RAKUGO SONIC最終発表によせて

RAKUGO　SONIC（以下ラクソニ）最終発表を色々しました。
残念ながら出演キャンセルになってしまった林家けい木さん、事情も伺い納得した上で、他のブロックの誰かと替われるかなどギリギリまで出演を模索したのですが残念です。
彼の落語を大阪のお客様に見ていただきたかったです。
急な出演キャンセルだったので代演は私が務めます、けい木さんのような落語はできないですが彼の穴を埋めるべく一生懸命おしゃべりさせていただきます。
尚チケットの払い戻し等は行いません。
ご了承下さい。

またけい木さんの落語が気になる方はぜひけい木さんの動向を見逃さずチェックして下さい。

そして後日配信も決定しました。
こちらは肖像権の問題やカメラ数に限りがあるのでどこまで配信に載せれるかはまだ未定ですが、できるだけ努力致します。
終わってからまたこちらは問い合わせ等発表致します。

そして最後の出演者桂笑金さんをアナウンスしました。
色んな人から誰なんですか？って聞かれてたのですが、実は笑金さんに決まったのは今週になってからです。

なぜ最後まで残していたのか、笑金さんには悪いですがもっと大物を呼ばないのか、色々意見があるのは重々承知です。

まず大物を呼ばない理由は、今回ラクソニを開催するに辺りルールを決めました。
それは入門１５年以下。
そりゃもっと上の師匠方を呼べばもっと集客にもつながるだろうとは思いますが、それでは他の落語祭りと変わらない。
若手だけで作るという縛りを自分で設けた事。

そしてもう一つなぜ最後までもう一人を出さなかったか。

それを言う前にラクソニを優々が私物化しすぎているというご意見を頂戴しました。
はっきりいいます、はい、私物化してます。
だって私が企画運営してる落語会ですよ。
私物化はしてますが、出演者の選定は私が自信をもって薦める落語家しか呼んでないですし、実は出演者の中には私がちょっと苦手な人もいてます。
けどお客さんの目線に私自身が回った時に、
「この人、こんな時どんな落語するんかなぁ？」とか
「もしかしてあのネタやってくれんかな？」
と御来場いただくお客様が興味を示してくれるような目線だけは忘れてないつもりです。
大学の落研に入部し落語を聞き始め、沼にハマりついに落語家になりました。
私物化はしてますが、自己満足で終わらせずお客様の目線は常に忘れず落語会を企画運営しています。

そしてここからは私物化しているとわかったことを了承いただいた上でお付き合いください。

そもそも笑金さん以外の３５名全員がすんなり決まったわけではないです。
スケジュールNGだった人もいますし、こういう会は遠慮しますと正直に断った方もいれば、出演依頼の連絡の返信すらなかった奴もいます。
けど３５人決まったところ、いや企画段階からラクソニ出てもらいたい人がいました。
大学の落研時代から知ってる人です。

ただ彼は今年に入り体調を崩し休んでいました。
もし彼がこの会までに復活したら彼に出演をお願いしよう、ギリギリまで一枠空けておくことを決めました。
当初は一か月前までに復帰が決まらなければ他の方のアナウンスをしようと思っていたのですが、もしかしたら、もしかしたらと思い続け今日までのばしていたのですが残念ながら復帰は叶いませんでした。
けど、体調が悪いのは仕方がない事だれ恨むわけにもいきません。
こうなったら当日までとも思ったのですが、それはお客様に失礼ですし今日での発表となりました。
最後の出演者が遅くなった事へのお叱りは甘んじて受けます。
ただこれを読んだらその彼が誰かわかるでしょう。
彼にこのことは絶対に伝えないで下さい。
また変なプレッシャーで体調を悪化するといけないので。

ほたら笑金さんがあかんのかと、これまたつっこまれる方もおられるでしょう。
ただ３６人に絞るのも苦痛ですよ。
本当は出てもらいたい同期や後輩はいます。
なんやったらちょい上の先輩まで増やすととてつもない数になります。
一人くらい１５年以上でもと考えたのですが、やっぱり１５年以下を壊したくなかった。
そんな中でも笑金さんを選んだのは出演者のバランスやネタの色を踏まえてです。
最後の一人と言うバカでかいプレッシャーを背負ってくれた彼に感謝です。

改めまして最後の一人の発表が遅くなったことを謝罪致します。
申し訳ごぜいませんでした。

けど行こうか悩んでいる言う方、チケットはまだまだございますので、通し、ブロックどこでも結構ですので足をお運びください。
若手の落語の祭りを堪能してください。

そして最後に彼の復帰を心待ちにしましょう。