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Couleur Clarity(クルールクラリティ)が描くアイドルの未来形

みなさん、Couleur Clarity(クルールクラリティ)(※以下 クルクラ)
というアイドルをご存知でしょうか? ビジュアル、パフォーマンス、そしてクリエイティブスキル!走攻守揃ったスーパーアイドルです。全員がコスプレイヤーでありながら同時に、グラビアアイドル、ファッションデザイナー、プロダクション社長など様々な個性をもつ7人組のアイドルグループです。2023年に初ライブにも関わらず、1,000名近いキャパシティの「渋谷DUO MUSIC EXCHANGE」でのライブを成功させ、今年にはTBS「全力アピール アダムシアター」で地上波への出演も果たすなど快進撃を続けるアイドルグループです。そんな絶好調に見える彼女たちですが、クルクラは解散時期を定めている期間限定のアイドルでもあります。卒業時期も今年の2024年11月と既に発表。そんな彼女たちの活動は、実はアイドルの在り方自体を一歩前に進めた特別なものなんじゃないか?とあくまで個人的に、でも強く思っています。その理由を少しだけ書かせてください。


同人アイドルとしての「クルクラ」

クルクラを特徴づけている何より大きな要素は期間限定の自己プロデュースアイドルであることです。アイドルグループというとマネージメントのスタッフやプロデューサーと言われるようなグループのダンス、楽曲からアイドルの売り出し方を決めるスタッフが運営資金を集め、メンバーを選び、活動をスタートするケースが多いはずです。一方クルクラにはプロデューサーもマネージメントもいません。あくまで7人が全ての活動を決め、自身でプロデュースを行うグループです。聞くところによればメディアなどへの写真のセレクトも彼女たち自身が行っているようです。

彼女たちは自身のことを同人アイドルと呼びますが、それは何より自分たちがやりたいことを、叶えたい夢を自分たちの手で形にしたいからではないでしょうか、そういう姿勢をコミケなどで自分の好きなものを自分自身で作り上げ同人誌のような形で頒布する同人活動に重ね、「同人アイドル」と表しているんだと思います。だから彼女たちは自分たちの資金で楽曲や、プロモーションビデオ(!)までも作成し、ボイストレーナー、ダンスのインストラクターも自分達で依頼しレッスンを重ねています。さらにライブの演出とグッズのためにクラウドファウンディングで費用を集め、目標の4倍以上の4,000,000円以上を集めています。もうここまでやり切るのがとにかくカッコ良すぎる。アイドルというよりパンクバンドなんじゃないかと思ってしまいます。プロモーションもCDもレーベルに任せず自分たちでなんでも作ろうというDIY(Do It Youself)の精神を彼女たちから感じるのです。その姿勢に惹かれてクラウドファウンディングに応募したペインター達(※クルクラのファンの呼称)も多いのではないでしょうか。


シンプルにビジュが良い

もう一つの彼女達の魅力はシンプルにメンバー全員のビジュが良いことです。さすがフォロワー数十万人がいるスーパーコスプレイヤー達のグループ。これはシンプルに写真を貼らせてください。あと、全員のXをフォローしましょう。

紗愛 (すずな)
ニックネーム すずなぴ
誕生日 4月5日
福岡県出身
身長 157cm
趣味 食べること/美容
特技 リンボーダンス/書道/料理
クルクラの生みの親。時折でる博多弁がカワイイ。

大河 もも (たいが もも)
ニックネーム ももちゃん / 大河ももちゃん
誕生日 2月12日
出身地 神奈川
身長 153cm
趣味 サウナ/温泉/旅行/コスプレ/美容
特技 柔軟/焼肉焼くこと/マッサージ(力がつよい)/癒すこと
メンバーの誰かが性格が良いと言っていた気がする。なんか分かる気がする。カワイイ。

円谷 みう(つぶらや みう)
ニックネーム みうちゃん つぶみう 尊師
誕生日 1月14日
出身地 新潟
身長 155cm
趣味 ショッピン/ 読書/アニメ/映画/ドラマ鑑賞/お散歩
特技 服の早縫い/匂いで天気が分かる(嗅覚が鋭い)/パーソナルカラー診断
信じれないくらい良い衣装を作る。カワイイ。

乃街 まの(のまち まの)
ニックネーム のまち、いぬ
誕生日 5月17日
出身地 愛知
身長 161cm
趣味 コスプレ/ Vtuberの配信を見る/麻雀/カフェ
特技 書道 /イラスト
プロダクション社長。圧倒的な目力、かつ犬。 犬!? カワイイ。
乃街まの X  https://twitter.com/mano_n00

花宮 いのり(はなみや いのり)
ニックネーム いのりん/いのりんふぉと
誕生日 1月18日
出身地 神奈川
身長 165cm
趣味 スキンケア/ エステ/ コスプレ
特技 データ作成,管理
おそらくチケット販売やファンクラブサイト運営してくれている。すごいしっかりしてそうなのに、ステージで泣くのは一番早い気がする。カワイイ。

