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ゴールデンゲームズin太陽が丘2022

5月4日
宮崎県延岡で日本グランプリシリーズのひとつ「ゴールデンゲームズinのべおか」が開催され、5000mにて遠藤日向選手が圧巻のスパートで日本歴代2位のタイムで見事世界陸上標準を突破しました。

そして翌5月5日
京都府宇治市の太陽が丘にて「ゴールデンゲームズin太陽が丘2022」が開催されました。

タイムテーブルはこんな感じです。

ゴールデンゲームズタイムテーブル

もちろん、競技力のレベルは本家?には到底及びませんが、下は幼稚園児(うちの長男も50mに出場)、上はおそらく60歳前後くらいの年齢まで、幅広い人数が出場する大会となりました。
当初は100人くらいエントリーしてくれたらいいな…くらいでしたが、結果的には約170人くらいのエントリーがあり、主催が僕も所属している太陽が丘ジョギングクラブなので手前味噌な話にはなりますが、とても和気あいあいとした良い雰囲気の大会となりました。

閉会式

途中で帰る人もそこそこいた中での集合写真です。

「和気あいあい」の象徴として、通常の5000m等では「ゼッケン番号順に並ぶ」のでしょうが…
この大会は「そしたら、皆さん好きな順に並んでください」という具合(笑)
肩の力を抜いてスタートできますね。

さらに地元の小学生陸上チームや、高校陸上部との繋がりもあり…
閉会式では高校生が「僕は箱根駅伝を走ります!応援お願いします!」なんて宣言する局面もありました。
アラフォーランナーの胸を熱くしますね(笑)

大会が盛り上がり、かつ無事に負えられたのも、ジョギングクラブ会長の森下さん、前会長で大会主催の椿原さんをはじめ、受付・計測・コールなどを担ってくれたクラブメンバーの尽力があったからこそです。

僕も本当はもっとスタッフとして動きたかったのですが(スタッフ業務好きですし)、今回僕が期待されているであろう役割はおそらく、ひとつには広報して参加者を集めること、そしてもうひとつは「ホームチームの選手として他チームからの参加者を迎え撃つこと」。

ということで、おそらく過去最多となる3種目にエントリーしました。
5000m、3000m、1500mです。
全種目をがむしゃらに走っても後半グズグズになって必要以上の疲労が残るので、来週の10000mのことも踏まえて3種目それぞれにタイムを設定して望むことにしました。

…としましたが、しばらく経って「設定盛り過ぎた」と気付いての下方修正

タイム設定のイメージは、来週の10000mで31分台を狙っているので、5000mは目標達成ギリギリのタイム、3000mは序盤に突っ込んだくらいの想定、1500mは(実際このタイムでいけるかはともかく)ラストに出し切るイメージ。
本当は3000m→5000m→1500mとかでもよかったのですが、タイムテーブルを動かす訳にはいかないので。

下方修正したとはいえ、かなりキツい設定です。
しかも「一定ペースで押していく」のが得意な僕なので、距離が短くなるにつれてどんどん苦手種目になっていく(¯―¯٥)
なので合間の時間はひたすら憂鬱でした。

まずは5000m

3'10"/km〜3'12"/kmくらいのペースで刻むことが比較的うまくいきました。
割と序盤から先頭に立って引っ張り、宣言通り風よけになる覚悟でしたが当日が思いのほか暑かったこともあって、4000m手前くらいで独走となりました。

暑さには比較的強い僕なのですが、ペースは想定どおりであるものの余裕度が想定よりかなり少ないと感じたので…
独走になったことと下方修正を使わせてもらって「まだ先は長い」と、ラスト1000mを少し落としました。

ラスト1000mのタイムが思っていた以上にタイムが落ちているのが余裕の無さを表していますね。
ただ、いちおう「優勝」ではあったので、いっちょまえに帽子を取ったりもしました(笑)


続いて3000m

ここで、西☆練の若手ランナー岡久くんや、彼よりも10歳くらい下という田辺高校陸上部のメンバーも参戦!
僕の「優勝」はないなと確信。ポーズとっておいてよかった。
5000mの疲労もしっかり残っていたので走る前はかなり憂鬱だったのですが、田辺高校陸上部員のひとりが「どれくらいでいくんですか?」と聞いてきてくれたりして、設定タイムを伝えると「いけるところまで着いていきます!」と…。
そんなん言われる「(彼らからしたら)おじさんに着いてきなさい」と燃えてきますね。

スタートしてみると、岡久くんと先程とは別の高校生(おそらくエース格)が前方でバチバチ勝負するのを尻目に設定よりやや速いペースで刻み、第2集団を引っ張ることができました。
さきほどの高校生は2000mで離れてしまったようですが、別のランナーがラスト1周手前まで後ろについて、しっかりラストで離されてしまいました。それを追うことなく(追っていても勝てなかったでしょうが)あくまでペースをほぼ維持してゴールしました。

…うう、キツイ。

ラスト1500m

ここまで来ると開き直るものかな?
と思っていたのですが、よく考えてみたら1500mは数回した走ったことのない苦手種目だったので、ちゃんと憂鬱でした(笑)
スタートした直後から先頭集団のスピードについていけず、やや離れたところを一人で走り、2周目3周目で若干距離を詰め、ラスト300mへ!

今までは先を見据えて抑えてきたけど、このラスト300mだけは全力で走ってよし!!…とて。
やはり僕の全力ラストスパートはたかだか知れており、同じ「押していくタイプ」の宮垣さんは辛うじてかわせたものの、職場の同期でもある橋本くん(学生時代は400m・800mの選手)にはしっかりまくられてのゴール。

良くも悪くも僕らしいラップとなりました。

個人としてはこんな感じで、いちおう全種目(下方修正後の)設定タイムはクリアできたのでよかったです。

そして、ひとりの出場選手としてもスタッフに徹してくださった太陽が丘ジョギングクラブの皆様には心から感謝しています。
この大会が、老若男女が集う和気あいあいとした雰囲気のまま広がっていきますように。
僕もできる限り「迎え撃ち担当」を担っていければ嬉しいなと思います。

追伸

冒頭でも触れましたが、この大会がうちの長男(5歳)のデビュー戦となりました。
50mをお友達と競いながら、楽しく走っていました。
ぜひ、お子さまと一緒にご参加ください♪


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