい学校の情報を入手できます。ほとんどのボーディングスクールのHPの構成はほぼ同じですから、慣れればどこに何があるのかすぐに探せるようになります。以前と違ってHPはスマホにも最適化されています。スマホの場合はハンバーガーメニューから必要な情報に飛ぶことができます。ここでは Philips Exeter Academy (www.exeter.edu)を例にとってみてみます。
まず最初に画面左上のハンバーガーメニューをクリックします。するとこのようなメニュページが開かれます。
この中で見るべきポイントは以下です。
About us : 学校の紹介、ミッション、校長からのメッセージ、学校の地図などが載っている
Admission & Financial Aid : 入試関係の情報が載っている。とくに重要なのは “How to Apply” と ”Tuition & Financial Aid” のページ。ここから出願とファイナンシャルエイドについてほぼすべての情報が入手できる。
Academics: 授業の風景、選択科目などが載っている。気になる授業や勉強したい科目がある場合にはここでチェックできる。 また、通常ここには ”College Counceling” のリンクがある。College Counceling ページには ”matriculation” (卒業生進路先)のリンクがあり進学先が確認できる。College Counceling のページにmatriculationのリンクがない場合には、右上の検索窓に”matriculation”と打ち込み検索するとページを見ることができる。
すると過去分も含めた詳細な検索ページが出てきます。
一番上のリンクをクリックすると
昨年度の全ての進学実績が出てきます。Harvard Universityを見てみると26人と出てきました。
Admission Events:キャンパスビジット(学校訪問日)などのイベントがリスト化されています。最近はコロナの影響でオンラインイベントも頻繁に開かれています。もちろん海外からでも参加できますのでこれらのイベントにはぜひ参加しましょう。
これらのイベントに参加するか否かは合否に直結しませんが、各学校の雰囲気もわかります。お勧めです。Registerから登録するだけです。
Community : 在学生の生活について判りやすく説明している。寮生活がどんなものか理解できるつくりになっている。
Athletics: 学校のスポーツ活動についての説明ある。
Arts: 学校の芸術活動についての説明がある。
Students: 在校生向けの情報
Parents: 在校生の親向けの情報
学校について調べるときは:About us >> Academic >> College counceling >> Matriculation >> Student life >> Athletics >> Arts をめぐることで一通り学校の内容、雰囲気などが理解できます。とくに最近はStudent Lifeやコミュニティのページにビデオや写真が多く使われているので見ることをお勧めします。
自分の希望する学校の雰囲気、先生やアドミッションオフィスの面々について知ることでモチベーションも上がります。留学コンサルタントに丸投げすることなく必ず気になるボーディングスクールのHPは訪れてみましょう。
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