本田 夕歩(ほんだ ゆうほ)
ニックネーム ぽんちゃん
誕生日 2月16日
出身地 福岡
身長 161cm
趣味 アイドルのおっかけ
特技 目玉リレー
正面から見ると可愛いじゃないですか、実は横顔も可愛いんです。カワイイ。

芽衣(めい)
ニックネーム めいちゃん
誕生日 3月30日
出身地 埼玉
身長 162cm
趣味 ポーカー/猫吸い
特技 ご飯とおかずをどんな割合でも同時に食べ終える事

アイドル経験者であり振り付けも行う。裏拍に早いフリをバシッといれてらたりしてカッコいい。カワイイ。

 芽衣 X https://twitter.com/azumei0330

ビジュの良さはしっかり伝わったのではないでしょうか。本人達のXを見ているだけで一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスをやわらげ、また、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能があります。(※個人の感想です)

次の奇跡の一枚は「クルクラ」から

去年から今年(2023ー24)の紅白凄かったですね。特に印象に残ったのは
「あの」さんと「橋本環奈」さんを写した(おそらく)一般の方が撮った「奇跡の一枚」と言われる写真を並べると天使と悪魔の最終決戦みたいだとネットミーム的に話題になっていた写真と同じポーズを「YOASOBI」の『アイドル』の演出で再現したシーンでした。

特に「橋本環奈」さんはアイドル時代に撮ったこの一枚で一気に話題になりその後の女優への道が開けたような印象があるので、カメコの皆さんもそんな一枚を撮ってみたいと思うこともあるのではないでしょうか。(私は思っています)で、そこで旦那、いい話があるんでゲスよ。クルクラのライブは
撮影OKなライブが結構あるのです!しかも一眼レフを使っていい席も用意されている!また1曲だけ動画を撮ってもいいライブなどもあるのでチャンスだらけです。クルクラのファンの方たちはカメラに詳しい方も多いのでわからないことも教えてもらえたりするので初心者も安心!元々ビジュの良いメンバーをしっかり撮れるチャンスがクルクラのライブには豊富にあるわけです。(※直近の1周年ライブのカメラ席は売り切れてしまいましたが)だから次の「奇跡の一枚」を撮るのは旦那かもしれないですゼ。

セルフプロデュースが産む「過剰さ」

「クルクラ」がセルフプロデュースのアイドルであること「同人アイドル」であることは前述しましたが、私が惹かれたのは彼女達のセルフプロデュースが産むある種の「過剰さ」なんだと思います。例えば初ライブの時私は、正直楽曲もまだあまりない、デビューしたてのグループの最初のライブは5−6曲で、その後は特典会なんだろうというようなイメージでいました。実際に彼女達が歌った曲数は21曲でした。衣装もデビューしたてのアイドルは衣装にあまり予算をかけられずZARAやFOEVER21で揃えたなんて話も聞きます。彼女達の初ステージの衣装はメンバーカラーを白に統一しながら全員の個性が見える素晴らしいものでした。それに合わせた白いブーツも美しかった。しかも衣装がツィードで作られているので照明があった時にも細かな凹凸に光を反射して衣装が内側から光っているようだった。しかもこの衣装を作っているのが「クルクラ」メンバーの円谷みうさんと知った時どんなに驚いたか。


結局、クルクラは私が思ってたアイドルはこういうものだろうという思い込みを軽く飛び越えてしまったんです。だからそこに惹かれた。そしてそんなパワーを産むのは誰かの言う事を聞いてやるのではなく、自分たちが本当にやりたいことを全力でやる、やり切るという「過剰さ」いや「熱量」がそれを可能にしているんだと思います。
Xのスペースである写真家の方が「彼女達は本当にすごい。彼女達の熱量を見ていると、自分も全力を尽くしたくなる」と話されるのを聞いて、あーやっぱり強い熱量がさらに周囲を巻き込む熱量を生んでいるんだなと再度実感しました。

そして、彼女達の示した本当に意味のセルフプロデュース、「同人アイドル」と言う在り方は、間違いなくアイドルを目指す女性やコスプレイヤーに強烈な刺激になっていると思います。アイドル運営が全てを決めるのではなく、アイドル本人達が必要なクリエイティブ、やるべき事を決めることで本当に自分たちがやりたかった事のクオリティを担保できる。そしてそれを見るからファンも安心して応援できる。そんなサイクルを新しいアイドルの形として、彼女達は提示してくれているのではないか。そしてそれを私たちもできるかもしれないと多くの人に勇気を与えているんじゃないか、そんな事を思うんです。

だから「クルクラ」のライブに行こうよ

クルクラは過剰なくらい熱量があって、その熱量で自分の道を突っ走っているからカッコ良くて目が離せないんです。その上で彼女たちみたいになりたい人たちの希望にもなっているから。
このまま走り抜けて解散なんてカッコ良すぎるじゃないかとも思うけど、こんなグループ同時代で見れることなんてあんまりないからみなさま良ければライブ見に行きませんか?6月23日 (日)に Couleur Clarity 1th Anniversary LIVE 〜白紙のラブレター〜っていうライブがあって、チケットまだ抽選で応募できるみたいですよ。(※2024年5月16日時点)


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