![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/117738204/rectangle_large_type_2_fed2ad60d20dae005ac554e6f50f0573.png?width=1200)
【珍しくエッセイ書きました】ウチの可愛いバイトちゃん💕
このアカウントは小説専用で、エッセイ垢は別にあるのですが、今回はバイトちゃんネタなので、こちらで執筆しました。
ハンバーガーショップが舞台の連載小説『ライトブルー・バード』も残すところあと1部(…のハズ)でございます
登場人物うち2人(マナカ、ヒロキ)は、実在のバイトくんとバイトちゃんをモデルにしています。もちろん無許可(笑) そして実在の2人は仲は良かったものの、お互い、恋愛感情はありませんでした。マナカのモデルのバイトちゃんには、しっかり彼氏がいましたし…( ≧∀≦)ノ
そんな2人は進路が決まり、今年(2023年)の3月に退職してしまいました。
寂しいけれど、これが学生バイトというモノですからね。
けれど、小説のモデルにしたいくらい可愛い子たちは、他にもいるのです!
……と、いうことで今回は、そんなバイトちゃんの話をしたいと思います!
少女マンガのような恋をしたアイちゃん
当時、高校1年生だったアイちゃん(仮名)が憧れていたのは、4歳年上のマツダくん(仮名)。フリーターの彼の仕事ぶりは、クソ生意気ではありましたが、かなり有能でした。
「マツダさんは、私の『推し』なんです!!」
……と、周りに公言していたアイちゃんですが、最初はマツダくんの指導が厳しすぎて、「この人ムリ!」と思うくらい大嫌いだったそうです。彼とシフトが被ってしまうと憂鬱になり、一度だけ仮病を使って休んだことがあると、こっそり教えてくれました。
しかし、仕事を覚えてきたアイちゃんは気がつきました。マツダくんの指導は間違っていなかったことを……。そう、彼は『意地悪』をしていたワケではなく、『熱心』に教えてくれたんですよね。
マツダくんは、悪い子ではなかったのですが、ぶっきらぼうで誤解されることが多々ありました。
更に『仕事なんだから、年下の女子といえど、言いたいことはハッキリ言う』のが彼のポリシーだから余計でした。
厳しさの陰に隠れて、見えていなかったマツダくんの良さを理解したアイちゃん。そんなワケで彼は、あっという間に『イヤな先輩』から『憧れの存在』へと昇格(?)したのでした。
この『最初のBATな印象か~ら~の~』って、少女マンガの王道ですよね( *´艸)
だからと言って、アイちゃんはマツダくんと付き合いたい…とは思っていませんでした。むしろ付き合いたくない。なぜなら彼はあくまでも『推し』だから…とのこと。(『尊すぎてムリ!』だとも言っていたなー) 近くで仕事ができることに幸せを感じているアイちゃん…本当に可愛かったです。
ちなみにアイちゃんの『推し活』の1つとして、マツダくんのキャラを誤解している他のバイトちゃんたちに、彼がどんなに素晴らしいかを『布教』することでした。
「だからって、マツダさんのことを好きにならないでね」と念押しすることは忘れないそうですがwww
可愛いですよね(●´ω`●)
実はアイちゃんには、同じ年の彼氏がいるんですよ。しかし「それはそれ、これはこれ」だそうで。
以前にちょっとふざけて「ねぇ、アイちゃん、彼氏とマツダくんのどっちが大事?」って聞いたことがあるんですが、「マツダさんです!」と秒で返ってきました(汗)
か、彼氏ぃぃぃぃ!!
そんなマツダくんは、アイちゃんに憧れられていることが分かっていても、仕事仲間として普通に接していました。
アイちゃんって、外見もリスみたいに可愛い女の子でしたから、鼻の下を伸ばしてしまう男子は普通にいると思うんですよね。
実は同時期に、『女子に免疫のない男子クルーの、年下バイトちゃんへの感情暴走事件(解決済み)』があったんですよ。
その女の子は利用したいことお願いごとがあって、フレンドリーに接しただけだったんですが……。
だから、余計にマツダくんのスマートな対応が目立ち、アイちゃんの気持ちに拍車をかけていたような気がします。
「あーあ、マツダさんが私のお兄ちゃんだったらなー」
休憩室でアイちゃんと2人になった時に、彼女が呟きました。
「でも、お兄ちゃんっていつか家にカノジョ連れてくるじゃん?」
私がからかうと、アイちゃんは「それは嫌だ」と真顔になりました。
そんなアイちゃんが辿り着いた結論が……、
「マツダさんと『連れ子』同士の兄妹になりたい!!」
でした。
もう、メチャクチャウケましたね。真面目に考えているアイちゃんが可愛くて…。私が高校生の時に読んでいた別冊マーガレットで、そんなシチュエーションの連載があったことも同時に思い出しました。
こんなにマツダくんのことが好きでも、付き合いたいと思っていなかったのだから、10代の乙女心って面白いですね。
その後マツダくんは、新しい店長と性格が合わずに退職してしまいました。当然、アイちゃんはショックを受け、しばらく落ち込みましたが、そのまま仕事を続けています。
彼女は現在高校3年生。マツダくんから受けたスパルタ指導のおかげなのかどうかは不明ですが、マネージャーたちから信頼されるクルーに成長し、今は新人を教える立場になりました。
バイトのみんな、いつもネタをありがとう❤️
アイちゃんいかがでした? いやぁ、若いっていいですね。
アイちゃんの他にも可愛い恋をしているバイトちゃんや、ヤバい恋愛している(ここでは書けない💦)バイトちゃんもいて、彼女たちからたくさんのネタを頂いております。
その作品が『ライトブルー・バード』でございますm(__)m 「最初から読んでやっていいよ」という神のような方がいたら、コチラから↓
そして、こちらが第3部最終章の表紙でございます。
![](https://assets.st-note.com/img/1697178689998-Z361aDpHNU.png?width=1200)
さて、そろそろ執筆いたしますか!
『ライトブルー・バード』最後までお付き合いいただけたら嬉しいです‼️